竜神大吊橋(りゅうじん-おおつりばし)は、茨城県常陸太田市から山に入った竜神峡(りゅうじんきょう)にある歩行者専用の有料吊り橋で、たくさんの観光客が訪れる景観地です。
1994年に完成した全長375mの吊り橋で、2006年に大分県の九重”夢”大吊橋が完成するまでは、日本一の歩行者専用つり橋の長さでした。
風光明媚な渓谷に吊り橋を設置すると言う観光モデルの成功例を受けて、のちに九重夢大吊橋もでき、2015年には静岡県三島市に三島スカイウォークもでき、本州においても一番の長さではなくなり、全国3位になりましたが、今でもたくさんの観光客が訪れる観光名所です。
まぎれもなく、歩行者専用としては日本三大吊り橋のひとつであり、ふるさと創生事業を一部に約33億円で建造した吊り橋ですが、1994年の開通から10年で、渡橋者数が700万人を突破すると言う、税金を投入した新しい観光創生・町おこしとしての成功モデルです。
竜神川をせき止めてた竜神ダムの湖面からの高さは日本一の高度差100mあり、日本最大級のバンジージャンプとしても有名で、テレビCMやバラエティ番組などでも、何回も取り上げられています。
ちなみにバンジージャンプは、2014年から始まり、3万人以上が利用していますが、ケガや事故はゼロと言いますので、安全性も高いようです。
なお、吊り橋は、ダム湖の北側から入場して渡ることはできませんので、南の駐車場がある方向からしか渡れませんので、ハイキングなどで龍神ダム周辺を散策・登山などする場合には、注意が必要です。
吊り橋は、揺れることはほとんどありません。
駐車場混雑
秋には紅葉の名所としても知られ、GWやお盆・秋の紅葉時期は、駐車場(200台)が混雑致します。
駐車場は、竜神大吊橋の脇にある第1駐車場が一番近くて便利ですが、そんなに多く止められないため、平日でも混雑気味なのがネックです。
参考にはならないかも知れませんが、11月中旬の平日、お昼頃の訪問時には、第1駐車場は満車でした。
しかし、道路で並んでいますと、警備員さんの指示に従って、少しずつ前進するような感じでして、回転率は良いほうで、約10分ほどで止めることができました。
それらの経験から考えますと、第2Pの先あたりから、クルマの列になっている場合には、そのまま並んで第1駐車場を目指した方が得策かと存じます。
ただし、第2Pより手前から渋滞していた際には、止められるところに止めて、歩いて行ったほうが早いものと推測致します。
100%正しいとは保証できませんが、混雑時・渋滞時のご判断に活用頂けますと幸いです。
なお、観光バスなどは優先されていて、混雑時は追い越し車線から第1Pまで通行できますが、降車させたあとは、坂の下にある第2駐車場に回送すると言うパターンです。
第2駐車場から竜神大吊橋へは、約350mで8分ほどの徒歩になりますが、坂道を登って行きます。
その途中に、300円での民間の有料駐車場もありましたが、そこからでも7分ほどは掛かります。
ただ、坂の途中から、竜神大吊橋を望むこともできますので、混雑時には第2に止めて歩いて行くのも一考です。
レストラン・お土産物店、トイレなどは、竜神大吊橋の脇にあります。
なお、クルマで向かわないと厳しいですが、近くにある竜神ふるさと村には、全長123mの5回転すべり台・ローラースライダーがあるレジャー施設にもなっています。
お尻が痛くならないよう注意が必要ですが・・。
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竜神大吊橋への行き方・交通アクセスですが、JR水郡線の常陸太田駅から茨城交通「下高倉行き」のバスで約40分、バス停「竜神大吊橋」で下車ですぐとなります。
バスの本数は1日4~5本程度です。
クルマの場合には、常磐自動車道の日立南太田ICから約45分になります。
案内板が出ていますので、道に迷う事はないでしょうが、多少、山道ですので、酔いやすい場合には、酔い止めが必要です。
駐車場から橋を往復しますと観光所要時間は、約30分です。
高所恐怖症の方は、歩くのが遅かったり、立ち止まる回数が多い、橋の真ん中を歩くなど、他の観光客にも迷惑を掛けますので、やめておきたいところです。
私は、やめておきました。(^-^)
自動車であれば30分ほどの袋田の滝などとセットでどうぞ。
駐車場の場所や周辺の観光スポットなどは当方の関東オリジナル地図でもわかるようにしてあります。
・袋田の滝 日本三大名瀑 混雑時の駐車場攻略や観覧ポイント
・竜神大吊橋 紅葉も素晴らしい茨城県の観光名所と駐車場混雑時攻略法
・月待の滝(裏見の滝) 隠れた紅葉の名所と裏から見える滝
・国営ひたち海浜公園プレジャーガーデン 割引でお得に楽しむ方法
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