三重・和歌山観光

高野山と南紀熊野三山 2泊3日の旅 (南紀勝浦→白浜→関空 3日目最終日)




 ← 2日目のその2、神倉神社→那智の滝・那智大社→南紀勝浦からの続きです

 3日目最終日は、南紀勝浦→白浜→関空です。

 朝9時頃、南紀勝浦を出発し、大地を車で走ってから潮岬を目指し海岸線を走行します。梅雨に入る最後の晴天のようで、海がとてもキレイに見えます。

橋杭岩

 しばらく走って、串本が近づくと「橋杭岩」(はしくいいわ)が見えてきます。海岸から大島に向かって約850m一直線に渡って大小40余りの奇岩が林立しており、国の名勝・天然記念物に指定されています。
 南紀勝浦方面からの場合、橋杭岩を通過したあと国道沿いに無料駐車場がありましたので、止めて写真を撮りました。

 hashikui

潮岬

 その後、潮岬に行きました。灯台の有料駐車場に車を止めて5分位歩くと潮岬灯台です。潮岬灯台は江戸時代にアメリカとの条約で国内8箇所に設置した灯台の1つで、歴史があります。入場料は大人150円です。灯台の展望台に登ることができます。
 海は交通の要所の為、左から右からと大小の船舶が航行しているのが見えます。
 潮岬を出発し、白浜へ向かいます。途中、道の駅でトイレ休憩しました。
 勝浦から白浜までは、所要約2時間30分といったところです。渋滞はありませんが、道路工事や観光バスにあたると少し遅くなるかも知れません。


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三段壁

 南紀白浜でオススメなのは三段壁です。海にそびえる高さ50~60mの絶壁になっています。三段壁駐車場から3分程歩くと三段壁に着きます。階段などはありませんので、お年寄りでも観光できます。

 sandan

 三段壁には「洞窟」があり、洞窟に行けるエレベーターは大人1200円です。少し高いと思いましたが、ここまで来たのだから乗りましたら、行った甲斐はありました。
 三段壁の展望台近くの建物からエレベーターに乗り、36m下の洞窟まで下がります。
 洞窟内は 昔はスズを掘っていた言う坑道も歩き1周できるようになっていて、約200m歩きます。起伏はほとんどありませんので、こちらもお年寄りでも大丈夫です。
 また、洞窟内には温泉が染み出ていて、飲めるようになっていますので、驚きです。
 有名な熊野水軍も舟隠しとして使っていた海が見える洞窟には大きな波が荒々しく「ザブン」と大きな音をたてて砕けています。自然の驚異を体験でき、その光景は、ユニバーサルスタジオの洪水よりも迫力ありますよ。
 ただ、激しい波が絶えず洞窟の岩にぶつかるような大変危険な場所でして、船を隠すのに適していたのか? いささか疑問に感じます。波で船が岩にぶつかり壊れてしまいます。もともと平家寄りだったものの壇ノ浦では源氏に味方した熊野水軍は200隻を誇っていたと言いますので、その規模からしても洞窟は大変狭すぎますので、全部の船を隠すのにも向きません。仮に一部だけの船を隠してもあまり意味がないように感じました。
 案内には「番所」でもあったと記載されていますが、番所にするなら三段壁のてっぺんに設けたほうが、遠くの海まで見張ることができますし、それもいささが疑問です。
 もっとも戦国時代と異なり、昔の水軍の一部は「海賊行為」もしていたと考えられますので、波が激しく船が着岸しにくいこの洞窟は1500年以上前に海賊が宝物などを隠すのに絶好の場所として使っていたと考えるのが自然だと存じます。

 その後、近くの千畳敷に行きました。駐車場は無料です。土日は多少混雑します。
 時間がありませんでしたので、車を止めてちょっと見ただけで出発しました。
 ※今回は昼食時間の関係で、実際には次に紹介するいただき亭・とれとれの湯に行ってからこの三段壁・千畳敷へと実際には移動しています。

