原鉄道模型博物館(はらてつどうもけい-はくぶつかん)は、鉄道好きはもちろん、ご家族・子供連れの方も、おひとり様も、電車が好きではなくても、意外とみんな楽しめるとても貴重な博物館です。
横浜駅の東口からもほど近い、みなとみらい地区にある横浜三井ビルディング(テツモポート内)の2階フロアに、2012年7月オープン致しました。
運営は三井不動産となります。
展示されている鉄道模型は、原さんが収集したり自分で作ったりしたものとなります。
故・原信太郎(はら-のぶたろう)さんは、元、コクヨの専務で、世界的に著名な鉄道模型作家・鉄道模型収集家として知られます。
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世界380ヶ国を周って鉄道模型を収集し、海外の電車の本を読むために英語はもちろん、フランス語やドイツ語も勉強していた原さんは、Oゲージ(軌間=32mm)を中心に自作していました。
原鉄道模型博物館には収蔵2500両のうち1000両が展示されていますが、原さんは約6000両の鉄道模型を所有していたと言う事ですので、展示されている模型は半分以下です。
しかし、とてもたくさんの貴重な車両などが展示されていました。
最後のほうには、室内施設としては世界最大級となる「いちばんテツモパークジオラマ」と言う1番ゲージのジオラマと鉄道模型が実際に走行しています。
子供向けにも機関車トーマスが走っていますので、お子様でも楽しめます。
1番ゲージと言うのは、軌間45mmの線路を使用する鉄道模型で縮尺は約1/30程度になります。
市販しているメーカーとしては、ドイツのメルクリン、日本ですと横浜のアスターホビーなどになります。
あと出口直前に、横浜をイメージしたNゲージのジオラマも設置されています。
フラッシュや三脚を使わないと言う条件にて、全館撮影が現在は許可されています。
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定休日は毎週火曜日ですが、夏休みなどは休まず営業する場合があります。
また、不定期にメンテナンスなどで連続してお休みになる場合もあります。
営業時間は、朝10時~17時ですが、最終入館は16:30です。
動画も撮影しておきました。
全部で3本あります。
入場ですが、エスカレーターで2階に上がりますと正面左側に「券売機」があります。
入館料は執筆時点で、大人1000円、中学生・高校生700円、小人(4歳以上)500円です。
【PR】JAF会員証で割引を受ける場合には、券売機では購入せずに、直接、受付にてチケットを購入願います。
※感染防止のため予約制になっている場合も考えられます。
再入場はできません。
また、ランチは博物館の外でと言う事になります。
交通アクセスですが、JR横浜駅からの場合、東口のG出口から地上に出て、川を渡って左です。
みなとみらい線の新高島駅からは出口2から徒歩2分となります。
車の場合には、横浜三井ビルディングの地下1階にある「三井のリパーク」が割引利用可能です。
原鉄道模型博物館の入館時に駐車券を受付に提出すれば、平日最大1000円、土日祝最大1400円の駐車料金に安くなります。(変更になっている可能性あり)
153台止められますが、土日祝は満車となり、道路の本線にまでクルマの列が並ぶことがあります。
ちなみに、横浜三井ビルディングの1階には、コンビニや飲食店のほか、Nゲージ鉄道模型店の販売店がありますが、博物館のミュージアムショップになっています。
原鉄道模型博物館の見学所要時間は40分~60分といったところです。
ご家族でお昼時であれば、横浜そごうの駐車場に止めて、レストラン街で食事して駐車券の割引を受けて、徒歩で原鉄道模型博物館に行くと言うのも大変有効な節約術です。
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コロナの影響で、今はチケットが予約制になってます。
駐車券の割引もありませんでした!
これから行かれる方は公式ホームページをチェックするのがよさそうですよ。