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高野山と南紀熊野三山 2泊3日の旅 (那智の滝・那智大社→南紀勝浦 2日目-2)


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 ← 2日目の行程、龍神温泉→熊野本宮→熊野速玉大社→神倉神社からの2日目の続きです。

 新宮の神倉神社を後にして、那智の大滝に向かいました。車で所要時間約40分程度だったと思います。那智の大滝入口のカーブを曲がって土産物屋先の有料駐車場(500円)に車を止めて、歩いて滝に向かいました。滝までは駐車場からゆっくり歩いて徒歩約10分位です。階段を下って行くと、ゴーと滝の音がだんだん大きくなります。
 那智大社まで車で行き、歩いて滝にも行けますが、那智大社から滝までは40分の山道になりますので、現代人は滝の近くに車を止めるほうが懸命です。

日本一の落差である那智の大滝

 那智大滝(なちのおおたき)は一般的に「那智の滝」と言われ、古くから信仰を集めた滝です。落差133mは日本一です。滝じたいが那智大社のご神体となっています。
 滝じたいを見るのは無料ですが、ちょっと先まで入る滝前展望所は有料エリアで確か大人300円だったと思います。滝の水しぶきは延命長寿に御利益があるといわれていますので、時間と料金を惜しまないで行きましょう。
 訪れたのは6月初旬でしたが、滝の周辺は湿気が多く生息に適しているらしく「蚊」が多く飛んでいました。乳幼児を連れている場合は虫除け対策が必要に感じます。昔の方は、よくこんな蚊が多いところで修行されたなと感心してしまいます。

 

那智大社と青岸渡寺

 那智の滝を見て、車に戻り、那智大社の駐車場を目指します。駐車場は滝の駐車場から更に進んだ先で、数分です。300台収容と混雑はしない模様です。
 料金所は那智山スカイラインも兼ねていますので、有料道路の料金所で「駐車か有料道路か」と聞かれます。駐車料金は500円だったような気がします。
 問題はバス終点でもあるこの駐車場から那智大社まで、熊野三山で最長の参道でして、しかもほとんどが階段で470段もの石段を登り普通で徒歩約15分の距離。小生は小さな子供づれだった為、約20分位せっせと登ることになりました。参道の階段沿いには小規模なお土産屋さんが並んでいますが、なんと「那智山郵便局」も階段の途中だと言うのにありました。郵便局はお客さんもなく、すごく暇そうです。ただし、道路は階段なのでゆうパックなどの重たい荷物を運ぶのに大変そうな場所でした。別に車が通れる道があるのでしょうか?不思議です。

 標高約500mにある社殿は、かつては大滝の近くあったらしく、317年(約1700年前)に現在地に遷されたと伝えられています。その後、平重盛が造営奉行となって社殿を整えましたが、戦国時代に織田信長の焼き討ちにあい、のち豊臣秀吉が再興。江戸時代に入って享保年間(1716~1736年)に徳川吉宗が大改修し、昭和10年にも大改修され本殿は国の重要文化財となっています。


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 青岸渡寺は那智大社のすぐ横(徒歩1分)にありますので、是非訪れてください。創建は300年頃(約1700年前)とされています。こちらの本堂も、織田信長の焼き討ちにあったのを豊臣秀吉が1590年に再建した桃山様式の建築で、国の重要文化財に指定されています。
 下記のように三重の塔と那智の滝が一緒に写っている写真を良く見ますが、その写真を撮れるビューポイントもあります。

 

大門坂 (熊野古道)

 そして、那智大社の駐車場より下には木々に囲まれた古道「大門坂」が現存します。本当は数時間程度、紀伊半島に点在する熊野古道を楽しみたいところでしたが、2歳の子供がいるのと2泊3日の旅程の為、ここの大門坂だけを訪れました。
 那智大社に続く大門坂は、全長約500メートル、高低差約100メートルの石畳の道で徒歩25分程度の距離です。
 登るのは現代人にとってキツイので、下るコースで同行の家族に楽しんで頂きました。
 小生はバス終点の駐車場(お寺前駐車場)から、麓の大門坂駐車場まで車を回送することに。同乗者の家族は那智大社駐車場から歩いて大門坂を下って頂きます。坂の両側には古い杉の木などが繁り、歴史を感じる古道です。
 お寺前駐車場のバス停から大門坂ずっ~と下ると、麓のバス通りに出ますので、新しく新設された大門坂茶屋付近の駐車場まで約25分歩いてもらいます。
 時間がない場合には、途中のカーブ(下から2個目のヘアピンカーブ)付近にも車を一時停止できるスペースがありますので、そこで車に拾い、時間を短縮する事もできるかと存じます。
 小生は車で道路を下る途中、そのヘアピンカーブの路側帯に車を止め、数mだけ大門坂を楽しみましたが、それだけでも熊野古道の雰囲気を充分味わえ、大変満足できました。
 車の運転手さん自身も大門坂を完全制覇する場合は、大門坂手前の無料駐車場に車を止めて、路線バスで那智の滝→滝から青岸渡寺へ登り→那智大社→表参道を下り→大門坂と歩くのが効率が良いです。路線バスの時間は予め熊野交通HPで調べておきましょう。

紀伊勝浦温泉

 2日目の宿泊地は、那智の大滝から車で約40分の距離にある紀伊勝浦温泉で予約済です。
 昭和30年代、新婚旅行のメッカとして数多くの旅館が建ち、源泉も100以上ある温泉地です。
 紀伊勝浦には有名な旅館が多いです。少しご紹介します。

