佐渡ヶ島の根本寺(こんぽんじ)は、新潟県佐渡市新穂大野1837にある日蓮宗の本山・霊蹟寺院となります。
鎌倉時代の1271年に佐渡島に流された日蓮が塚原・三味堂を開いたのが始まりとされます。
当時、この塚原は、死人の捨て場とされていたそうですが、日蓮は約2年半佐渡に滞在したうち最初の6ヶ月間をここで過ごしたようです。
三味堂は畳2枚ほどの狭いあばら家で、冬には深い雪にも覆われましたが、遠藤為盛(阿仏房)の夫妻から食料などの世話を受けました。
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特に、佐渡に集まった他宗の僧侶ら数百人と日蓮が問答を戦わせて,日蓮宗の根本教典「開目抄」を著したのが、この「三昧堂」と伝わっています。
時を経て戦国時代に、その三味堂があった付近に京都妙覚寺の日典上人が1587年に、この根本寺を開基しました。
江戸時代に入ると、1607年に佐渡金山の山師・備前遊白らが「祖師堂」を建立するなど、多くの山師の寄進にて「本堂」などが建てられました。
境内はなんと約1万7千坪にも及び、堂宇29棟が建ち並んでいます。
大人300円、小人150円と有料拝観できる寺院です。
駐車場に止めまして、受付で声を掛けたのですが、応答がありませんでした。
閉鎖されていたわけではなく中には入れる状態でして、あとで、お支払いすることにして拝観させて頂こうとも考えました。
しかし、未払いでウロウロするのは色々と誤解を招く恐れもありますので、入口から入ったところだけ拝見させて頂きまして、退散致しました。
はるばるやってきたのですが、とても残念ですが、縁が無かったようです。
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拝観時間は、4月から10月が、8:00~16:30。
冬期の11月から3月は8:00~15:30で、年中無休です。
無料駐車場の場所は当方のオリジナル地図にてわかるようにしてあります。
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