旅行計画

福岡空港から唐津・平戸・佐賀・柳川・大宰府と1泊2日で一周


スポンサーリンク



台風ではありませんが、久しぶりに九州に上陸致しました。
九州は、何度目だろう?、もう分かりませんが、福岡空港は2回目だと記憶しています。
しかし、福岡空港も今では第3ターミナルまであって、昔の福岡空港とはもう違っていましたが、滑走路1本ではもう厳しそうですね。

今年は熊本城のデジタル写真が無いので、熊本を中心に再訪しようと思っていたのですが、先の熊本地震によって断念することになってしまいました。
熊本城や熊本県にもご寄付させて頂きましたが、被災された皆様の生活が一日も早く正常になることをお祈りするばかりです。

そして、今回、九州復興策(熊本地震の景気対策)の「九州ふっこう割」で福岡がなんとか予約取れたため、急遽、福岡空港にして九州を訪れる事になりました。
旅費と致しましては、羽田発で15000円割引になって、支払額約27000円で1泊2日の2食付きですので、かなりのお得感があります。
別途、大分も予約が取れたので、大分は9月に行く予定です。

とは言え、今回は梅雨が明ける約5日前の訪問となり、結果的に天気は良くありませんでしたが、お陰様でなんとか予定はすべて消化できました。

福岡空港に降り立つと、地面は濡れていて、水たまりもありましたが、天気は晴れており、レンタカーで高速に乗って、まずは唐津を目指しました。

まずは、唐津城の鏡神社によりました。
福岡空港からレンタカーにて約1時間10分で唐津まで行けました。
このページではご参考になるよう移動時間を入れていますが、各訪問先で必要だった滞在時間は各ページをご参照願えますと幸いです。
鏡神社には戦国大名・寺沢広高の墓があります。
※訪問先の詳細は別途記事がありますので、例によって割愛させて頂きます。

寺沢広高とは~関ヶ原では東軍としてまた虹の松原などで慕われた唐津城主

その後、虹の松原にちょっと寄り道します。
天気が良かったら、素晴らしい景観だったと思います。

虹の松原

そして、唐津城です。
唐津城は山の上にありますが、左奥から有料エレベーターがありますので、足が弱い高齢者も簡単に登る事ができます。

寺沢広政とは~虹の松原も望む唐津城の周り方と駐車場情報など

そのあと、唐津市街地にある「浄泰寺」に寄りました。
ここには、肥前・名護屋城の大門と、安田作兵衛国継の墓があります。

安田国継とは~織田信長に傷を負わせたあと森蘭丸を討ち取った安田作兵衛の墓

そのあと、肥前・名護屋城を目指しました。
唐津城からは30分くらいの距離です。
名護屋城へは道が結構、ややっこしいのですが、カーナビで設定したら、最短コースを選んでくれまして、助かりました。

肥前・名護屋城の辺りは、北九州でも突き出ていることからか、到着した頃にはだいぶ空模様が怪しくなってきました為、お昼ごはんを後回しにして見学を急ぎました。

肥前・名護屋城~まぼろしの巨大名城も諸大名にとっては悪夢の思い出か

先に名護屋城博物館の方を見学させて頂いて、いよいよ名護屋城に入りますと、そこで「豪雨」となってしまいました。
ただ、10分もすると雨は上がりまして、雨の降り方を見ながら散策を優先したため、見学を終えたころにはお昼の12時30分を周ってしまい、そこで昼食を取る事にしました。

近くに道の駅「桃山天下市」があり、名護屋に来るまでの間、あちこちに「桃山亭海舟」と言う海鮮レストランの看板も眼に入っていたため、桃山天下市の桃山亭海舟に行ってみましたが「ガーン」・・。
お土産店はすべて営業しているのですが、なんかレストランだけ「定休日」と言う看板がぶら下がっています。
公式サイトやグルなびのようなサイトを拝見しても「無休」とあるんですが、雨の予報だったので、定休日にしてしまったのか?、最近ルールが変ったのか?、理由はわかりません。
仕方ないので、地図にあったセブンイレブンでサンドイッチでも食べようかな?と、見渡すと「ガーン」・・・。
セブンも改装中との表示があり、コンビニが営業していません。

あとは戻って、名護屋城の大手門食堂と言う頭もよぎりましたが、もういいやと言う事で、ここまでせっかく来たので、北の岬となる「玄海海中公園」がある場所へ向かいました。
しかし、この頃にはすでに大雨がずっと降り続いている状態でして、本来であれば素晴らしい景色であろう「波戸岬」も下記のような感じでした。

波戸岬海水浴場

いや~、もったいないですね。
でも、自分の予定に天気が合わしてくれる訳でもないので、遠距離への出張において、ひればっかりは仕方ない所です。
先を急ぐ事にし、まずは伊万里を目指しました。
その途中にあったファミリーマートで結局サンドイッチを買って結局昼食としています。

