←姫路城の歴史と見どころ【国宝・世界遺産】写真集・観光情報の続編です。
このページでは姫路城・天守閣の内部を中心にご紹介させて頂きます。
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さて、日本初の世界文化遺産になった姫路城・天守閣の内部は、5層6階+地下1階と言う構造になっています。
外から見ると5階建てに見えるのですが、3階と4階部分が外からだと1つの階に見えます。
このような手法は、他の城の天守閣でも見られる手法です。
上記は最初に入れる西小天守の階段ですが、姫路城の天守階段は、松本城などと事になり、そんなに急ではなく、また広いと感じます。
上記は板で階段を閉じられる構造になっています。
天守閣の中にも各所に「狭間」があります。
鉄砲を内部から撃つところですね。
しかし、女性の方はスカートはキケンだと思いますので、ズボンでの登城がお勧めです。
姫路城の天守閣は、標高45.6mの姫山にあります。
天守台の石垣の高さは14.8mですので、標高60.4mの上に天守が立っていると言う事になります。
武器を保管する武器庫もあります。
ちなみに、平成の修理は24億円掛かったそうです。
文化財を維持するのも大変です。
武者溜りも各所に見受けられます。
ただ、天守付近まで攻め込まれた時は、負けなので、降伏するケースが多いのですけどね。
姫路城は大きな天守閣なので、階段も各階に2つ設置されている場合が多いようです。
いや~、非常に雰囲気がありますよね。
1609年に完成した姫路城ですので、既に400年も経過している建物です。
何百年・何千年と後世に残すべき国宝だとつくづく感じます。
下記のような武者隠しも姫路城の特徴ですが、姫路城の他にも規模が大きな天守はこのような設備もあったのでしょう。
さて、最上階にやってきました。
姫山の守護神である長壁神社(刑部神社)がありますが、天守に神社があるのは現存天守としては姫路城が唯一です。
最上階の広さも充分ありますが、この天守ができてから、姫路城が攻められる事はありませんでした。
槍を掛ける場所も随所にあります。
吹き抜けのようになっている所もあり、贅沢な造りです。
ほんと、雰囲気の有る姫路城は、日本で一番お勧めできる国宝天守です。
天守閣は、2本の長くて太い柱が地階から5階まで通されています。
昭和の大修理では37cmも傾いていたのを解体・修理しました。
下記も武者隠しで、内部から鉄砲を外に撃てる構造になっています。
筋交もあり、強度を強くしいるようです。
もちろん、石落としもあります。
最後に見学できるのが、天守の地階です。
ここには、大きな「流し」があります。
籠城した際に、洗い物をするために作られたようで、非常に珍しいですね。
また、地階には「厠」(トイレ)が2箇所あり、それぞれ3つの個室があるそうですが、天守に厠があるのは現存天守で姫路城だけです。
内部は撮影できませんが、上記が厠の写真です。
以上、このページでは姫路城・天守閣の内部を特集してみました。
通常の姫路城のページは下記となりますので、合わせてご覧頂けますと幸いです。
ご覧頂きまして、誠にありがとうございました。
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