三日月村(みかづき-むら)は、群馬県太田市藪塚温泉にある江戸時代さながらのテーマパークです。
笹沢佐保の小説に登場する人物である「木枯紋次郎」のふるさとという想定により、時代考証ね行い江戸時代の宿場や農村風景、旅籠、名主宅、地蔵堂、峠の掛け茶屋などを再現しました。
木枯らし紋次郎は、1971年に主役・中村敦夫さんによりテレビでも放送されたヒット時代劇です。
菅原文太さんの主演で映画にもなりました。
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上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれた紋次郎のふる里として、三日月村の園内には、神社や居付茶屋、水車小屋など江戸時代そのままの情景が再現されています。
昔懐かしい「おもちゃ」やお土産を商っている荒物屋、つゆ自慢のそば処などが軒を連ね、まさに江戸時代にいるような雰囲気となっていました。
木枯らし紋次郎の記念館(かかわりーな)では、笹沢左保の著作などが展示されており、入園料だけで見学可能です。
なお、園内での買い物・飲食類は、すべて三日月村専用通貨である「文銭」(天保通宝・寛永通宝)で支払う必要があります。
現代の通貨や電子マネーは通用しません。
入園口の窓口で、日本円を「文銭」に交換(両替)してもらいましょう。
100円=1文銭になります。
文銭が余っても、帰りに日本円に戻してもらえますので、最初、少し多めに交換しておいても、損することはありません。
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そば・うどんなどの食事も園内で取ることができます。
ジュースを買うにしても、文銭が必要です。
なお、三日月村には遊べる施設(アトラクション)がいくつかあります。
それぞれ、利用料を文銭で支払う必要があります。
そのため、入園料とアトラクション全部の「セット券」で入園されることをオススメ致します。
せっかくですので、すべてのアトラクションも楽しんでおきましょう。
三日月村の有料アトラクションは下記の通りです。
絡繰屋敷 (からくりやしき)
屋敷全体が迷路になっている施設で5文です。
いわゆる「忍者屋敷」となっています。
部屋から部屋に移る際に、どこから抜けられるか?、グループごとに、捜しながら進むタイプです
結構、難しいですが、関東では忍者屋敷は記憶にありませんので、なかなか面白かったですよ。
ネタばれ防止のため、内部は撮影禁止です。
不可思議蔵 (ふかしぎぞう)
平行感覚が狂ってしまう施設で3文必要です。
山の斜面に立てられている建物で、最初から建物が斜めになっていますので、平衡感覚が失われます。
まっすぐ歩いているつもりなのに、どんどんズレて行くと言う感じです。
怪異現洞 (かいげんどう)
暗黒の謎の洞窟・地底探検施設で5文になります。
地底と申しましょうか、山の斜面などをうまく使って、暗闇で地下の探検隊のような雰囲気になるアトラクションです。
暗いので、懐中電灯を借りて行くことができますが、本当に楽しむのであれば、明かりはナシでチャレンジなさってみてください。
三日月村の営業時間は、朝9時30分~16時までで、毎週金曜日が定休日となります。
三日月村の割引券ですが、商工会議所で発行しているクーポン券が良いかと存じます。
スマホ画面の表示でも、割引を受けられるようです。
【PR】JAF割引はありません。
入園料などは変更される場合もありますので、ご参考までに留めて頂けますよう、お願い申し上げます。
ただ、駐車場が有料で600円でした。
しかも、その駐車場は、1段下がったところにありますので、坂道を登って行かないと入園口になりません。
道路がわかりにくいので、当方のオリジナル地図もご参照賜りますと幸いです。
三日月村は、超さびれ感もありますが、それが逆に良いタイムスリップ雰囲気を出していました。
全てのアトラクション利用で、観光所要時間は60分~2時間といったところです。
すぐ近くにスネークセンターもありますが、ヘビは嫌いなので遠慮させて頂きました。
やぶ塚温泉とセットでどうぞ。
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