目次 contents
石舞台古墳とは
石舞台古墳(いしぶたいこふん)は、奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳で、国の特別史跡に指定されている。
現在、巨大な岩が組まれている姿、横穴式石室だけになっているが、完成時には墳丘になっていた。
埋葬者としては、日本書紀にある蘇我馬子の桃原墓が石舞台だと考えられ、奈良時代の権力者で飛鳥に住んでいた蘇我馬子が有力視されている。
花崗岩で作られた石組みの総重量は推定2300トンもある。
埋葬品の多くは盗掘されているが、石室内部は有料公開されており、玄室内に入ることも可能なため、飛鳥での人気観光地となっている。
内部ではボランティアの方がわかりやすくご説明もなさっておられた。
周囲は芝生広場になっており、春は桃やサクラ、秋は彼岸花が咲く。
3月下旬から4月上旬にかけて、桜が満開になる時期にはライトアップもおこなわれる。
無料の芝生エリアでは、地元の人々もピクニックなどをしているようだ。
スポンサーリンク
石舞台古墳の見学所要時間は30分程度。
交通アクセス(駐車場)
石舞台古墳への行き方・アクセスだが、レンタカーや自動車で訪問した場合の事を明記しておく。
まず、石舞台の有料入口から道路の反対側に無料の駐車場「国営飛鳥歴史公園・石舞台地区駐車場」がある。
しかし、無料ゆえに、付近をハイキングしたり散歩する方の利用も多いようで、平日でも朝から満車気味のようだ。
そのため、無料駐車場は運が良ければ止めれると言う感じか・・・。
また、繁忙期にはこの無料駐車場は、駐輪場(自転車専用)になることもあるようだ。
なお、石舞台の南側などに大きな有料駐車場(150台)があるが、有料P「石舞台駐車場」は普通車500円なので、無料Pとの差が大きく感じる。(しかも無料Pのほうが石舞台に近い・・・。)
無料Pと有料Pの入口は、当方のオリジナル地図「大阪・京都・奈良方面」にてポイントしている。
大坂・京都・奈良など関西方面の史跡
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)
・蘇我馬子 推古天皇の叔父で権力を持った蘇我氏
・飛鳥時代とは?わかりやすい解説~飛鳥京に築かれた様々な「都」の一覧リスト
・キトラ古墳の見学ポイントまとめ【特別史跡・国宝】交通アクセス・駐車場など
・飛鳥寺のちょこっと解説~日本最古の仏教寺院だった飛鳥寺と飛鳥大仏
・高松塚古墳「最寄りの有料駐車場」古代女性の姿で一世を風靡した壁画
・明日香【亀石】明日香を代表する謎のユニークな石造物への行き方
・交互信号?に出くわす~道路が狭い集落を抜けるための常設信号で赤信号の時間はなんと4分
この記事へのコメントはありません。