稲佐の浜(いなさのはま)は、島根県出雲市大社町にあり、日本海に面した砂浜で、白砂青松の景観は美しく、日本の渚百選(渚100選)にも選ばれています。
出雲大社の西方1kmにある海岸で、日本書紀などに登場する、国譲り神話の舞台です。
稲佐の浜では、旧暦10月10日に、全国の八百万の神々をお迎えする浜で「神迎祭」が執り行われます。
日本全国の神さまが出雲に集まって、男女の縁、仕事の縁、お金の縁などを決める「神議り」(かみはかり)」という会議が開かれるとの事です。
太古の昔は、陸上の道路は発達していないので、各地の領主のみんなは「船」に乗って、出雲にやってきたと言う事ですね。
神迎祭の開催日は、毎年異なりますので、出雲大社の公式サイトで、チェックすると良いです。
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稲佐の浜には、ひときわ目立つ丸い島「弁天島」があり、豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られています。
古くは「沖御前」といい、もっと、遥か沖に島があったと伝わります。
夕日が沈む時間には、弁天島がシルエットなる風景が有名で、「日が沈む聖地出雲」のシンボルとして、日本遺産にも登録されています。
遠浅の海の為、夏には海水浴場にもなりますが、ドラクエ・ウォークのお土産ランドマークにもなっています。
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稲佐の浜への交通アクセス・行き方ですが、JR出雲市駅より、一畑バスの「日御碕線」に乗車して、所要約30分、「稲佐の浜」バス停下車して、徒歩0分ですが、バスの本数は少ないです。
一畑電鉄の出雲大社前駅から歩いて20分のほうが無難と言えます。
出雲大社から歩くと15分くらいです。
駐車場は、無料駐車場があり、トイレも完備されていますが、夏季は海水浴で満車気味です。
なお、駐車場の入口(当方のオリジナル地図でもポイントしています)が、少し狭い(わかりにくい)ので、減速して入る必要があるため、早めにウインカーを出したいところです。
時間があれば、屏風岩と、セットでどうぞ。
・出雲神話「屏風岩」
・出雲御陵温泉・湖畔の温泉宿「くにびき」(出雲大社までクルマで20分)
・出雲大社【正しい参拝方法】解説 ご祈祷情報も
・山陽・山陰の史跡や城跡めぐりに便利な地図
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