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キトラ古墳とは
キトラ古墳は、奈良県高市郡明日香村阿部山にある古墳。
国の特別史跡、壁画は国宝、装飾品類は国の重要文化財とかなりヤバイ史跡であり行かない理由がない。
造営時代としては飛鳥時代の7世紀末から8世紀初め頃(西暦650年~750年頃)、すなわち古墳時代の終わりころに作られた古墳と考えられている。
ちょうど、古代最大の内乱・壬申の乱(じんしんのらん)があった時期にも重なります。
サイズは直径約14mほどの円墳であり、奈良の古墳としては大きくはない。
埋葬者は研究が進められているが特定できていないが、天武天皇の皇子などが候補として上がる。
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石室の壁面に青龍、白虎、朱雀、玄武が描かれており、高松塚古墳と共に保存されている。
石室の天井に描かれている天文図は、現存する世界最古の科学的な天文図など大変貴重な歴史的価値の高い文化財と言える。
この記事ではキトラ古墳へのアクセスと見学に特化して記載したい。
キトラ古墳への交通アクセス
キトラ古墳への行き方・アクセスだが、電車の場合、近鉄橿原神宮前駅または近鉄飛鳥駅から「赤かめ周遊バス」に乗車し、キトラ・バス停下車。
1日周遊券「周遊バス1日フリー乗車券」などがお得か。
近鉄壺坂山駅から歩くと徒歩15分。
キトラ古墳がある場所は小高い丘の上のため、貸自転車(レンタサイクル)の場合には電動自転車がオススメ。
クルマの場合、平日でも満車気味だったが、キトラ古墳・第1駐車場(無料18台)が整備されている。
ただし、丘の頂上付近でカーブのところが出入り口になるため、出入りには対向車など充分にご注意を。
早めにウインカーを出してからブレーキとの手順も守って後続車の追突を防ぎたい。
無料Pがある場所の入口は、当方のオリジナル地図「大阪・京都・奈良方面」にてポイントしている。
大坂・京都・奈良など関西方面の史跡
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)
キトラ古墳の見学ポイント
キトラ古墳は発掘調査などが行われたあと、古墳自体は閉じられ埋め戻されており外観しか見学できない。
ただし、稀に内部調査などを行ったあと、期間限定で石室の一般公開が行われる場合がるが、かなりレアなイベントと言える。
なお、遊歩道などは素晴らしく整備されているが、丘の上にあるため多少の起伏がある。
見学不能な古墳内部の模様などは、キトラ古墳壁画体験館・四神の舘が無料で見学でき、石室のレプリカなどの展示がされている。
入館は無料で、通年見学可能で、雨の日でも大丈夫だ。
執筆時点では、修復作業が行われている壁画の一部を事前予約制で公開しているイベントなども行われているが、期間は限定される。
お土産物店などの売店もある。
キトラ古墳の見学所要時間は、外観部分が20分、資料館部分が10分~30分といったところか?
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