伊豆高原の大室山は約4000年前に噴火した火山で、標高は580m。国の天然記念物に指定されています。
大室山の頂上はすり鉢のように窪んでいて深さ70m、直径300m、周囲1,000mの大きな噴火口があり、稜線は俗に「お鉢めぐり」という1周20分のハイキングコースになっています。
歩いての登山は禁止の山で「リフト」に乗って山頂まで往復します。
火口には水は溜まって無く、芝生になっていて、なんと火山で「アーチェリー」ができてしまいます。
実際問題、大室山は「伊豆東部火山群」を代表し、日本におけるスコリア丘の典型例で、大室山が噴火した際の溶岩流が、城ヶ崎海岸をつくりました。
伊豆のマグマは、1度噴火した火口から、また噴火する可能性は基本的には低く、もし噴火するとしたら、海・陸、どこで、いつ噴火するのかは予知は困難です。
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1989年の伊豆半島東方沖で起きた群発地震の際に、伊東市の東方沖わずか3kmの海底で有史以来の噴火で、その前の噴火は約2700年前でした。
大室山じたいには観測機器は設置されていませんが、伊東市内などで気象庁は観測し「伊豆東部火山群」の火山活動の監視・観測を行っています。
山頂でもトイレやジュースの販売や簡単な土産物店、そして軽い軽食も取れますが、麓の方が食事・お土産など充実しています。
大室山リフトは、小型犬であれば、抱っこしてリフトに乗車することができます。
うちの犬は、リフトで下っている際、高所なのが気になったのか? 怖かったようで、悲しい声を出して泣きましたが・・。
アニメ・ゆるキャン△でも、志摩リン・なでしこ・恵那・千明・あおい・鳥羽先生・あかりと、伊東で酒店を営む飯田さんの娘と、チョコという名の犬と共に大室山を訪れるシーンが印象的です。
駐車場は無料で約300台。ただし、第1駐車場はそんなに広くはないので、第4まで道路沿いにあります。
下記のポイント地点の駐車場がお勧めです。
基本的には年中無休ですが、リフトの定期点検や、風速18m/sが5秒以上継続で、運転中止もありますので、風が強い日などには事前に運転状況を確認するなどすると良いです。
晴れていれば、こんな富士山も見えてしまいますよ。
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