十和田湖(とわだこ)は、青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがり、標高400mにある大きな湖です。
十和田八幡平国立公園として国の特別名勝及び天然記念物に指定されています。
透明度は12.5mとされ、大きさは日本で12位、深さは326.8mで日本では3位を誇ります。(深さ1位は田沢湖、2位は支笏湖)
十和田湖は初めて訪れましたが、神秘的な写真も撮れましたので、ご紹介させて頂きます。
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十和田湖は火山の噴火によってできたカルデラ湖です。
大きな噴火としては、5万5000年前、そして、2万5000年前の時に陥没して、最初の湖が形成されたと考えられています。
また、1万3000年前にも噴火して陥没し、その後、1万年前の噴火では、真ん中から南東の湖部分(十和田神社の西側)ができたと言う2重カルデラ湖になっています。
有史では平安時代の915年に、周囲20kmに渡り大火砕流も発生した噴火で、御倉山溶岩ドームが形成されました。
この噴火はこの2000年間、日本で発生した噴火では最大とされており、十和田湖は気象庁が常時観測している活火山に指定されています。
下記写真は、十和田湖遊覧船企業組合が事業を廃止し、中湖に係留されていた観光船でイメージになりますが、十和田観光電鉄により「十和田湖遊覧船」が運航されています。
西湖にある休屋から出港して、中湖で折り返して休屋に戻る50分周遊のBコース。
休屋~子ノ口(東湖)の片道50分となるAコースの2コースがあります。
共に11月頃~4月頃までの冬季は運休ですので、最新状況をご確認願います。
十和田湖の周囲は約46kmで、クルマで一周すると約90分程度かかります。
ちょうど紅葉の時期でしたので、十和田湖だけでなく、周囲の外輪山の景色も素晴らしかったです。
下記は、十和田山の紅葉です。
十和田湖周辺の紅葉の美しさは日本一とも言われるのが、よくわかったような気がいたしました。
十和田湖の湖水が唯一流出している河川が「奥入瀬川」となります。
十和田湖畔子ノ口(ねのくち)から焼山まで約14km続く「奥入瀬渓谷」(おいらせけいこく)は、、日本を代表する景勝地になっており、十和田湖同様に人気の観光地です。
国の天然記念物と特別名勝にも指定されています。
渓谷沿いの道路は、そんに広くはありませんし、路肩に歩道もありませんが、一部の区間は徒歩で散策できる遊歩道が整備されています。
レンタルサイクル(レンタル自転車)や、路線バスもありますので、駆使してきちんと散策したいと考えています。
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十和田湖周辺の新緑は5月~6月で、紅葉は10月上旬に色づき始め10月中旬~10月下旬頃が見頃になれます。
さて、十和田湖で撮影できた神秘的な写真ですが、下記の写真になります。
晩秋の十和田湖の風景で、十和田湖に掛かる虹です。
虹(にじ)は、もちろん、小雨が降っていたためですが、十和田湖の展望台になっている「発荷峠」の展望台から撮影したものです。
まさか、虹が出るとは思ってもいませんでしたので、とても神秘的な気分になりました。
しかし、湖水の青さも、とても神秘的で、癒されます。
下記の写真も左側に虹がうっすらと出ています。
下記は、紫明亭展望台から撮影してみました短めの動画ですので、よければご覧頂けますと幸いです。
十和田湖への交通アクセスですが、JR新青森駅よりJRバスで、夏季約3時間10分、冬季約4時間です。
東京方面からの場合、東北新幹線で盛岡駅まで来て、岩手県交通盛岡・十和田湖号の高速バスで約2時間15分が便利です。
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今回、秋田県がメインの出張であり、大湯温泉に宿泊したあと、あまり時間がない中、無理して寄ったため簡単に済ませました。
天気も良くなく、偵察程度に留めましたが、十和田湖、気に入りました。
しっかり時間を確保して、ゆっくりと滞在したいところです。
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