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4歳の娘が幼稚園の創立記念日で平日が1日お休みとなる、とある日に日帰りで箱根小涌園に行く計画を立てました。
日帰りで温泉に行く場合、このようにレポートは残して来なかったのですが、ガソリンが170円(2008年6月当時)を突破して、自動車での移動をできるだけ敬遠したい世の中になり、今回、電車で行った方が「お得」と言うケースでしたので、あえてレポートに残させて頂きました。
今回のポイントは「混まない」「安い」です。
その為、できるだけ混雑を避けられ、尚且つ安く行ける方法を模索しました。
最初は車で現地まで行く方法を計算しました。車で行く場合には、高速代は片道約1800円も掛かります。また、ガソリン代も気になります。色々と計算をしてみると、大人3人+幼児1人では、電車で行った方が安くなる事がわかりました。
箱根小桶園にはユネッサン 湯あそびクーポンと言う小田急などの往復乗車券と入園料がセットになった小田急の温泉クーポンがあります。調べてみると大人のユネッサン・森の湯入園料(通常4100円)が実質1500円程度となり、かなりのお得感があることがわかりました。恐らく小桶園の通常割引としては最大級だと思います。電車を使えば幼児は運賃も無料です。
ただし、なにぶん平日であり、極力通勤ラッシュは避けたいです。その為、電車は往復「特急ロマンスカー」を使用することにしました。車での移動であれば道路が渋滞しても時間が余計に掛かるだけですが、電車の場合、通勤時間帯に4歳の娘と乗ると、他の通勤客にも迷惑が掛かる場合がありますし、娘にとっても迷惑な話です。
また、上記の通りガソリンが1リットル=170円を突破した今は、自動車で行くよりも電車の割引で行った方が大人2名、幼児1名の場合は「安い」と言う事も分かりました。
いつも車で出掛けていましたので、たまには電車や特急に乗るのも楽しみが増えて良いです。
小生は小田急線の途中駅から乗車する計画にしましたが、それでも同様に鉄道会社のクーポン利用のほうが安いという計算になりました。
ちなみに、暫定のガソリン税が一時廃止されていた2008年4月の125円当時には自動車で行った方が安かったと言う事になります。
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箱根小桶園まで実際の行程
小生の自宅は小田急線沿線ではありませんが、小田急は比較的近いです。
色々と検討した結果、最寄り駅に出るのではなく、まずは自宅から「車」で出発し、出来る限り通勤ラッシュを避けられそうで、尚且つ箱根により近い小田急線の駅まで車を使用して、その駅近くの有料駐車場に止めて、電車に乗ることにしました。
途中まで車を使うと結局はガソリン代と駐車場代が掛かるのでは?と突っ込まれそうですが、最寄り駅に出て乗る小田急線までの交通費往復と比較すると、小生の場合は途中まで車使用のほうが安かったのです。
また、有料駐車場代の最大料金(上限)が決まっている駐車場にして経費軽減しました。小生の場合は、1日500円で止められる有料駐車場ほ選び、余計な出費をできるだけ抑えます。仮に、車で現地まで行っても小桶園1000円の駐車代が掛かりますので、それを考えればトントンだと存じます。
小生は別の駅を使用しましたが、例えば海老名駅のJR側には500円駐車場がたくさんあります。海老名あたりまでくれば、下り電車もメチャクチャ混雑と言う事は無く、本厚木から特急にも乗れます。本厚木駅周辺に車を止めるが一番なのですが、本厚木だと駐車場も高くなりますし、相模川を渡るのに渋滞するので時間のロスも大きい訳です。
さて、前置きが長くなりましたが、当日は少し早めに小田急の駅に着くように出発して、駅では「箱根小桶園ユネッサン 湯あそびクーポン」を大人2名分を窓口で購入。クレジットカードで購入できました。
