← 1-1 新幹線で京都へ からの続きです。
今回の京都旅行では、鞍馬寺から貴船神社へのハイキング(山越え)をメインとしていた為、初日の最初に予定として組んでみました。
京都駅から鞍馬寺に向かうには、まずは叡山電鉄(叡電)の出町柳駅(でまちやなぎ)を目指す必要があります。
出町柳へは京阪で行くルートもありますが、京都駅からだとJR奈良線で1駅の東福寺駅に行って乗換と、ちょっと不便ですし、京阪は地下鉄状態となります。
せっかく東京から京都にやってきた訳ですので、京の街並みや鴨川の風景も見たいので、あえて「バス」にて出町柳を目指しました。
京都駅のバス乗り場「C3」からの京都バス 17系統 大原行きに乗車。
土曜ダイヤで、京都駅 朝9:22発 ・ 出町柳着 10:00 でした。
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出町柳から叡電で鞍馬へ
今回、昼食は、行程の時間的に鞍馬の山中になりそうでしたので、出町柳駅の右脇の方にある「オニギリ屋さん」と「セブンイレブン」にて、昼食を買い込みました。
家族が買っている間に、私は、駅にて「鞍馬・貴船散策チケット」(大人1700円)を購入。
この散策チケットは、鞍馬までの往復乗車券と貴船口~鞍馬の乗り降り自由、鞍馬寺の入山料(200円)、くらま温泉の入浴料が含まれているお得なセット券です。
ただし、子供券は発売されていないので、子供は叡電1日乗車券を購入。
昼食を購入する家族と別行動で、切符を買っていてよかったです。
ちょうど、叡電の展望列車「きらら号」(普通・自由席のみ)のダイヤに合いまして、ホームに早めに並べたので、座席に座る事ができました。
もし、自分も昼食を買うのに付き合って、その後に切符購入と言うパターンでは、早くホームに入れずに、座る事はできなかったと言う混雑具合でした。
出町柳 10:15発 ・ 鞍馬 10:45着
鞍馬寺には終点の鞍馬駅で降りて行きます。
貴船神社側からでも散策して鞍馬寺に行く事ができますが、鞍馬側はケーブルカーもあり、登るのが便利なので、鞍馬から貴船を目指します。
整備はされておりますが、約2時間のちょっとしたハイキングコースですので、装備には注意が必要です。
ハイヒールの靴や、サンダルはちょっと困難ですよ。靴は最低でも運動靴、できればトレッキングシューズがお勧めです。
女性はスカートでは無く、長ズボンが良いです。
私の場合には、トレッキングシューズと、山登り用のストック(トレッキングポール)を持参しました。ストックを使用している方は、比較的多かったです。特に下り坂で疲労軽減できます。
鞍馬の駅から、鞍馬寺の入口はすぐです。入山料は大人200円。(今回は散策パスにて料金含む) 小学生・中学生は無料。
ちょっと階段を登ると、鞍馬寺が直営しているケーブルカー(鞍馬山鋼索鉄道)があります。片道100円(寄付金として)です。子供も100円必要です。毎時4本運行されておりますが、混雑時は臨時便を出すようです。
歩きで登るとプラス20分必要です。
なお、ケーブルカーを利用すると、由岐神社は経由できませんので、由岐神社にも行きたいと言う場合には、先に由岐神社を見て、戻ってケーブルカーがお勧めです。
鞍馬寺の本殿近くにあるベンチにて、出町柳で買っていた昼食を取りました。そして、奥の院方面に進みます。道なりに進めば良いので、貴船まで迷う事はありません。
本殿まで行って、鞍馬駅に戻るのであれば、必要な観光所有時間は約40分といったところです。鞍馬駅から貴船までのハイキングは片道2時間。
途中「霊宝殿」(有料の宝仏殿)にも寄りました。
上記写真は「牛若丸 息つきの水」です。牛若丸が東光坊から奥の院へ兵法の修行に通う途中、この清水を汲んで喉の渇きを潤したと伝えられています。今でもコンコンと冷たい水が湧き出ています。ピロリ菌に感染したくないので、飲みませんが・・。
上記写真は「木の根道」です。源義経(牛若丸・遮那王)が跳躍の練習をしたという言い伝えがあります。
この地点までは登り坂でしたが、ここから貴船まではほぼ下り坂となります。
牛若丸(源義経公)が16歳のとき、奥州平泉の藤原秀衡のもとに下る際に名残りを惜しんで背比べをしたと伝わる石。標高485m。
上記写真は「不動堂」ですね。付近には湧水もありました。謡曲の鞍馬天狗が牛若丸と出会ったとされる場所です。
不動堂のすぐ近くに、義経堂もありました。義経公を遮那王尊として祀っています。
上記は、鞍馬の奥の院「魔王殿」です。昼の12:15に到着しました。650万年前に金星から舞い降りた魔王尊を祀っています。是非、社の奥を見てお参りしてください。
魔王殿にもベンチがありますので、ここでお弁当を食べる事も可能です。
魔王電から貴船(鞍馬の西門)は、ひたすら下りで約15分の距離。
鞍馬のハイキングは、それなりの装備で。サンダルやスカートはダメですよ。念の為、雨具の用意も。
前日が雨だった場合などには、ぬかるみなどにもご注意を。
蚊が出る季節には、虫除け対策も。
・1-3 貴船神社に続きます。
・3分でわかる「源義経」の偉業と悲運
・源義経とは~腰越状と腰越の満福寺や首塚・白旗神社や平泉義経堂も
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