この記事は、日本の技術を誇るようなビール工場見学を、大人だけでなく家族連れやお子様でも「無料」で見学できる内容の記事として感想などを公開させて頂いております。
決してビールを飲みましょうとお勧めする訳ではなく、ビールの醸造・蒸留を学べる工場見学として東京武蔵野ブルワリーをご紹介したいと存じます。
お酒は20歳になってから、飲酒運転は絶対に禁止と言う事をご理解の上、ご覧になっていただけますと幸いです。
サントリーのビール工場見学
国内大手のビール工場で、サントリーの武蔵野工場は、唯一東京都内にあり、あの「ザ・プレミアム・モルツ」が開発された発祥の地でも知られています。
20歳を超えているカップルでしたら、お金のかからないデート・スポットとしても良いです。
基本的には「インターネット」または「電話」での予約が必要です。
2名~4名程度の構成でしたら比較的、直前でも予約は取りやすいです。
なお、当日、席が空いていれば、予約なしでも飛び込み参加ができます。
おひとり様でも、もちろん参加できます。
今回、訪問させて頂いた回では、若い女性お一人での参加者様もおられましたし、おじさんひとりと言う方も楽しんでおられました。
サントリーbeerの工場見学は、九州熊本工場、京都ブルワリーでも行っております。
その他のSuntory工場でも、その工場で生産している商品の製造を見学できるコースもあります。
今回は東京・武蔵野の東京武蔵野ブルワリーにてご紹介させて頂きます。
東京武蔵野ブルワリー
分倍河原駅(京王線・JR南武線)のバスロータリーから、サントリー武蔵野工場まで「無料送迎バス」も運行されています。
バスの予約は不要ですが、バス停に先着での乗車となりますので、万が一、満席の場合には乗れなくなるため、ちょっと早めが無難です。
ただし、よほどのことが無い限り乗車できないことは無いようです。
無料送迎バスの中は飲食禁止です。
出発時間の3分前くらいにバス停に、サントリーの大型バスが入ってきます。
なお、クルマで直接サントリーの武蔵野工場に行くこともできます。
正門にいる警備員さんに声を掛けると、敷地内の無料駐車場を案内してくれます。
ただし、運転者さんは、ビールの試飲はできません。
ロビーについたら、代表者ひとりが受付にて、名前を申し出て頂ければ大丈夫です。
行く人が変わっても、人数に変更が無ければ、連絡しての変更は不要です。
ただし、人数が変わった場合には、行く前に、必ず電話して伝えましょう。
最初はビール試飲する予定が変わって、飲まないことにしても、当日、申し出ればOKです。
時間になると、係員さんの案内に従って3階にエレベーターで上がり、ガイドツアーの開始です。
見学中はトイレに行けませんので、その前に済ませて置いてください。
見学の際の禁止事項としては下記のような感じでした。
工場の敷地内での飲食禁止は、食べ物や持参した飲み物だけでなく、衛生管理上の問題などから飴・ガムなども禁止です。
お子様や未成年者だけでの来場はできません。保護者の付き添いが必要です。
当然ですがペットを連れての入場は禁止です。ただし、補助犬は大丈夫です。
あと、お子様のおしゃべりは、係員さんが説明している間は、静かにして頂きたいと、何度か説明がありました。
確かに、お子様がうるさくて、説明が聞き取れないところが、何回かありましたのでね。
動画は全工程撮影禁止です。
静止画(写真)は係員さんが禁止と言った場所以外は、撮影可能です。(動画はすべて禁止)
仕込工程では、仕込設備を間近で見学でき、釜の中も窓からに見ることができます。
ただ、ここは気温38℃と暑いです。
天然水は地下水を使用していると言う事です。
他のメーカーさんの多くは水道水でビールを作っていますが、サントリーはすべて天然水です。
3本の井戸があるそうです。
2005年には、モンドセレクションの「ビール部門グループI」で国産ビール製品初の最高金賞を「ザ・プレミアム・モルツ」が受賞し、3年連続して最高金賞にもなったとの事でした。
ビールの試飲
ガイドツアーの最後には、ビールの試飲があり、実際においしい飲み方も教わることが可能です。
自動車や自転車の運転をされる方には、ノンアルコールビール「サントリーオールフリー」か、なっちゃん(リンゴ味でした)を頂けます。
未成年の方はジュースのなっちゃんと、ビスケットです。
成人されている方の場合、最初は、サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」が1杯(約400cc)が振舞われます。
そして、最初beerを頂きながら、おいしい飲み方を教わります。
その説明が終わると、2杯目のおかわりができます。
今回訪問した際には、あと「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」「~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム」と3種類ありまして、2杯目からはどれでもおかわりできるようになっていました。
2杯目は「~ザ・プレミアム・モルツ~マスターズドリーム」を頂きました。
3杯目も頂きたいところでしたが、試飲時間は約15分程度ですし、おなかがいっぱいになり、2杯で断念しています。
そして、最初のロビーに移動すると、送迎バスの出発まで、約20分程度の時間がありますので、お土産物などの購入ができます。
工場見学に必要な時間ですが、分倍河原駅にて無慮送迎バスの乗車する時間から計算しますと、2時間15分の所有時間でした。
製造所(工場)固有記号
ちなみに、サントリーのビール工場は日本に4箇所あります。
サントリーは全商品「天然水」を使っていますので、工場によって微妙にビールの味も違います。
関東や東北・北海道でしたら、府中の武蔵野工場か、赤城の利根川工場のビールが店頭に多い訳です。
缶ビールの裏側に下記のような記号が入っていて、どこの工場で製造されたかが、分かります。
サントリービールの缶ビールでしたら「底」に賞味期限などが印字されていますが、そこに、製造工場(製造所)の記号(番号・固有記号)も印字されています。
F=東京・武蔵野ブルワリー/武蔵野ビール工場(東京都府中市)
L=京都ブルワリー/京都ビール工場(京都府長岡京市調子)
P=群馬・利根川ブルワリー/利根川ビール工場(群馬県邑楽郡千代田町)
Y=熊本・阿蘇ブルワリー/九州熊本工場(熊本県上益城郡嘉島町)
以上、サントリーのビールの醸造・蒸留を学べる工場見学ガイドツアーの情報でした。
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