いただき亭・カタタの湯

 食事ができるいただき亭と日帰り温泉施設のカタタの湯が併設されている、蟹田漁業組合が運営するとれとれ市場の近くにある施設で、昼食と入浴の為寄りました。
 食事は新鮮な海の食べ物やお寿司などを中心としていますが、お子様カレーなどもあり、家族で食事できますし、厨房にも従業員さんが多いので、この手の料理の割には注文してから早く料理が出てきました。
 カタタの湯は大人550円。小さめなロビーがあるだけで、休憩室などはありません。龍神温泉と同じ純重層泉で比較的つるつるになる温泉でしたが、お湯はカルキ臭がしました。お湯の安全の為やむを得ませんが、泉質は良いだけにちょっと残念ですが、白浜の湯も楽しめました。
 時間があれば海上釣堀もありますので、色々と楽しむことができます。

 ここから関西空港までは、休憩なしで所要約2時間です。
 余談ですが、いただき亭の敷地内には「ガーデンハウス」と言う宿泊できる「トレーラーハウス」があります。
 トレーラーハウスは固定されていタイプ。要するに大変高価なトレーラーを持っていなくても、トレーラーハウスに泊まれる体験ができると言う訳です。
 2名~最大7名まで対応。エアコンも完備しています。バーベキューもできますが、食事はいただき亭を利用したり、温泉はカタタの湯でよいですね。

 ※この情報は2006年時点での情報です。

総評

 高野山と南紀・熊野三山の旅、話が長くなってしまいましたが、もう少しお付き合い下さいますと幸いです。
 熊野は京都や奈良とまた違って、日本の原点のような自然信仰からきた歴史を感じました。関東にも歴史ある観光名所がいくつかありますが、やはり「歴史」の点で負けています。近畿には勝てません。その為、何度か京都・奈良に来ている小生でしたが、修学旅行でも、家族旅行でも、日本人として1度は京都・奈良や近畿の観光地は訪れるべきだと、熊野に来て初めて感じました。
 事故もなく、行程も比較的スムーズに消化できましたが、紀伊半島は半島と呼ぶには大きすぎます。特に房総半島や伊豆半島に慣れてしまっている東京周辺の方々要注意です。レンタカーで回る場合、十分に所要時間を計算しないと、レンタカー返却時間までに返せないと言うことになりかねません。
 特に伊勢から白浜の間は、道路もカーブが多く、鉄道でもスピードが出せない為、車でも鉄道でも距離の割には時間が掛かります。ところどころに「ミニ新幹線を!」と言う看板がありましたが、ミニ新幹線が運行されても、カーブが多いクネクネした線路では、スピードも対して出せず、根本的な解決にはなりません。小生は、交通量が少ない地方に高速は必要ないと言う考えの持ち主ですが、南紀の観光客誘致には、山をトンネルで貫いて、まっすぐな高速道路を作るしかないと感じるほどでした。
 気になる旅行費用ですが、飛行機も安い運賃を使い、旅館も安い所でしたので、レンタカーを使っても、2泊3日で金額的には1人7万円程度でした。
 神社などの観光地を限られた時間や日数でご旅行される場合は「お祭り」の日に重ならないよう注意することが必要です。道路が大変混雑し予定通り行程が進みません。事前に神社などのHPでお祭りやイベント日程を確認しましょう。
 もちろん、お祭り目当てで訪れる場合は、現地を通過ではなく、現地に1泊するくらいの余裕を持った行程で早めに宿泊(旅館など)を予約しましょう。
 なお、この南紀の旅の情報は、2006年6月時点での情報です。その後、状況により変わってしまっている箇所も多々あると存じますので、最新情報をご確認の上、ご参照賜りますと幸いです。
 ご高覧賜りまして、誠にありがとうございました。

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橋杭岩 弘法大師伝説を生んだ大小40の奇岩群

 

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髙田

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旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
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  1. 2015年 6月 20日

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