佐渡・蓮華峰寺(れんげぶじ)は、新潟県佐渡市にある真言宗智山派の寺院です。
金堂、弘法堂、骨堂が国の重要文化財に指定されており、金剛寺、室生寺とともに真言の三大聖地となっています。
小高い山に囲まれた谷間にあり、金堂を中心として山門、客殿、庫裏、鐘楼、弘法堂、御霊屋、骨堂(こつどう)、八角堂、八祖堂、山王権現社、小比叡神社など多くの建築物が現存しています。
下記の蓮華峰寺・八角堂は、江戸時代中期の建築とみられ国の有形登録文化財です。
下記は裏側からですが、蓮華峰寺・金堂で、国の重要文化財となります。
推定で応永年間(1394年〜1427年)以前の建物とわかっています。
下記は、国の有形文化財となる蓮華峰寺・経蔵です。
最初の創建などは不明ですが、806年に空海が霊場として開いたと伝わります。
京都の方角からの海上の鬼門が佐渡であったことから、空海が佐渡島に渡ったと言う事ですが、807年開山とする説もあります。
下記は弘法大師(空海)の像です。
江戸時代中期には最盛期を迎え、佐渡国を中心に40か寺以上の末寺があり、徳川家の廟所にもなりました。
また、嵯峨天皇の勅願寺であったとも言われます。
あじさい寺としても有名で6月下旬から7月上旬頃には約7000株の紫陽花が見事なようです。
当方のオリジナル地図でも示していますが、無料の駐車場から蓮華峰寺に入りますと、谷の上から下って行く感じになります。
約3000坪もある広い境内になっています。
今回は、時間不足で、上部の伽藍だけ少し撮影させて頂きました。
交通アクセスですが、道がそんなに広くないため、路線バスは近くまで来ていません。
小木温泉前バス停(赤泊線、小木線、宿根木線)から徒歩30分となります。
無料駐車場にはトイレも完備されていて、100台と広いです。
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