クルマ(乗用車)などのフロントガラスの内側拭き、内ガラスの汚れ取り、汚れ拭き掃除で安くて簡単な方法です。
水滴の痕やあの拭きムラが残らず、くもりがなく全面透き通ったガラスにする方法と言えますが、基本的に用意・準備するものは2点ほどになります。
まずは「精製水」から。
精製水
窓ふきには「精製水」を使いますと仕上りが劇的に変わります。
精製水(せいせいすい)は、不純物を除去した水です。
普通掃除する際には水道水を使うと思うのですが、水道水には不純物が含まれています。
人間が飲むのに問題ないのが水道水と言う事なのですが、塩素・鉄分・カルシウム・マグネシウムなどミネラルが入っています。
無色透明で見えないとは言え、水道水を使ってふき取ると乾燥したあとに不純物が残って白い筋やシミが発生したりします。
このように水道水を使ってガラスを拭くのが、なかなか綺麗にならない、汚れた状態になり納得行かない状況となるのです。
精製水(純水)はバッテリー補充液としても販売されています。
ホームセンター、カー用品店などで簡単に手に入ります。
ドラックストアでも販売されています。
クルマの内窓を拭く程度でしたら、精製水も少量で構いませんので販売されているうち一番安いので良いでしょう。
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ただし、カー用品店などでバッテリー補充液を購入する場合には、成分に添加剤が入っている高級タイプもあります。
品質欄を確認して「精製水」だけになっているバッテリー補充液をご購入願います。
購入時に密閉されている状態の精製水は腐りません。
ただし開封した瞬間から、空気中の細菌・雑菌が精製水に混入してしまいます。
ただし、すぐに使えなくなるということではないため、開封後の精製水は密閉した状態にして直射日光が当たらない冷暗所で保存・保管しましょう。
私の場合、安い精製水を購入して空いているスプレー容器に入れて「スプレー」する形で清掃にしようしています。
スプレー容器は水道水で洗ったあと、まる1日以上乾燥させるなどして、容器の中に水分が残っていない乾燥した状態のところに、精製水を注いで保管願います。
精製水はもともと雑菌がないので腐りにくいわけですが、容器に移す際になどに1摘でも水分が混ざると、劣化(腐敗)が早くなってしまいます。(腐ります)
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精製水が大量に余った場合には、ワイングラスを洗うのに精製水を使うとガラスが綺麗になります。
また、クルマのボディーも精製水を使って汚れを取ると、不純物がのこりにくいので普段よりキレイになります。
ご自宅の部屋にある窓ガラスを拭くのにも良いでしょうし、開封後24時間以内に使い切ってしまうのが適切だと存じます。
ガラスだったらなんでも綺麗になりますので、ご家族が使っている鏡台のカガミ、洗面所のカガミなども綺麗にしてあげると喜ばれるでしょう。
窓フクピカくもり止めなどの市販品も良いですが、冬季などにガラスが曇るのも、ガラス面に不純物があるためですので、精製水を使って窓ふきをしておくと曇り止め防止も期待できます。
キムワイプ
ガラス面に精製水を吹きかけるあとに「ふき取る道具」も重要です。
普通のタオルやティシュなどで濡れたガラスを拭きとっても、繊維のクズがガラス面に付着して不純物が残るため結果的に完全に綺麗にはなりません。
そのため、繊維くずが出にくい道具でガラス面を抜き取ることが大切です。
私のオススメとしては「キムワイプ」になります。
キムワイプは、一見ティッシュのようですが繊維くずが出にくい特徴の紙質になっています。
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拭き方としては、スプレーなどで精製水を窓ガラスにふきつけたあと、まず1回としてキムワイプで水分を広げながら拭きとります。
ただし、1回だけで完全に水分を拭きとるのは困難ですので、ある程度水分をふきとったあとに「仕上げ」として、新しいキムワイプを使って2回目のふきとりを行うと良いでしょう。
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使い捨てですので、あとで洗濯する必要もないのでラクラクです。
ただ、実際にクルマのフロントガラスに精製水を吹き付けて水滴を拭きとるのに、キムワイプ10枚程度使いました。
結構、使っちゃうなと言う印象でしたので、マイクロファイバーのタオルも良いでしょう。
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