伊豆観光

ヒリゾ浜~熱帯魚もいるキレイな海【伊豆半島の最南端/中木】船でしか行けない秘境で海水浴?


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伊豆半島の最南端にある「ヒリゾ浜」と言う綺麗な海水浴場と言うか、シュノーケリングのスポットに行って参りました。

水族館で見るようなカラフルな熱帯魚(ソラスズメダイ、チョウチョウウオ、ツノダシなど)が泳いでいる海水浴場が「ヒリゾ浜」です。

ヒリゾ浜、朝一番

沖縄まで行かなくても、関東からこんなに近いところで、シュノーケリングができるなんて本当にステキですよね。
下記はパノラマ写真です。

ヒリゾ浜のパノラマ写真

ヒリゾ浜の場所は下記の地図ポイント地点です。

ヒゾリ浜へ繋がる道はありません。
背後は絶壁ですので、歩いてはいけないところで、いわゆる「秘境」です。

中木漁港

その為、行き方は、下田の「中木漁港」を目指します。
上記写真は中木です。

中木の駐車場

漁港にはきちんと有料駐車場があり、その中木の漁港から「渡し舟」で行く事になります。
漁業組合で「船」を出しています。
運航本数も「随時」といった感じで、渡し舟は10分置き位に出ていますので、便利です。

ヒリゾ浜への乗船場

上記写真は列をなしていますが、朝8時30分の運航開始を待つ列です。
ただし、ヒリゾ浜は「浜」と言っても砂浜では無く、丸い石がゴロゴロしている浜です。
また、監視員さんなどはいますが、売店・トイレはありません。
トイレは漁港にありますので、ビーチからは渡船で戻ってトイレに行く方式となります。

中木のトイレ

なお、渡船のチケットは1日乗車券のようになってますので、何回乗って良い方式ですのでご安心を。
漁港の食堂に昼食を食べに行くのも、船で行けます。


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駐車料金は混雑する日程(夏休み期間)だけ取られる場合があります。
1日(日帰り)1000円で、車中泊は2000円です。お盆は大混雑しますので、朝6時で満車と言う事も。
そのような時はお昼以降に再訪してみると、帰る車が出始めますので、止めやすくなります。
なお、下田駅からタクシーだと7000円くらい掛かります。

中木渡船情報

例年ですと7月第1週土曜日~9月最終日曜日までの運航期間となります。
料金は1日中学生から1500円、4才~小学生は500円です。
トイレ脇にあるテントで乗船券は購入します。(船では買えませんので、事前に購入を。)

中木渡船

受付は朝8:00からで、一番船の出航は8:30から。そのあとは随時出航で5~10分置きに出てます。最終は16:30です。
中木漁港からヒリゾ浜までの乗船時間は約5分で、海風がとても気持ちいいです。
ただ、結構、船はスピード出ますので、帽子など飛ばされないように気を付けて下さい。

上記はヒリゾ浜への渡船乗船時の動画です。

なお、天気が良くても風が強い場合や波が高いなどの理由で「欠航」になることが多々あります。
理由は伊豆半島の最南端ですので「波」が高いと出航できません。
例えば、太平洋で台風が発生しているときは、まだ台風が遠くても波が高い事があり、そうなると何日も長期欠航と言う場合もあります。
当日の運航状況は下記のTwitter-IDをフォローしておくと最新情報が入ります。

@NakagiKat

あと、Facebookでの毎日情報もあります。

海水浴に適した水温

ヒリゾ浜の渡船さんの情報では、毎日「水温」も公開して頂いております。
海水温が最も高くなるのは8月後半~9月で、7月下旬はまだ上昇途中と言う事ですが、海水浴に適した水温は下記を目安にしてください。

競泳用プールは25度、一般的なプールは28度、フィットネスクラブのプールは30度。
ちなみに文部科学省のプール授業基準としては水温22℃以上で、気温+水温が50℃以上になることを基準にしているところが多いです。

ヒリゾ浜のキレイな海水と透明度

水温24度~25度の場合、水着だと最初だけちょっと「冷たい」と感じますが、入っているうちに気持ち良くなる感じですかね。
水温が低い場合には、ヒリゾ浜でも「ウエットスーツ」があると良いのですが、25度でウエットスーツだと、ちょっと「熱い」かな?

どんなところかは写真だけでは分かりにくいので、動画も撮影しておきました。

ヒリゾ浜へ行くときあると便利な持ち物

数時間以上など、長時間ヒリゾ浜に滞在するのであれば、下記の持ち物があると良いです。

アクアシューズ・マリンシューズ(石など岩場の浜なので)
シュノーケリング一式(水中眼鏡+シュノーケル)
フィン(水流があるので)
シュノーケリングベスト(安全への投資は怠らないように)
水温が低い時期はウエットスーツ
ラッシュガード長袖(クラゲが心配な方は、ラッシュガードのズボンも)
軍手(岩などを掴む際のケガ防止)
タオル・バスタオル
クーラーボックス
ドーム型簡易テント
レジャーシート
UVクリーム
ワセリン(クラゲ刺され防止)
※7月でもクラゲに刺されることもあります

港では売店などが何軒か営業していまして、オニギリだとかジュース、浮き輪類なども購入できます。
また、数には限りがあるようですが、ライフジャケットやシュノーケリングセットの「レンタル」もあります。
ウェットスーツを着ない場合「ライフジャケット」や「シュノーケリングベスト」があると、シュノーケリングも長い時間海面に漂う事ができて、キレイな海の中をずっと見ていることができます。

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通販での購入時にはサイズなどご注意願います。

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浮き輪を持参した場合には、乗船券売場の近くで「電動空気入れ」も無料で用意されています。ただし、空気の入れすぎにはご注意を。

