子供用(小学生)のパスモ(PASMO)を大人用に切り替え(切替・変更)した際の実録として残しておきます。
PASMO(パスモ)は、交通乗車ICカードとして、首都圏・関東の私鉄事業者や路線バスを中心に導入されている交通系ICカードです。
ただし、JR東日本のSuicaを初め、Kitaca・TOICA・manaca・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimoca・はやかけんなどと相互利用もでき、電車・バスに乗る方にはもう欠かせないICカードと言えるでしょう。
我が家は、JR東日本の沿線に住んでおりますが、子供も含めて家族の交通乗車カードは私鉄系の「PASMO」を使用しています。
前置きが長くなりましたが、子供が中学生になりましたので、子供用PASMO(パスモ)を大人用(中学生から)に変更手続き致しました。
子供用から大人用に変更手続きがなされていないと、4月1日からそのカードで電車・バスに乗れません。(無効・変更が必要と改札にて表示されます)
ちなみに、3月31日までは小学生(子供)ですので、小学生のうちには手続きができません。
すなわち、4月1日から大人用への切り替え・変更が可能となります。
電車に乗車する前に「変更」しておかないと、自動改札を通れません。
何か電車に乗る時に慌てたり、乗り遅れたりしたくもないので、乗る用事は無かったのですが、切り替え手続きだけして参りました。
その時の切り替え方法や必要書類などの情報を下記に掲載しておきます。
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駅のきっぷ券売機で自動変更できる場合がある
PASMO(パスモ)は駅の「きっぷ売場」にある最新型の券売機にて「自動」で大人用に切り替える事ができる場合があります。
場合があると明記させて頂いておりますが、ちょっと古い券売機(券売機メーカーによる?)だと対応していない事があるようです。
具体的には、切り替え対応していない券売機ですと「このカードは使えません」と表示されてしまいます。
切替対応している券売機に入れると「大人用に変更しますか?」と言うメッセージが表示されて「はい」を選択するだけで、数十秒待つとカード表面の印字が変わって、出てきます。
もちろん、子供用から大人用に切り替える事で、既にチャージされている金額分はそのまま引き継がれますので、その点は安心です。
まずはJR東日本の駅に行って見た
と言う事で、我が家から最寄りであるJR東日本線の駅にまず行って見ました。
JRの券売機に子供用パスモを差し見ましたが「このカードはご利用できません」との表示で会えなく却下されました。
要するに、子供用のスイカなど交通系ICカードは、4月1日から中学生の場合、改札を通る事ができなくなります。
もっとも、JRはパスモの事業者ではないので、PASMOの切り替えは対応していません。
京王線の駅に行ってみた
次に、東京の大手私鉄である京王電鉄の駅に行ってみました。
この駅では期待していたのですが、なんだかちょっと汚れて古そうな券売機しかありません。
嫌な予感が的中して「このカードは使えません」となり、あえなく脱落。
※たまたま訪問した駅だけが未対応だったのかも知れませんので、京王線の駅すべての券売機が未対応とは限りませんので、念の為記載しておきます。
小田急線の駅に行ってみた
と言う事で、最初から行こうと思っておりました小田急電鉄の駅に行ってみました。
小田急の券売機は、だいたいどこの駅も最新型だと思いましたが、京王でダメでしたの不安もよぎります。
しかし、今度はうまく行きました。
「大人用に切り替えますか?」と表示され「はい」「いいえ」の「はい」を押すと、数秒で「小」の文字が消されたカードが戻ってきました。
下記がその「小」の文字が消えたカードですが、ご覧の通り、若干「残像」があります。
駅の窓口でも変更できる
ちなみに、今回は上記のように券売機での自動変更に拘ってみましたが、パスモの事業者である私鉄の有人駅に行けば、窓口で切り替えができます。
ただし、窓口で変更手続きする場合には、大人になったと言う年齢確認として「保険証」などの提示が必要との説明がありますので、子供の保険証などを忘れずに持参してください。
すぐに乗車したい時など、切符売り場の窓口(定期券売り場など)が混雑している場合には、駅の改札の「有人改札」でも変更手続きができる場合が多いようです。
ただし、実践した訳ではないので、有人改札にて変更できなかった時はご勘弁願います。
追伸
最後に追伸として記載させて頂きますが「記名式カード」(名前が印字されているカード)の場合には、カード裏面の「番号」をどうぞ控えて、保管なさっておいてください。
万が一、カードを落としたり紛失したりした場合に、500円の発行手数料だけで「再発行」が可能です。
再発行すれば、それまで貯まっていたカード残高やバスポイントなども引き継がれます。
中学生になったとはいえ、まだ未成年ですし、カードを落とす事は充分に考えられますので、是非、カード番号をメモして保存しておくことをお勧め申し上げます。
※記名されていないカードは紛失しても再発行できません。
実際、我が家では、中学生の子供が、PASMOを手に持って、駅の近くを歩いていたら、そのカードを「盗まれ」ました。
PASMOの番号を控えていましたので、盗まれてから1時間以内に、カードを止めて(再発行)したり、警察に届け出しました。
数日後、約30kmも離れた、遠くの駅の近くで発見されたと、警察から連絡を受けています。
このような犯罪でカードを失う事もありますので、記名式カードの場合、カード裏面の番号を控えておきましょう。
以上、交通系ICカードの小学生から中学生になった際の切り替え方法でした。
ご覧頂きまして、ありがとうございました。
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春になりますと、この記事をご覧頂く方が多くなります。
中学生になられる皆様と保護者様、おめでとうございます。
実りある学校生活とご成長をお祈り申し上げます。
新型コロナの影響が危惧されます。
券売機のタッチパネルに触ったあとには、必ず、手を石鹸で洗いたいところです。
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