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十三湖
青森県の十三湖(じゅうさんこ)は日本海岸にある汽水湖で「十三潟(じゅうさんがた)」とも呼ばれます。
磐城川の河口にあたる湖ですが、周囲は約30kmもあります。
しかし、水深は最大でも3mと浅く、宍道湖、小川原湖と並び、シジミが獲れることでも有名です。
冬にはオオハクチョウ、コハクチョウの渡来地にもなっています。
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かつては、津軽地方の有力豪族である安倍氏・安藤氏(安東氏)の拠点となった十三湊(とさみなと)があり、日本海沿岸の交易港としても栄えました。
しじみ取り
十三湖でのシジミ漁は、もちろん、水産資源の為、漁業組合があり一般者の採取は禁止されており、密猟を取り締まっています。
しかし、十三湖にある中の島ブリッジパークなど、湖北側の一部では毎月4月下旬~10月上旬に観光用として一般開放されている区域があります。
1袋300円など有料ですが、素手のみでしじみを取ることができます。
ただし、道具を使うと、密漁となるので、ご注意を。、
そんな十三湖のお勧め展望スポットを3つほどご紹介いたします。
いずれも無料で景観を楽しめます。
呑龍岳展望台
呑龍岳展望台(どんりゅうだけてんぼうだい)は、十三湖を南側から見て、日本海・岩木山と360度のパノラマ展望台も設置されています。
十三湊のあたりも良く見えました。
十三湖の様子がよくわかるように、動画も撮影してみましたので、よければ、ご覧ください。
念のためパノラマでも撮影しておきました。
場所は当方の青森観光用のグーグル・マップにてご確認賜りますと幸いです。
道路からそれて呑龍岳展望台の無料駐車場へと向かいしまずか、それたあとは走りやすいダート(未舗装)です。
積雪・凍結のため11月~4月の冬季は利用不可です。
唐川城跡展望台
国史跡・福島城より北方約2kmにあるのが唐川城跡展望台です。
その名とおり、唐川城跡にあるのですが、無料駐車場まで舗装された道路があり、クルマやバイクで気軽に十三湖の展望を楽しめます。
写真では分かりにくいかもしれませんが、遠くに岩木山も見えました。
十三湖と日本海の方面も良く見えます。
アクセス・行き方ですが、春日内観音堂側の道路から上がりますと、急坂で狭く、カーブを曲がるのも困難なため、西側の道路から上がって行くことをお勧め申し上げます。
津軽鉄道・津軽中里駅から車で20分くらいの距離です。
唐川城跡としてのご紹介は下記にて詳しく明記させて頂いております。
唐川城跡展望台への行き方ですが、途中に看板などはありませんので、当方の青森観光Googleマップをカーナビ代わりにお使い頂きまして「西側」から登ってください。
十三湖大橋のほとり
展望台からですと、十三湖は遠くに見えてしまいますので、近くでもご覧になることをお勧め致します。
ちょうど、十三湖の河口部分に十三湖大橋が架かっていますが、そのたもとにクルマで降りることができます。
ここからですと、十三湖はまじかですし、西側は日本海でして、車で移動もできます。
湖畔と言うか、海岸とも言えますが、ただ、漁業している方の邪魔にならないよう、ご配慮はお願い申し上げます。
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