浄蓮の滝(じょうれんのたき)は、静岡県伊豆市湯ヶ島にある天城山・狩野川水系本谷川の滝で、湯ヶ島温泉から2キロほど上流にあります。
滝をつくる岩盤には見事な柱状節理が露出しており、溶岩流によって作られたことがわかります。
約1万7000年前に噴火でできた伊豆・鉢窪山(はちくぼやま、標高674m)から溶岩が流出してなだらかな台地を作りました。
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その台地の上には、現在、浄蓮の滝観光センターなどのドライブインや無料駐車場があります。
溶岩流が本谷川に流れこんで、落差ができたのが浄蓮の滝と言う事ですね。
名前の由来としては、昔、滝の近くに「浄蓮寺」があったことから「浄蓮の滝」と呼ばれたとされています。
浄蓮の滝の落差は25m、幅7m、水量が結構あり、迫力満点でした。
ユネスコの伊豆半島ジオパークにも認定されています。
滝壺の深さは15mもあるそうです。
滝の玄武岩には、天然記念物・ハイコモチシダが群生しており、マイナスイオンもたっぷりです。
もともと日が当たりに行く地形でもあるため、夏場でもヒンヤリしています。
渓流沿いには天城名物「わさび田」が続いており、売店ではわさびのお土産物もありました。
石川さゆりさんの名曲「天城越え」でも、歌詞に浄蓮の滝が出て来る有名な観光スポットになっています。
より、様子が分かりやすい4K動画も撮影してみましたので、よければご覧ください。
交通アクセス・行き方ですが、伊豆箱根鉄道・修善寺駅から、東海バス4番乗り場より、所要33分、浄蓮の滝バス停下車して徒歩5分です。
国道414号線沿いにある浄蓮の滝・無料駐車場は伊豆市の管理で、24時間駐車可能、トイレもあります。
駐車場から階段を下りて行くこと5分で、滝つぼの展望所に到着できます。
見学は無料で、24時間可能です。
途中、有料案内の看板がありますが、お金が必要なのは「釣りをする場合」に限られますので、ご安心ください。
釣り竿レンタルもありますので、アユなどの釣りを楽しむことも可能です。
帰り道は約200段の階段を登って行くことになりますので、足腰の弱い高齢者はキツイと存じます。
できればエスカレーターなどが欲しいところです。
見学所要時間は30分ほどになります。
下記は「伊豆の踊子の像」です。
駐車場の脇に、大きな「浄蓮の滝観光センター」があり、お土産物などだけでなく、しっかりとした食事も取れます。
ただし、レストランはランチタイムだけで、夕食時は閉店しています。
なお、食堂にて定食などの食事を注文すると「生わさび」が食べ放題だとか・・。
定食のご飯を使って「わさび飯」も良いでしょう。
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只今、駐車場脇の高所から浄蓮の滝を望める「展望台」を作っていましたので、階段なく高いところから見学も可能になるなど、観光の幅は広がりそうです。
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