天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町にある神社で、岩戸川を挟んで東本宮と西本宮の2社があります。
天岩戸(あまのいわと)は、太陽神である天照大御神が隠れたため、世界が暗闇に包まれた岩戸隠れの伝説がある舞台です。
恐らくは、皆既日食などがあると、そのような伝説になったものと推測致しますが、日本書紀に出て来る天岩戸をご神体としているのが、ここ高千穂の天岩戸神社と言う事になります。
その天岩戸(洞窟)を直接拝むことが可能になっているのが、西本宮(にしほんぐう)です。
西本宮
現在、天岩戸神社のメインとしては、西本宮になっています。
宮司さんによって、30分置きに、天岩戸神社の西本宮から、天岩戸を拝むための遥拝所へ立ち入りできる「無料ツアー」(所要15分くらい)が、行われます。
参加する場合には、下記の休憩所前が、集合場所になっています。
本殿にお参りして、その右側にある扉から、本殿の裏側に回ります。
そして、おはらいをうけて、扉から裏側に入って行き、崖の上にある遥拝所から、天岩戸の説明を受けながら、拝むことができます。
ただ、天岩戸は、撮影禁止でして、写真はありません。
宮司さんの説明によると、岩の割れ目があり、岩窟があるそうですが、古来から手を加えていないので、崩れていて、原型は失われているようだとの事です。
江戸時代の文系によると、何名か、その割れ目を目指した者がいたそうですが、ほんと、崖ですので、いずれも失敗して亡くなるなどしている模様です。
下記の神楽殿のとひころで、宮司さんによるツアーはおしまいです。
東本宮
天岩戸神社・東本宮は、天照皇大神が天岩戸から退出したあとに、住んだ場所だったところと言う事になります。
鳥居からは、若干、階段が続いています。
入口の鳥居の右側付近には、うずめ(鈿女)が回転するモニュメント・・。
意味を伝えにくいのですが、とにかく、天鈿女命がありました。
東本宮と西本宮の間を移動すると、徒歩約8分となりますが、両方に駐車場はあります。
西本宮は天岩戸を拝むための遥拝所である感じでして、信仰の中心は天照皇大神を祀ってきた東本宮だと思われます。
社殿背後の御神水近くには「大神宮」の祠もあります。
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御朱印は、天岩戸神社「西本宮」の授与所にて可能です。
天岩戸神社、天安河原宮、兼務神社も、西本宮の授与所となり、紙の御朱印も頂けるようです。
天岩戸神社への交通アクセス・行き方ですが、西本宮を目指します。
宮崎交通の高千穂バスセンターから、町営ふれあいバスの岩戸方面行き(岩戸線または日出線)で岩戸バス停で下車となります。
駐車場は、広いとは言えないため、GWやお盆期間中などには満車気味になるようです。
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天岩戸神社の西本宮を起点として、天安河原へも「徒歩」にて向かってください。
天安河原と天岩戸神社・西本宮の両方の見学所要時間は、50分~90分といったところです。
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