九州観光

鵜戸神宮~亀石の穴に投げる運玉もある太古からの信仰


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鵜戸神宮(うどじんぐう)は、宮崎県日南市にある神社で、とても景観も素晴らしい海岸にあり、歴史もある神社です。

創建は不明ですが、古代以来の海洋信仰の聖地となっています。
本殿は日向灘に面した海岸(断崖)の中腹の大きな穴、東西38m、南北29m、高さ8.5mの岩窟(海食洞)の中あります。
この岩窟は日本書紀や古事記にも登場する豊玉姫・豊玉姫神(トヨタマヒメ)が、主祭神であるウガヤフキアエズ(日子波限建鵜草葺不合命・彦波瀲武盧茲草葺不合尊)を産むため産屋が設けられた場所とされます。

そして、生まれた日子波瀲武盧茲草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)は、神武天皇の父にあたります。

この縁で、崇神天皇が6柱の神を「六所権現」と称して創祀し、推古天皇のときに、岩窟内に社殿が造られて、鵜戸神社と称したと伝わります。

鵜戸神宮の境内を写真でご紹介しながら記載してみますが、立派な門が続きます。

楼門から入ると、釘を一切使用していない神橋(玉橋)を渡り、崖にそって作られた石段を降りて参拝します。

神社としては日本でも珍しい、階段を降りた下にある「下り宮」となっています。

階段を降りたところの絶壁側に、下記のように大きな穴が開いていて、その中に本殿があります。

宮崎でも屈指のスピリチュアル・スポットと言える穴にある社殿は、本殿・幣殿・拝殿がひとつになっている権現造(八棟造)こけら葺です。

戦国時代の永禄3年(1560年)に伊東義祐により社殿が再興されました。

その後、江戸時代の寛永8年(1631年)には飫肥藩主・伊東祐慶による造替があり、1641年にも伊東祐久による修復が行われています。
下記は、伊東祐久が奉納した石塔です。

また、正徳元年(1711年)にも藩主・伊東祐実による造替があり、改修されながら現在に至りました。
お参りしたら、左にそれて社殿の裏へと回り込みますと、洞窟の奥の部分には、お乳岩があります。

豊玉姫が綿津見国へ去る時に、御子の育児のため、左の乳房をくっつけたと伝わります。
この岩は、上から突き出ている岩で、乳房に似た2つの突起になっているとのことですが、パッと見てよくわかりませんでした。
乳のようには、見えなかったのですが、ジロジロとじっくり見るのも、外国人さんから「なんだあの日本人は」と思われそうでしたので、やめてきました。
そのため、写真もピンボケで、申し訳ありません。

しかし、その岩の突起からは、水がした落ちており「お乳水」で作った飴を、母乳代わりにしたと言う伝説から、その清水で作っている「おちちあめ」も販売されています。
母乳の出がよくなるとされ、おみやげ品としても人気なようです。

縁結びや安産・子宝にご利益のある神様ですので、しゃんしゃん馬道中と申しまして、大正時代の初め頃まで、宮崎の新婚夫婦は「鵜戸さん参り」をする風習があったと言います。

洞窟の表に戻って、正面の海岸には「霊石亀石」があります。

この亀石にあいている穴の中(窪み)に、運玉を投げ入れて、見事入ると願いが叶うと言われています。
運玉(うんだま)は5個100円にて購入可能です。
男性は左手で投げなくてはなりませんので、これがまた非常に難しいゲームのようで、入っている人はいませんでした。
ただし、実際に見事入れた方は、その時、願ったことが叶ったと言う話もありますので、本当にご利益がありそうです。
下記は、亀石の海岸を撮影した動画です。

鵜戸神宮の由来は、上記に記載させて頂いたとおりですが、下記の結界の先にある海岸の奇石が目に入ってしまいました。

なんか、動物の形に見えてしまったんですよね。
各写真はクリックすると拡大致します。

鵜(ウ)だとは申しませんが、ニワトリのようみ見えたのですが、私だけでしょうかね?

でも、関東に戻ったあと、気になって調べてみても、この岩と神社は関係ないみたいです。
ちなみに、鵜戸神宮の神使は、カメではなく、ウサギですが、出雲の方でもよくうさぎですので、うさぎに関しては、関連があるのかも知れません。

鵜戸神宮は海岸にあり、暗くなると危険なところもあるため、夜間などは出入りできません。
また、階段や自然の穴の中に神社がありますので、ハイヒールなどですと、ちょっと危険かも知れません。
営業時間と言うわけではありませんが、参拝可能時間は、4月~9月が朝6時~夜19時、10月~3月の冬期は朝7時~夜18時までとなります。

交通アクセスですが、当方のオリジナル地図をご参照賜りますと幸いです。
一番近い無料駐車場を印してあります。(バスなどの大型車は進入禁止です。)
この駐車場からでしたら、本殿まで歩いて5分の距離となりますが、鵜戸神宮の入口にはカフェのお店などもありました。

電車・バスの場合には、 宮交シティから日南行きバスで所要70分、鵜戸神宮入口バス停下車となります。

ただし、観光バスの駐車場にもなっているバス停からは、約30分かけて山を一つ超えて歩いて行くような感じですので、高齢者さんは厳しいかも知れません。
添乗員の間では「運動(うんど)神社」と呼ぶとか・・。
できれば、普通自動車・レンタカーなどで、一般車が入れる駐車場に行くのが訪問しやすいです。

初詣情報としては、駐車場に入れるまで2時間~3時間、その後、お参りする列に並ぶこと1時間と言う情報もありますが、鵜戸神社は、天気の良い日はとても景色が良く、大変気持ちが良いところです。
とても個性的で神秘的な神社ですので、ぜひ、お参りなさってみて頂ければと存じます。

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髙田

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