このページでは旅行先や仕事先などで災害にあって被災した場合の対応方法などを明記しておきます。
まずは、身の安全をはかり、冷静に行動して下さい。
自治体の防災情報
地元自治体から発信される防災情報は、インターネットでも閲覧できる場合が多いのですが、2015年の茨城県常総市の鬼怒川堤防決壊の際には、市役所も被災し停電(自家発電も浸水)となり、情報更新が途絶えたと言うケースもあります。
そのため、大きな災害の場合は下記のサイトも合わせて参考にすると良いです。
Yahoo!防災(アマホアプリ)
避難指示などの情報が分かります。
NHK防災サイト
災害の被害状況などがわかります。
国土交通省「災害情報」
対応情報・国道・鉄道などの状況などが総合的にわかります。
道路通行実績情報
自衛隊が派遣されると行った大規模な災害が発生した場合には「道路通行実績情報」が無料公開される場合があります。
これは、ホンダのカーナビが発信した通行実績が公開されるもので、直近の時間にて、自動車が走行できた道路が「青く」表示されます。
Yahoo!地図や、googleマップで公開される場合がありますが、いつからいつまで公開されるなどは不明で、公開開始も、災害が発生してからすぐにと言う訳ではないのが、残念なところです。
Yahoo!地図
※レイヤーから必要情報を選択して表示
googleマップ
※公開開始されると上記にて発表されます
我が家での旅行時防災対策
救命胴衣
私の場合、小型船舶1級の免許も持っている事もあり、常時、車には「救命胴衣」を搭載しています。
万が一、車が落水した場合や、洪水などに巻き込まれた場合でも、救命胴衣があれば少しは安心して脱出できます。
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自動膨張式の救命胴衣もありますが「ボンベ」を使っていますので、車載の場合夏場など高温になると爆発する危険がありますし、定期的にボンベの交換も必要です。
そのため、災害用に救命胴衣を購入しておくのであれば、オーソドックスな救命胴衣で、目立つ色の物がお勧めです。
サバイバルキット
車載用の防災キットです。
旅行に限らず、通勤で車を使っている方も必需品と言えるのではないでしょうか?
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体温の保温ができるレスキューシートはコンパクトで邪魔になりませんので、人数分あった方が良いです。
モバイルバッテリー
スマホの充電装置も大切です。
特に停電時にこれがないと、残りの電池が心細くなり、情報収集や救助要請もできなくなってしまいます。
懐中電灯機能がついたようなタイプもあります。
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ただし、モバイルバッテリーも、高温になると発火することがありますので、クルマの中におきっぱなしは、やめましょう。
スマートフォン・携帯電話
スマホや携帯は災害時には威力を発揮します。
もし、大雨などが予想される旅行先では、常にスマホの充電の残量が低下した状態にならないよう心がけましょう。
電話が繋がらない場合には、SNSで友人などに消防などへの通報を依頼しましょう。
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大雨のとき
天気予報でかなりの大雨が予測される場合には、旅程変更・旅行中止などの勇気ある判断も時には必要です。
もし、渋滞・交通障害などで旅館・ホテルへの到着が予定時間より遅れる場合には、必ず宿泊先に電話を入れましょう。
増水している河川や用水路・水たまりなどには絶対に近づかないでください。
様子を見に行くのもNGです。
車で移動中の場合には、冠水している道路へ無理に進入することはやめて下さい。
水位が高いと、車内に水が入ったり、エンジンが停止してしまうだけでなく、車ごとそのまま流されてしまい、生命に危険が及びます。
ホテル・旅館などに宿泊している場合で「崖」がある場合には、できる限り崖から遠い場所に布団を移して就寝してください。
また、夜間でも避難指示が出る事もありますので、いつでも避難開始できるように準備をしておくと良いでしょう。
停電などにも備えて、懐中電灯1つくらいは、旅行中でも持参すると良いです。
海岸で遊ぶとき
海水浴や海岸での海釣りなどのレジャーを楽しむ場合には、遊び始める前に家族で、大きな地震が発生した場合の避難先(目標)を話し合っておきましょう。
大きな地震を感じたら、すぐに陸に上がって、高台に避難開始してください。
海の中に浸かっていると地震に気が付かない場合がありますが、その場合、監視員さんなどの指示がありますので、その指示に従って避難しましょう。
時間との勝負ですので、慌てず早めな行動開始が必要です。
とにかく、海岸近くで大きな地震が起きた際には、すぐに高台に避難してください。
また、津波はすぐに到達しない場合や、何度も押し寄せる場合がありますので、気象庁の津波情報が解除されるまで、数時間以上かかる場合がありますが、自分で大丈夫だと判断せずに高台にとどまってください。
冠水した道路
冠水して地面が水で見えない道路などで移動する場合には下記の注意が必要です。
車の場合、側溝などに脱輪したり、水深が深いと、車ごと流されてしまう場合がありますので、無理な進入は厳禁です。
歩いて行く場合には、マンホールが外れていたりすることもありますので、棒や傘などで、進行方向を突きさして確認しながら進んでください。
以上、万が一危険となった場合には、冷静に落ち着いて判断し、救助を要請して待ったり、必要であれば行動をしましょう。
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