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能登・七尾での「イルカウォッチング」に関して、お勧めな観光方法・予約方法などをご紹介申し上げます。
日本海側で、イルカが見れる船が出ているのは、この「能登」(和倉温泉)だけと言っても過言ではありません。
泳いでいるイルカは、本来、暖かい地域にいるミナミハンドウイルカでして、世界最北とも言われているようです。
能登のイルカの生息数は約12~15頭で、毎年1~2頭くらいの赤ちゃんも生まれているようです。
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能登のイルカ船は、基本的にはオールシーズン(1年中)出航していますが、11月~3月の冬季は、日本海特有の「強風」で、海が荒れる日が多いので、出航直前の判断になります。
所要時間は1時間程度ですが、イルカがいる場所が遠い場合には+30分くらいになることがあります。
能登の出航地は主に2箇所
能登で見学できる野生のイルカは、能登島周辺の浅瀬に生息しています。
出航する港は、主に2箇所あり、能登島の北側にある向田漁港か、有名温泉地の和倉温泉になっているのですが、イルカがいる場所に応じて、出航地が当日の朝に決まります。
私が訪問させて頂いた年は、ほとんど和倉温泉の桟橋からの出航になっておりまして、当日も、和倉温泉からとなりました。
なお、必ず、イルカが見れると言う事ではありませんが、確率的には90%以上は見れるとの事です。
乗船実録
予約は今回、下記より「海とオルゴール」さんに手配しました。
事前にクレジットカード決済もできますし、ポイントも貯まって、Goodです。
海とオルゴールさんの場合、船は「クルーザータイプ」でして、トップデッキ(運転室の上)にも、上がれることができます。
他の能登の業者さんの場合、漁船を運用しているところが多いですが、漁船のほうが、停泊中の揺れは少ない設計になっています。
上記の通り、事前に予約して、当日、自動車で能登を目指しました。
その途中、携帯電話に、船会社より、当日の確認を兼ねて、朝8時ころにお電話を頂きました。
全部のイルカ船が、電話を取れるとは限りません。自分から電話して確認する方式の業者もありますので、予約時の説明にご注意願います。
今回は、夕方の15時30分出航の船を予約していました。
15分前に、和倉温泉の桟橋に集合とのことで、約30分前に到着しました。
なお、お願いした「海とオルゴール」さんや、他の業者でも、多くは、港に受付窓口がある訳ではありません。
当日、予約する場合には、電話して予約する必要がありまして、港に行って、あいてれば乗船できると言う仕組みではありませんので、当日でも必ず予約が必要です。
また、港近くで、「海とオルゴール」さんが契約している駐車場は3台分でして、もし満車だった場合には、歩いて10分ほどの「和倉温泉・総湯」の無料駐車場に止めてから、桟橋に向かう必要がありますので、ご注意願います。
よって、出航の30分前までには、到着したほうが良いです。
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さて、出航時間が近づいてきましたが、クルーザー船が、現れません。
駐車場には2台止まっていましたので、恐らくは、前の回の時間が、伸びているのだろうと感じていましたら、15時30分に、船長さんから「今、向かっています」と電話を頂きました。
そして、前のお客さんが、桟橋に到着して、入れ代わりで乗船となり、10分遅れの15時40分頃の出航となりました。
風速4mほどでしたが、能登島の海は、内海でして、白波も立っておらず、とても穏やかで、揺れて酔うような事もありませんでした。
船長さんの話によりますと、午前中から昼間は、イルカも食事の時間で、群れになって泳いでいることが多いのですが、夕方になると遊ぶ時間になることがあり、今回もじゃれあう時間になっていたようです。
そのため、イルカが白いお腹を上にして、泳ぐ姿も、何度も見え、ジャンプもありました。
確かに、九州・天草でイルカウォッチングをした時には、群れになって泳いでいるところに、船がゆっくり近づいて、一緒にイルカと前方に進むと言うパターンが多かったです。
しかし、夕方の能登では、イルカがいるところに、船がほとんど「停船」した状態で、プカプカ浮いているところに、好奇心旺盛なイルカが近づいてくると言う感じでして、天草とはまた違ったイルカの姿を見れて、とてもよかったです。
と言う事は、イルカウォッチングは、夕方の便が「オススメ」です。
遊んでいたため、バルブリングも、見れたのはビックリでした。
バブルリングもある動画は下記ですので、よければ、ご覧下さい。
戻ったのは16時50分頃でしたので、約1時間10分の行程となりました。
そのあと、温泉旅館に入りましたので、時間的にもちょうどよかったです。
奥さんの感想
とてもかわいいイルカが、すぐ近くで見れて感動しました。
能登では、イルカウオッチングだけでなく、野生のイルカと一緒に泳げる「イルカスイム・スノーケリング」もあるようです。
子供の感想
イルカが泳いでいるのはを初めて見れて、うれしかったです。
友達から、水族館以外に、日本の海に、イルカがいるのを初めて知り、今すぐ行きたいと言われました。
便利な持ち物
雨天でも海が荒れていなければ、出航しますので、雨天時にはレインコートが必要です。
春から夏の場合には、紫外線対策・熱中症対策もお願いします。
七尾湾は、1年を通じて穏やかな海ですが、船に酔いやすい方は、酔い止めを飲んでから乗船すると良いでしょう。
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揺れてカメラを落としやすいので、首に掛けられるデジタルカメラがおすすめです。
早く到着した場合には、和倉温泉の総湯(日帰り温泉)を利用したり、近所の弁天崎源泉公園を散策するなどして、時間を調整できます。
2024年1月1日の能登半島地震にて、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、被災者の救済と被災地の復興支援のためにご尽力されている方々に深く敬意を表します。
能登の皆様の安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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