 
 勝浦温泉 ホテル中の島

 上記の「ホテル中の島」は、「島」全体がホテルになっており、船に乗ってチェックインする温泉宿です。温泉旅館としては恐らく世界で唯一「島」なのではないでしょうか? 海のすぐ近くにある露天風呂も有名です。

 
 勝浦温泉 ホテル浦島
 
 南紀を代表する「ホテル浦島」は3000名宿泊の大規模旅館で、狼煙半島全体を敷地としていますが、旅館までの道路が無いことからこちらも船でチェックインします。館内の「忘帰洞」「忘帰洞」と言う、海が見える自然の洞口温泉風呂があり、大正時代には、元和歌山藩藩主である徳川頼倫が訪れた名勝地として道路地図にもよく記載されている程です。これらを含めて6箇所の温泉浴場やプールなど、設備も充実しています。

 今回は2歳の子供同伴でしたので、館内の移動を考慮して、浦島と中の島は断念し、「湯快リゾート越之湯」を予約しました。

 
 湯快リゾート 南紀勝浦温泉 越之湯

 ここは土日は数ヶ月先まで常に「満室」と言う人気旅館です。その理由は1泊7500円と言う低料金にあります。土日に宿泊しても、お正月に宿泊しても料金は変わらない7500円(税別)です。
 越之湯はもともと昭和天皇も宿泊した老舗旅館でしたが、2002年に倒産。2005年から現在の会社が営業再開することになり、一部改装し新料金でオープンしています。中の島や浦島のように施設がとてつもなく大きくないので部屋から温泉に入るのも苦にはなりません。
 さて、越之湯の感想です。色々と旅館の前評判を調べましたら、かなり評価が良かったので、期待しすぎていたのか、前泊した龍神温泉の宿が良すぎたのか、ちょっと想像よりも劣りました。でも、それは部屋の状態=使い古されている感じがしただけで、他の温泉設備、食事やその他サービス面に関しては全く問題ないどころか良心的だと強く感じます。
 自動販売機のジュースも120円。ビールも260円、500mlは300円と良心的価格でとても良心的です。(消費税5%時代)
 バイキングの料理でも、いくらのお寿司やマグロの刺身、甘エビ、てんぷらなど食べ放題。幼児用の食器プレートも置いてあります。

 チェックインは部屋の準備ができ次第、翌日の部屋使用は昼12時まで、館内にはチェックアウト後でも、チェックイン前でも自由に館内に滞在することができ、時間を潰すにも温泉だけでなく、マンガがある大広間、卓球なども無料、昼間はカラオケルームも無料と、囲碁・将棋も当然無料と無料サービスは国内最高レベルです。
 それらを考慮しますと、価格と比較した場合、当然かなり高い評価になります。
 ビールがサントリー・モルツだったのも小生にとってはうれしい所でした。

らくだの湯

 ※らくだの湯は2012年に閉鎖されましたが、記録として残しておきます

 宿泊した越之湯最大の特徴とも言って良い「らくだの湯」があります。館内にはありません。温泉まで道がありません。船でしか行けない海辺の秘境温泉です。渡船料金は宿泊者は割引の700円になります。干潮でなければ、旅館より直接船が出ます。干潮の時は歩いて5分くらいの清丸渡船乗り場に集合時間までに移動します。船は漁船のようなタイプで、普段は釣り人を渡したりしている船のようです。雨が降っている場合は傘も必要ですし、海が荒れていると欠航になります。
 小生が宿泊した6月は夕方2本、翌朝2本程度しか船はでていないようです。越之湯チェックインの際に船予約をフロントでして下さい。
 らくだの湯は単純硫黄泉で無色透明。洗い場などは一切ありません。更衣室は男女あり、温泉は裸禁止の混浴です。
 越之湯からは船で5分くらいです。乗船前に湯あみ着(女性は透けない浴衣のようなもので、男性はトランクスパンツ)を無料で貸してくれますので、女性でも安心かと存じます。もちろん、心配な方は水着を持参しても良いです。
 湯船は、熱めと温めの2つの源泉で適温にしたかけ流し100%です。

 

 らくだの岩は観光名所でもありますので、観光船もらくだの岩までやってきて、温泉に浸かりながら、観光船に手を振る状況も発生します。
 約1時間後に渡し船が再び来て、それに乗って帰りますので、賞味45分程度の入浴時間となりますが、ちょうど良い時間です。
 私が訪れた際は波も比較的穏やかで、ほとんどゆれずに渡ることができました。普段はもう少し船ゆれそうです。
 このように船でしか行けない温泉は初めて入る経験でした。とても気分が良いです。普段男女別と温泉で家族一緒にならない2歳の娘や家族とも一緒に入浴でき大変良い思い出になりました。
 なお、らくだの湯には越之湯に宿泊しなくても、日帰り入浴と同じように1500円(湯あみ着付)で往復できます。ただし、朝と夕方しか船は出ませんし、前日か当日1時間前までに予約をした方がベストです。船の運航は清丸渡船が行っていますので、越之湯に宿泊しない場合は、清丸渡船(TEL0735-52-5574)に電話予約します。清丸渡船の船乗り場は車を止めるスペース十分あります。

 ※風光明媚な自然の温泉「らくだの湯」の復活を期待して、このままご紹介記事を残しておきます。
 ※この情報は2006年時点での情報です。

 → 次は最終日、南紀白浜などに続きます

 

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髙田

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旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
日本航空さんに年間20~30回搭乗して日本国内を巡っており、観光地での楽しみ方、お得な過ごし方などを掲載しております。
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