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カクキュー八丁味噌「岡崎・八丁味噌の郷」今川家の家臣が江戸時代初期に創業した八丁味噌の歴史

カクキュー八丁味噌

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カクキュー八丁味噌

カクキュー八丁味噌さん(八丁味噌の郷)は愛知県岡崎市八帖町往還通にある味噌(みそ)の製造業者です。
三河・岡崎城からほど近い場所に、今でも数件の味噌会社が点在します。
そんな徳川家康のお膝元である岡崎で八丁味噌(はっちょうみそ)がどのように特産品として発展したのか?、歴史的なところをご紹介しつつカクキュー八丁味噌さんに触れたいと存じます。


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カクキュー八丁味噌(合資会社八丁味噌)の創業は江戸時代初期の1645年との事。
戦国時代の1560年に織田信長が桶狭間の戦いで今川義元を破ります。
このとき、今川勢にいた早川勝久(早川新六郎勝久)は、敗走して岡崎・願照寺に逃れました。
そして武士をやめると、名を早川久右衛門と改めまたと言います。
願照寺にて味噌造りを学んだ早川久右衛門の子孫は、岡崎市八帖町(旧・八丁村)に移ると、正保2年(1645年)から「八丁味噌」を製造販売開始したと言う事になります。

カクキュー八丁味噌

このように「八丁」(はっちょう)と言う場所にて作られた味噌なので「八丁味噌」と言う名前になっているんですね。
矢作川の伏流水による湧き水が豊富な土地で、東海道が通っているほか、舟運(水運)にも便利な場所でした。
原料は大豆・塩・水のみ。
船で味噌を出荷し、帰りに塩や大豆を購入して戻っていたともされます。
そして、天然醸造で熟成させること2年以上(長いものは5年以上)の年月を経て八丁味噌が出来上がります。
かつては宮内庁御用達にもなっている「赤味噌」です。
耐暑耐寒試験を受けた結果、濃い赤褐色の八丁味噌は優秀だったため、南極観測隊の携行食品としても採用されました。
NHK朝の連続テレビ小説、宮﨑あおいさん主演「純情きらり」のロケ地として、カクキュー八丁味噌さんの味噌蔵などが使われています。
ちなみに、カクキュー八丁味噌さんでは代々、早川久右衛門の名を襲名しており、現在の19代当主の方も早川久右衛門と言うお名前のようです。
八丁味噌で有名なのはもう1軒あり、1337年(延元2年)創業とされる大田弥治右衛門家を由来とする「まるや八丁味噌」さんがご近所にあります。

カクキュー八丁味噌さんの本社屋は国の登録有形文化財、本社建屋と史料館は近代化産業遺産に認定されています。


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鎌倉時代の頃にはすでに岡崎で味噌づくり(手前みそ)が行われていたと言う事ですが、徳川家康の健康と長寿と支えたのは「麦飯と豆味噌」だったと言われる次第です。

赤味噌と八丁味噌の違い

赤味噌のひとつが八丁味噌と言う事になりますが、一般的な「みそ」の原材料は大豆または米と、米麹、塩が原材料に使われます。
八丁味噌は米麹や麦麹を使わず、麹(こうじ)も大豆の豆麹から作られるのが特徴と言えます。
このように大豆と塩のみを使い、長期熟成させた味噌ということで糖分や甘みが少なく、豆由来の旨味とコク、独特の渋みが味わえるのが特徴です。
一般的な赤味噌と比較するとタンパク質が多めで、必須アミノ酸の含有量も多いと言えます。
八丁味噌の塩分は11%前後であり、一般的な米味噌(塩分12%~13%)と比べてやや低めです。


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必須アミノ酸はタンパク質を構成するのに重要な化合物で、食品からしか摂れません。
必須アミノ酸は神経伝達物質を生成するために重要なもので、不足すると身体に様々な影響を及ぼします。
名古屋では「味噌煮込うどん」や「味噌かつ」も有名ですし、まさに味噌はいろんな料理に使える万能調味料であり健康食品なのです。

味噌倉の見学

カクキュー八丁味噌さん、まるや八丁味噌さんともに「味噌蔵」(みそ工場)の見学に対応してくださっております。
見学可能日や時間は変更が生じることもあるため、ここでの明記は控えますので、直接、公式サイトなどでご確認賜りますと幸いです。

三河・岡崎城の見学などとセットでどうぞ。

無料駐車場の場所などは、当方のオリジナル地図「名古屋・北陸方面」にてポイントしている。
オリジナル地図「名古屋・北陸」方面
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)

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髙田

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