しかし、この佐賀県の北部は、昼間、地元の皆様はとても安全運転なさっておられます。
ほとんど車が走っていないのですが、走行している皆様はスピードも制限速度出さないですし、センターラインが無い道路は、道路の中央を走って、前方から車が来ると、必ずブレーキを踏んで時速20kmくらいまで減速なさっておられました。
先に通しても頂けず、お蔭で、イライラがかなり貯まりましたが、通行量が少ないので渋滞することも無く、時間を気にせずに目的地まで行けるような所にお住いの皆様が、とてもうらやましい限りです。

伊万里は特に見るところが無いので、素通りして平戸へ急ぎます。
途中、MR「松浦鉄道」の車両が踏切を通過したので、パチリ。
MR-600形のハッピートレインですね。

松浦鉄道

名護屋城から平戸城までは約2時間20分でした。
松浦を抜けて、平戸までの間も、ずっと雨は止んでいまして、降っていたのは名護屋だけだったのですが、ちょうど平戸城の駐車場に到着すると、また突然、豪雨が降り出しました。
その雨の中、登城される方もおられましたが、また、すぐに雨は止むだろうと予測して、平戸のスーパー・エレナのトイレを借りる為に、ちょっとクルマで移動しました。
そして、トイレを済ませて、再び平戸城の駐車場に止めたのですが、そこで大問題が発生してしまいました。

スマートフォンが行方不明になってしまったのです。
クルマの中を汗だくになりながら一生懸命探しても見つからず、スーパーで落としたのか?と思って、戻って定員さんに聞いてみたりしたのですが、諦めて、平戸城を見学致しました。

松浦隆信と松浦鎮信は弱小勢力から脱却に成功~平戸城の訪問記

スマホが誰かに拾われて、使われたらどうしよう?
なんて考えましたが、画面パスワードをかましている事を思い出しまして、そのあとは開き直りました。
しかし、パソコンを無くしたのと同じでして、2日目の行程などをスマホに入れていたため、ちょっとどうしようかと、よぎりつつ、次には「最教寺」を訪問致しました。
松浦鎮信の墓が最教寺にはあるのですが、クルマを降りて境内に入ると、またしても豪雨が・・。
豪雨の中、お墓参りさせて頂き、あとは今晩の宿に向かうだけとなりました。

そこで、クルマの中で荷物の整理をしつつ、改めてスマホを捜して見ましたら、ありましたよ。
樹種隻の座席とセンターのパーキングブレーキがある「スキマ」の更にずっと下の方に落ちていました。
上から見ると、辛うじてスマホの端っこが見えている感じでして、取り出すのにも苦労致しました。
でも、見つかってよかったです。

宿泊したのは、平戸からちょっと離れた「平戸・千里ヶ浜温泉ホテル蘭風」さんです。
だいたい16時30分くらいに到着しましたが、先の最教寺で降り出した豪雨の中、この時間にヘッドライトをつけながらホテルに行きました。
ホテルに到着しても、駐車場から屋根の下に行くまで、非常に濡れてしまったのは言うまでもありません。

千里ヶ浜温泉ホテル蘭風の建物はもう何十年と経過しているようですが、客室も食事も、楽しめてなかなかよかったですよ。

平戸

下記は客室から撮影した千里ヶ浜です。

平戸・千里ヶ浜

海水浴の時期に是非来たいところですね。

千里ヶ浜温泉 平戸千里ヶ浜温泉ホテル蘭風~日帰り入浴も可能


スポンサーリンク



1日目の唐津城では晴れ間もあったのですが、2日目の行程としては、そのほとんどが「豪雨の中」と言う事になりました。
雨雲の本体は対馬のほうに流れたようですが、その対馬では50年に1度の警戒情報も出るくらいでして、途中、道路や高速が通行止になったりしないか、心配した中で、まずは佐世保に向かいました。

佐世保は港に大型客船が停泊しており、観光バスも、ものすごい台数が待機していました。
中国からの客船は、長崎港や博多港だけの入港ではないんですね。

ただ、相浦中里ICの手前から大渋滞にはまり、20分ロスしました。
いつもこんなに混雑しているのですかね?、それとも雨天だったからなのかは、分かりませんが、その渋滞にはまっている時、目の前が「ピカッ」とスゴク光ったかと思ったら、すぐに「ドカーン」と非常に大きな音がしました。
すぐ近くに雷が落ちたようです。
クルマはカミナリが落ちても安全ですが、ほんと、すごい音でした。

そして、西九州自動車道を東へと進みましたが、この高速は途中に料金所が何個もあります。
しかも、ETCは1レーンと現金1レーンの合計2レーンと言う感じでして、料金所を減らすなり、出来なかったのかな?と思いつつ、長崎自動車道に入りました。
長崎道では、スリップしたのか?、途中、ひっくり返っている事故車もありましたが、渋滞はなくなんとか進めて、ほぼ計画通りの時間で佐賀城に到着致しました。
平戸のホテルから佐賀まで、約2時間30分でした。

高伝寺と佐賀城を見学しましたが、もちろん両方とも「どしゃぶり」のため、写真にも雨粒が、何かの霊のように写ってしまい、それが残念でした。

龍造寺政家と龍造寺高房~鍋島化け猫騒動と佐賀城訪問記

しかも、高伝寺では雨の散策途中で、滑って転んでしまい、ジーパンに「汚れ」が・・。
小谷城の本丸から滑落してから、予備のズボンを持って出掛けているため、なんとかなりましたが、皆様もご注意願います。

