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1999年4月にオープンした横浜市営の新しい動物園「ズーラシア」は、最新の展示方法で、自然との調和した中で、様々な動物の生態を見学できると言う大変素晴らしい動物園になっています。
実は、横浜市は他にも動物園が2箇所(金沢動物園、野毛山動物園)がありますが、現在は、ズーラシアに毎年予算を組んでは、新エリア建設などの投資を行っており、現在の面積は42.3ha。2015年春に全面開園すると約53.3haで日本最大級の都市型動物園となる計画です。(ちなみに東京ディズニーランドは約51ha)

世界の気候帯・地域別の7つに別れて、それぞれの動物が実際に暮らす地域を再現しています。
そして、その地域特有の植物などが植えられており、動物の生息地の雰囲気を体感できるのです。
丘の立地の為、園内の地形も起伏に富んでいますが、1周3.4Km(近道もあります)の園路はゆったりとした幅員とスロープで整備され、また、随所にベンチや休憩所が、建物にはエレベーターが設置されています。よって、ベビーカーでも苦労することなく、全エリア移動できます。

下記の動画はオカピの食事風景。

世界三大珍獣の一つであるオカピを、日本国内で初めて一般展示したのがズーラシアで、オカピがいる「アフリカのサバンナ」エリアは、ディズニーランドを思わせるような雰囲気で、とても動物園とは思えません。

なお、動物園なのに、水族館のように、カワウソ・ペンギン・オットセイ・ホッキョクグマなど、地上だけでなく水中でも暮らす動物もいます。

カフェテリアスタイルのレストランは、ガラス張りで開放感があり、200席のゆったりスペースですが、お弁当を持参して芝生の「ころころ広場」でシートを広げたり、雨が降っても無料の休憩棟「ころこロッジ」が利用できます。
もし、食事代を節約するのであれば、パンやオニギリを買ってきても良いかと思いますが、レジャーシートを忘れずに。
ジュース類の自動販売機は通常価格で、割高にはなっていません。

動物の展示だけでなく、動物たちのお食事タイムやイベントなども土日祝を中心に、毎日開催されています。
下記の動画は「バードショー」の様子です。

また、園内の数箇所に大型遊具が設置されており、子供たちは、動物を見るだけでなく、自分が「お猿さん」のように遊ぶこともできるのです。
しかも、毎週土曜日であれば、高校生まで入園無料と、うれしい悲鳴も。

園内全ての動物を見るのには、普通で約2時間、ゆっくり歩いて約3時間です。
ただ、バードショーなどのイベントもありますので、それらの時間に合わせたりすると、更に数時間必要となります。
当然ですが、犬や猫などペットを連れての入園はできません。

夏休みシーズンには、夜の動物の生態が見学できる「ナイトズーラシア」として、閉園時間は20時30分まで延長されます。

有料駐車場は2200台収容（8時30分 ～ 17時30分）で、1000円の駐車料金は出庫時に支払う「後払い方式」となっています。
駐車場に止まっている車のナンバーを見ると、関東以外など遠方から訪れている方も多いようです。京都ナンバーなども見る事がありますよ。
電車の場合、相鉄線「鶴ヶ峰」駅北口・相鉄線「三ツ境」駅北口・JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅南口下車、各駅から「よこはま動物園」行きのバスで約15分。
将来的には横浜市営地下鉄「グリーンライン」が、ズーラシア付近を通り、駅が建設される計画もある。

なお、ズーラシアは【PR】JAF会員割引だと団体料金適用となり、かなり割引になりますので有利です。
【PR】JAF割引を受ける場合には、券売機ではなく「窓口」に会員証を提出して入園料金を支払う方式です。

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