天神島(てんじんじま)は、神奈川県横須賀市佐島にある周囲1kmほどの平坦に島になります。
夏に花が咲く南方系海浜植物ハマオモト(ハマユウ)の分布北限であり、景勝地でもあることから神奈川県の天然記念物及び名勝に指定されています。
本州側の三浦半島から突き出た島ではありますが、その本州と天神島の「境目」は、農業用水路のように狭い水路があるだけです。
そのため、実際に訪問してみますと、橋を渡ったという感覚も乏しく、陸続きのように感じます。
この付近の相模湾は、付近に大きな川などが無いので、海水はとても透き通っています。
磯では小さなカニ、小魚などを観察することができます。
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天神島の駐車場(約15台)は、佐島マリーナを目指して進み、その佐島マリーナのすぐ手前にある「天神島ビジターセンター」の無料駐車場を利用可能です。
ただし、無料の駐車場ではありますが、三浦半島の自然が詰まった天神島(天神島臨海自然教育園)の利用方法の説明を受けるため「駐車整理券」の手続きが現地で必要です。
クルマを止めましたら、天神島ビジターセンターの建物内の窓口にて、駐車手続きをお願いします。
※天神島ビジターセンターの係員さんのほうから、車まで来てくれることもあります。
手続きと言っても、散策する場合の注意点を聞いて、受け取った駐車表示を、クルマのダッシュボードに掲示し、帰る時には返却に向かえばよいだけです。
ちなみに、基本的には、天神島の自然保護(植生保護)を求められることになります。
海水浴はもちろん禁止、勝手に何か持ち帰ったりしてはダメ、犬(ペット)は禁止といったところです。
もちろん、ビジターセンター内の展示も見学できます。
天神島の散策だけでしたら、約20分ほどの観光所要時間となります。
足元が砂や岩ですので、スニーカーなど滑りにくい靴が良いでしょう。
夏場は日焼け止め・熱中症対策を。
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天神島への交通アクセス・行き方ですが、JR横須賀線の逗子駅、または、京急線の新逗子駅より、京急バス「佐島マリーナ入口」行き(系統番号:逗7または逗71)にて、終点の佐島マリーナバス停下車して、徒歩5分となります。
自動車の場合の駐車場入口は、当方のオリジナル地図にてポイントしておきます。
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