函南・不動の滝とは
静岡県田方郡函南町桑原にある「不動の滝」は、冷川近くの崖から流れる落差5~6mほどの小さな滝で、舟山不動の滝とも言うようです。
道路のすぐ脇に、不動明王寺と言う小さな寺院があり、その敷地奥に、滝があると言う感じです。
道路から、歩いて15歩くらいですので、短時間で、簡単に見学可能となっています。
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道路の先に函南・高源寺がありますが、平安時代末期、源頼朝を経済支援した、比企尼の屋敷も近くにあったようです。
そのため、源頼朝、比企尼、文覚らも、この函南の不動の滝で、休憩したり、水分補給したかも知れません。
もちろん、僧侶が修行もしたことでしょう。
壮大さはありませんが、滝の印象としては、寂しくも感じ、チョロチョロ感がまた、侘び・寂びの雰囲気でもあり、なかなか気に入りました。
ただ、写真では、滝の様子が、よく分かりませんので、動画でも撮影致しました。
箱根の原生林が蓄えた地下水が豊富なところですので、田代・船山・平井にも不動の滝があるなど、この付近、同じ名称の滝があります。
混同しないように、注意が必要です。
駐車場はありませんが、交通量も少ないので、手前の道路の路肩(ちょっと広くなっている)でしたら、クルマも、短時間、止められそうです。
函南(かんなみ)の不動の滝がある場所は、当方のオリジナル地図でも、ポイントしておきます。
・比企尼(ひきのあま)の解説【鎌倉殿の13人】源頼朝の乳母
・3分でわかる【文覚】文覚上人の解説(鎌倉殿の13人)~源頼朝に挙兵を促した僧侶
・伊豆など関東の史跡めぐりにも便利なオリジナル関東地図
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