別途、券売機で行きと帰りの特急券を購入しました。今回、特急券は小田急ポイントカードのポイント有効期限が約3ヵ月後で、数千円分切れてしまう為、往復の特急券をポイント使用で0円購入。大人2名往復分の特急券を無料で手に入れました。
しかし、購入するのに小田急の駅の券売機1つを約3分も使用・・。朝の通勤時間帯だけに当日迷惑したと感じた方もいらっしゃるかと存じます。最近はスイカやパスモの普及で券売機も台数が少ないだけにお詫び申し上げます。
小田急ポイントカード利用で注意すべき点は、帰りのロマンスカーも小田急線の駅でしかポイント利用発券できない(箱根登山鉄道の駅などでは小田急ポイントカードのポイントでロマンスカー無料券の発券ができない)と言う事です。箱根から帰りの分も無料の特急券にする場合は、事前に小田急線の駅の券売機で発券して置くことが必要です。その為今回は行きに帰りの分の特急券も一緒に購入しましたが、平日であれば、帰りの特急券は現地で購入すれば、帰る時間も自由にできると存じます。
当日にクーポン券や特急券を購入する場合は、発券に少し時間が掛かる場合がありますので、少し早めに行くことが重要です。なお、土日は特急予約で満席と言う場合がありますので、土日の場合、事前に(早めに)特急券だけでも購入しておくと良いです。
さて、小生の場合は、各駅停車に乗ってから途中で乗り換えて特急ロマンスカーに乗りました。
ちなみに下記の行程表の通り「はこね5号」に乗ったのですが、車内(車両内)で他に乗車している乗客はなく、すごく快適に箱根湯本駅まで行けました。ちなみに、1号車~4号車の4両で乗っていたのは我々3人だけ・・。元々、海老名の車庫から箱根湯本まで回送していたと思われる列車ですので、ちょっとでも売上げになれば良いと言う運行なのでしょう。
ここで箱根の交通手段について1つ注意すべき事項があります。それは、箱根の電車はバスより「遅い」と言う事実です。
例えば、箱根湯本から強羅まで箱根登山鉄道を利用するとカーブと急勾配が多い為約40分掛かります。箱根湯本駅から登山鉄道を利用して強羅駅経由で箱根小桶園に行くと最低でも約45分必要です。
しかし、バス(箱根登山鉄道バス)を利用すれば、箱根湯本から小桶園まで約20分なのです。往復割引乗車券や箱根フリーパスなどを使わず、単純に運賃を払うと言う場合は、特にバスの方が時間も早いし、運賃も安いと言う事にもなります。
草津温泉の鉄道など、バス運送の方が時間が早くなり、廃線となった日本の登山鉄道が多い中、よく箱根登山鉄道は生き残ったと思います。
今回の場合、行きは箱根湯本からバス利用、温泉クーポンは登山鉄道もバスも両方利用できるので、帰りは久しぶりに登山鉄道を利用する行程にして、少し脚色を加えました。しかし、バスで箱根湯本に行くより3倍の時間を使いました。
なお、温泉クーポンは2日間有効なので、1泊する場合でも有効的に使えます。
以上、結果的に交通手段中心の内容となってしまいました。箱根小桶園のレポートはこちらでご覧頂けますので、ご参考になさって頂けますと幸いです。
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実際の行程 2008年 平日ダイヤ
箱根の所要時間などが分かるよう実際の時間も表示しています。小田急の本厚木駅から特急に乗りましたので、本厚木駅から新宿寄りは表示をしていませんので、ご確認申し上げます。
行き
本厚木 8:33発 小田急 はこね5号 (本厚木駅始発) 箱根湯本行
箱根湯本 9:23着
9:40発 箱根登山バス 地下通路で国道の反対側に渡り 3番バス停
小桶園 10:00着
帰り
小桶園 15:30発 箱根登山バス 施設めぐりバス(強羅経由)
強羅駅 15:40着
15:53発 箱根登山鉄道 箱根湯本行
箱根湯本 16:32着
16:47発 はこね34号 新宿行
※掲載内容は、2008年現在の内容です。実際に行程を組む場合は、小田急などのHPなどで最新のダイヤ・運賃などをご確認願います。
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