帰りの着替えなど

アクアシューズやサンダルには「砂」が入ってしまっています。
その砂は、港の乗船券売場の前に「足洗い用」の水がありますので、そこで砂を流しました。
そして、私の場合はコインシャワー300円を利用しつつ、その個室にて着替えました。

ヒリゾ浜への中木港「駐車場」へのアクセス・行き方は下記の地図の場所を目安にしてください。
※地図の縮尺を変えてご覧ください。
満車の時には第4駐車場・第5駐車場に誘導されますが、そうなると港まで歩いて5分くらい掛かります。
前述の通り8月の土日やお盆は朝6時の時点で全部満車になる事もあります。
お気をつけてお出かけ願います。

ここより下は写真集も兼ねて、訪問した7月下旬平日の時の模様を掲載させて頂きます。

船で行く南伊豆の海水浴・ヒリゾ浜

朝8時頃に南伊豆の中木の到着しました。
厚木ICから約3時間30分といったところでしたが、早朝で道がすいていたのはあります。
土日祝などは渋滞も発生しますので、到着時間は読めなくなります。

伊豆ヒリゾ浜

中木から船に約5分乗ってヒリゾ浜に到着です。
ビーチは丸い石がゴツゴツした状態で、波打ち際だけは細かい砂になっています。
なお、ビーチの乾燥している部分はに「フナ虫」がいましたが、想像していたよりは少なくて安心しました。

ヒリゾ浜

前日まで海水は濁っていたようですが、今日は昨日よりは透明度が良いとの事です。
でも、最高ではないらしく、もっとキレイな時があるようです。
台風も発生しましたし、まぁ、欠航にならず来れただけでも良かったと納得しています。

伊豆ヒリゾ浜にてシュノーケリング

これはiPhoneを防水カバーに入れて、水中からうちの子を撮影した写真です。
シュノーケル最高ですよ。
熱帯魚をたくさん見れたと話していました。あと、ウツボも。

ヒリゾ浜の水中撮影

私は波打ち際にいたので、残念ながら泳いでいる魚の写真は今回撮影できませんでしたが、海水は本当に透明度があります。
もう少し沖に行きますと、サンゴの群生も見れるそうです。

ヒリゾ浜のビーチ状況

ちょっと逆光ですが、ビーチの写真です。
平日なのにたくさんの方が訪れていました。

ヒリゾ浜

岩場もあって楽しそうです。

ヒリゾ浜

この先に行くと深い所になっていて、サンゴ礁などもシュノーケリングで見る事ができます。

ヒリゾ浜の水中撮影

魚は撮れていませんが、水中の様子です。
実際にはもっと透明度があります。

伊豆・ヒリゾ浜

あの岩山の向こう側はもう太平洋の外洋です。
その為、沖には救助船と言うか、監視船もプカプカ浮いていまして、万が一流された人がいると救助してくれます。

キレイな海水浴場「ヒリゾ浜」伊豆

波もあるときはありますので、小学生以上からがお勧めですかね?
幼稚園児まででしたら、もっと波の穏やかな伊豆の海水浴場が良いかと存じます。

ヒリゾ浜

とにかく、アクアシューズとライフジャケット・フィンはあった方が安全です。
流れがありますので、フィンがないと推力不足で戻れない時があります。

ヒリゾ浜のシュノーケル

沖縄の西表島ではシュノーケリングしたことありますが、それに匹敵するくらいの良い海が、伊豆にもあるのです。
近いですし、安上がりで楽しめます。

石廊崎のヒリゾ浜でシュノーケリング

伊豆急など電車でお越しの場合には、下田駅からは遠くてタクシーも6000円以上らしいので、下田でシュノーケリングのツアーに参加した方が早いと言う話もあるようです。

南伊豆の海

下記の3枚は帰りの船上から撮影。
まさに伊豆のジオパークですね。

中木からヒリゾ浜

南伊豆の海

ヒリゾ浜への渡し舟

以上、南伊豆のヒリゾ浜でした。

安全にスノーケルしよう

ヒリゾ浜では死亡事故は発生していませんが、日本全国ではシュノーケル中の事故が多発しています。
例えば2015年は日本全国で約25名が、シュノーケル中に命を落としています。(うち約15名は沖縄)
そのほとんどが「救命胴衣」「シュノーケリングベスト」を付けていない時の事故です。
泳ぎが得意な方でも、ヒリゾ浜のように外洋では「潮の流れ」があり、流されてしまう事があるのです。
実際にヒリゾ浜でも流されてしまう事があります。そのため、ヒリゾ浜では沖合に救助船が待機しています。


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流されると、やがて体力の限界となってしまいます。すぐに救助されなかった場合、救命胴衣を着ていないと、どのようになるかは想像がつくと思います。
ベストを着ていると潜れませんが、そこはグッと我慢して、安全第一で水面にてシュノーケルを楽しむことをお勧め致します。
また、救命胴衣をしていても、防水パックにスマホなどを入れて、通信手段を確保しておくと良いでしょう。
そして、お子様の命を守れるかは、保護者の心掛け次第です。
子供たちには絶対に常時、救命胴衣やシュノーケリングベストをつけさせましょう。
暑いから脱いでいいよはダメです。

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安全に充分に気を付けながら、ヒゾリ浜もお楽しみ頂ければと存じます。

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髙田

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最後までご高覧賜りまして、誠にありがとうございます。
旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
日本航空さんに年間10~30回搭乗して日本国内を巡っており、観光地での楽しみ方、お得な過ごし方などを掲載しております。
国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級、温泉ソムリエ、普通救命修了。
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