鍋島直茂と鍋島勝茂とは~鍋島化け猫騒動と龍造寺の存亡

ここで本当であれば、吉野ヶ里遺跡くらい行きたかったのですが、今回は時間が足りず、当初の計画時点で断念しています。
やはり1泊2日で九州は、時間的に厳しいです。

次には蓮池城と柳川城を訪問しました。
佐賀城から柳川城までは約40分ですが、素直に行ける道があまりなく、何度も曲がる必要がありますので、カーナビが無難です。
また、柳川城は見どころも乏しく、また、雨の為、思うように動けていない事から、時間に余裕ができたため、急きょ、塩塚と蒲池城跡にもよりました。

蒲池鑑盛と蒲池鎮漣~柳川城主として忠義を貫くも【柳川城訪問記】

ただ、この柳川では、避難勧告も出るくらいの激しい豪雨となりまして、クルマのワイパーも、スーパースピードにて、安全運転させて頂きました。
しかし、このような時には、本当にノロノロのクルマもいるので、とても危ないです。

でも、柳川のあたりは連続高架のバイパスをちょうど整備しているところでして、また訪れるときが楽しみです。

そして、西鉄・大牟田線沿いをずっと北上し、久留米城に行きました。柳川から約50分です。
久留米城でも、相変わらず土砂降りでして、良く見る事ができませんでしたが、なかなか立派な構えの城です。
機会があれば、また訪問したいと思います。

そのあとは県道17号で北上します。
この17号も、交差点はインターになっていて、高速並の道路です。

途中、二日市に寄って、岩屋城と大野城を訪問。

高橋紹運と立花直次~岩屋城の戦い・岩屋城の訪問記

この北九州では長い時間、雨が降っていなかったようで、道路も乾いていましたので、不思議なものです。
久留米から二日市は約40分でした。

お陰様で、山城の岩屋城も雨がやんでいる状態で訪問できました。
そして、山を降りて太宰府天満宮にもよりました。
太宰府天満宮は2回目ですが、前回訪問時の記憶がほとんどなく、再訪できてよかったです。

大宰府天満宮

太宰府天満宮と菅原道真~どうして菅原道真は学問の神様になったのか?

その後、余った時間で大宰府跡にも寄って、福岡空港近くのスーパー銭湯「月の湯」にて汗を流し、レンタカーを返却した次第です。

福岡空港近くの博多の森「湯処」月の湯~空港から近いスーパー銭湯

ただし、福岡空港の周辺も夕方は道路が渋滞しました。
そのため、夕方にレンタカー返却の場合には、早めの行動が良いかと存じます。

福岡空港のラウンジにも寄ってみましたら、ここでは「缶ピール」が1本もらえました。
国内のラウンジでビールが飲めるところは珍しいですね。

福岡空港のラウンジ

まだ、阿蘇方面の国道57号などが通行止ですので、熊本方面は避けましたが、今回と2ヶ月後の大分出張で、少しでも九州の観光施設などの収入に結び付けばと言う思いでございます。
以上、福岡から佐賀・長崎の出張報告でしたが、あとは長崎・佐世保と、宮崎・鹿児島方面も再訪したいところです。


スポンサーリンク



髙田

投稿者の記事一覧

最後までご高覧賜りまして、誠にありがとうございます。
旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
日本航空さんに年間10~30回搭乗して日本国内を巡っており、観光地での楽しみ方、お得な過ごし方などを掲載しております。
国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級、温泉ソムリエ、普通救命修了。
メディアさまへの写真類の提供・テレビ出演依頼などを賜ることもございますが、自己紹介ページの下部よりご連絡をお願い申し上げます。

関連記事

  1. 全国旅行支援2023年 2023年「旅行支援」終了日【宿泊日はいつまで?なのか】日本全国…
  2. Go to トラベルキャンペーン「支払内訳がわかる書類」 Go to トラベルキャンペーン「支払内訳がわかる書類」とは? …
  3. 阿蘇山噴火ライブカメラ 熊本「阿蘇山」ライブカメラ・生中継情報 2021年10月20日噴…
  4. トクだ値の乗り越し精算は?区間外乗車の方法 JR東日本「えきねっ…
  5. 多摩動物公園の駐車場で困らないために~お勧め駐車場はココ
  6. 石見銀山を2時間で観光 石見銀山を2時間で観光する「効率が良い」観光モデルコース 駐車場…
  7. 高千穂神社 高千穂神社 高千穂神楽(夜神楽)の見学方法【毎晩開催】
  8. 天草「祇園橋」 天草「祇園橋」 国内最大級の石造桁橋

スポンサーリンク




コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Rakuten-Link

【PR】

スポンサーリンク

只今の人気ページ(月間)

Rakuten-Link

おすすめ記事

  1. 酒水の滝(しゃすいのたき) 相模国最大の滝【日本の滝100選】
  2. 古代出雲歴史博物館 (出雲大社の隣) 国宝の銅剣などの展示 古代出雲歴史博物館
【PR】
PAGE TOP