神奈川観光

奇石 石老山・顕鏡寺 軽登山・ハイキングコース(途中までのご案内)




 石老山(せきろうさん)の顕鏡寺 周辺にある、奇石の写真撮影を行って参りました。

 バスの場合には、石老山入口バス停で下車して、相模湖病院、脇の登山道入口(顕鏡寺表参道)まで、徒歩15分くらいです。
 土日などは結構、登山客の方を見かけるバス停です。
 車の場合には、その相模湖病院脇に、登山者用の無料駐車スペース(約5台)があるのですが、正直申し上げて、相模湖病院(精神病院)を訪れる患者さん・スタッフさんなどが駐車するスペースと、事実上、混同されてしまっており、平日昼間に訪れましたが、なんとか1台止められたと言う状況でした。

 なお、単純に顕鏡寺をお参りするだけなら、登山道とは別に舗装された車道がありますので、そのまま車でも行けます。
 しかし、この相模湖病院脇の登山道(表参道)から歩いて登らないと、この間にある奇石の数々と出会えないため、登山者などは車道では行きません。



 と言う事で、石老山登山者用の無料駐車場に車をとめて「ストック」片手に、登ってみました。
 ※下記のコースマップ(地図)など、各写真はクリックすると拡大します。

sekorou

 表参道と言うと、なんか広くて真っ直ぐな平坦な道を想像するかと存じますが、顕鏡寺の場合、修験の山でもありましたので、沢沿いの急斜面(40度前後)を登って行くような感じです。
 諸先輩方のブログやホームページにて、顕鏡寺の奇石などの写真が公開されているのですが、いったい、どのくらいあるのだろう?と思いまして、撮影した数々の岩の写真をすべて下記に掲載させて頂きました。
 写真はクリックすると拡大されます。

石老山・顕鏡寺の奇石

 これらの岩は、第3紀地層の礫岩が、露出していると言う事です。

石老山・顕鏡寺の奇石

石老山・顕鏡寺の奇石

 切通しもあります。

石老山・顕鏡寺の奇石

 登山道は、雪解け水(または湧水?)があるようで、所々、濡れている箇所もありますので、ストックが役立ちます。

石老山・顕鏡寺の奇石

石老山・顕鏡寺の奇石

石老山・顕鏡寺の奇石

 上記の岩は「駒立岩」で石老山で一番大きな岩です。写真に入りきらず申し訳ありません。
 この岩は、宮中に仕えていた京都高家の三条貴丞の若殿・三条武庫郎と、八条殿の姫君が駆け落ちしてこの地にやってきたとき、名馬にまたがりこの駒立岩で休憩したと言う伝説があり、岩の上には馬の蹄のあとや、寝たあとが残されているとの事です。

石老山・顕鏡寺の奇石

 ここまで駐車場(登山口)から、標高差約80m(距離約0.4km)の登りを歩いて約15分でした。
 しかし、外気温は10℃と寒かったのですが、斜面は急で、既に汗もあり、かなり息が切れます。

石老山・顕鏡寺の奇石

 境内には神奈川県内で最も高い樹齢400年のイチョウの大木や、巨大な杉の根が露出し、蛇が寝そべっているようにも見える蛇大杉などがあります。
 ジュースの自動販売機では、なんとノンアルコールビールもありましたよ。

石老山・顕鏡寺の山門

 顕鏡寺は平安時代851年、源海法師により創建されたという高野山真言宗の古刹で、山号が石老山です。
 平安時代に、高貴な身分の若君と姫君が恋に落ち、都を捨ててこの地に身を置き子をもうけた。その子が成長し、僧となって源海と号したとされます。
 親子が隠れ住んでいたところが、境内の一角にある道志岩窟(下記写真)で、岩窟内には寺宝の福一満虚空蔵尊が安置されています。

