豊臣秀吉の側室・淀殿が、父の浅井長政を弔うために建立したのが養源院です。
しかし、火災で消失した為、徳川秀忠の正室で、淀殿の妹でもあるお豪(崇源院)の願いにより、伏見城の一部を移築して再建したのが現在の本堂となります。
鳥居元忠が討死した伏見城落城のときに廊下で自刃した武士の血のあとが残った板を、養源院の天井に貼った為「血天井」と言われ、俵屋宗達(たわらやそうたつ)が描いた杉戸絵や、狩野山楽(かのうさんらく)の襖絵なども現存します。
養源院はどちらかと言うと、こじんまりとした寺院ですが、このように見どころは多く、本堂は有料拝観となります。
二条城と同じ「うぐいす張りの廊下」も採用されています。
ただ、本堂の拝観は、ある程度、人が集まると寺の案内人による「説明」が開始(カセットテープを流す方式)となるので、自由に見て回ると言うよりは時間的に拘束されます。
案内人の方はその日(その回?)によって様々なようでして、若い女性から寺の男性など様々なようです。
案内は終了するまで30分程度ですので、実質の見学所要時間は40分みた方が無難です。
拝観時間は朝9時~16時。本堂の拝観料は大人500円、小学生300円。
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今回は時間が怪しくなってきたので、途中で失礼させて頂きまして、博物館三十三間堂のバス停(徒歩5分)より、急ぎ京都駅を目指しました。
博物館三十三間堂のバス停から14:25に出て、京都駅に14:35着。
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