石老山・顕鏡寺の岩屈

 この道志岩窟の中は、結構広くて、なんと水も湧いています。
 ここで、三条武庫郎と八条殿の姫の話を詳しく記載しておきます。

 2人は、駆け落ちして都を出ると相模にたどり着き、一夜の宿を借りた村人に、相模川上流に雨露をしのぐことができる岩屋があることを教えてもらったのです。
 そして、山中を捜し歩くと、岩窟を見つけて、そこに住みました。
 やがて、二人は子を成すと、住処の岩窟にちなんで「岩若丸」という名をつけたと言います。
 この岩若丸が7歳のとき、父・三条武庫郎は出家して「道志法師」と名を改めました。
 その道志法師が托鉢のため、10日ばかり下界に降りた際、突然現れた天狗に母親・八条殿の姫がさらわれてしまったそうです。
 岩若丸は母親を探している途中で、足を滑らせ谷底へ落ちてしまい、托鉢から戻った道志法師は息絶えた息子・岩若丸を見つけました。
 嘆き悲しみ「どうか、息子の命を助けてほしい」と天に祈ると、奇跡的に岩若丸は息を吹き返したと言います。
 息子は助かりましたが、妻の八条殿の姫は行方不明となり、道志法師は妻を捜すために諸国行脚の旅に出る決心をしました。
 そして、わが子には再会の証として「銀鏡」を二つに割ると一片を渡して、岩窟を教えてもらった村人に岩若丸を託して出発しました。
 成長した岩若丸は、まだ戻ってこない父母を捜すため、残された銀鏡を手掛かりに旅立つと、数多の苦難の末、父・母と巡り合うことのできたのです。
 岩若丸は出家すると「源海」を名乗り、生まれ育ったこの岩窟に戻り、この地に寺を建てたのが、この顕鏡寺と言う事になっています。
 顕鏡寺と言う名も、その2つに割った銀鏡が由来となっています。 

石老山・顕鏡寺の奇石

 上記写真の岩は「蓮華岩」です。

石老山・顕鏡寺の奇石

 そして、上記写真が大天狗岩。だと思います。何しろ、岩が多くて、名前覚えきれないので、間違っていたらすいません。
 高さは14mもあります。

石老山・顕鏡寺の奇石

 八方岩経由と桜山展望台経由の分岐は左に上る八方岩方面に向かいました。

石老山・顕鏡寺の奇石

 登山道から離れたところにも大きな岩が見受けられます。

石老山の登山道

 岩がある登山道は、恐らく地面の下もすぐに岩盤なのでしょう。
 木の根っこも深く伸びる事ができないようで、登山道に露出しており、ちょっと歩きにくいです。

石老山・顕鏡寺の奇石

 これは鏡岩だったかな?
 編集をしているうちに、岩の名前を覚えてしまったように思います。

石老山・顕鏡寺の奇石

 上記は擁護岩。飯縄大権現(奥の院)を抱えて守っているのが由来で、大きな一枚岩です。

石老山・顕鏡寺の奇石

 上記の地点で、標高約530m。約25分で、標高差260m登ったと言う事になり、息もハアハア状態で限界でして、軽い頭痛もしたことから、試岩までとして下山する判断をしました。
 腕の立つ武士が、刀で試し切りしたことから、試岩です。
 ちなみに、石老山は標高702mです。
 この地点で、高度を測定した際には約530mでした。
 この上まで行けば、登山道最後の岩となる八方岩です。そして、さらに進めば石老山山頂まであと40分くらいといったところでしょうか。
 ちなみに、津久井湖方面に見える高層ビルは、橋本駅周辺となります。

石老山・顕鏡寺の奇石

 足元は悪いですが、いや~、下りは楽でした。
 顕鏡寺からの帰りは車道(女坂)を経由して、駐車場に戻るまで、最初からの往復行程は約50分でした。
 ちなみに石老山入口バス停から石老山山頂は徒歩約100分です。
 
 前述したとおり、登山用のステッキがあると疲れも軽減できますし、急斜面などでバランスを取るのにも役立ち、疲労軽減だけでなく安全性も高まります。
 私が現在愛用しているトレッキングポールは下記のものです。
 本格的な登山が趣味と言う訳ではないので、安い物ですが・・。
 
 TP-T002
 最短46cmとコンパクトにたためて、Tグリップと、Iグリップの2WAY、アンチショックも内蔵されており、230gと軽量です。

 そうそう、今回は寄りませんでしたが、相模湖プレジャーフォレストには日帰り温泉もありますので、登山した後の疲れを癒す事もできます。

 行き方やアクセスですが、相模湖病院脇の登山者用駐車場は下記のポイント地点から入った、奥の方(山肌側)になります。

 

神奈川県の日帰り温泉クチコミ情報





髙田

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