浅井長政と朝倉勢、そして織田信長と徳川家康が戦った「姉川の戦い」。
その姉川合戦場に残る、数々の史跡を効率よく訪問する方法を記載しておきます。
まずは織田・徳川が布陣した現在の滋賀県長浜市、姉川の南側から参ります。
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竜ヶ鼻(茶臼山古墳)
最初の目印としては織田信長が本陣を置いた「竜ヶ鼻(茶臼山古墳)」です。
地図は下記のポイント地点となります。道路脇に2台ほど駐車できるスペースもあります。
遠藤直経の墓
地図は皆様が見やすい縮尺に変更してご覧ください。
上記の竜ヶ鼻(茶臼山古墳)から南へ少し行ったところが「遠藤直経の墓」です。
上記の遠藤直経の墓がある場所は、農地脇の農道沿いです。
私が訪問した1月は、誰も農作業なさっておられませんでしたので、道路上に30秒だけ車を止めて写真撮影させて頂きました。
ただし、すれ違いが困難な狭い道ですので、地元の方などの作業車などが見受けられる場合には、竜ヶ鼻(茶臼山古墳)の駐車スペースから歩いて行くと良いでしょう。
陣杭の柳
次は、合戦時に織田信長が本陣を敷いたとされる「陣杭の柳」がある場所ですが、下記の県道37号線沿いになります。
片側2車線(合計4車線)で、交通量も少ない県道ですが、残念ながら駐車スペースがありません。
そのため、竜ヶ鼻(茶臼山古墳)の駐車スペースから歩いて向かった方が無難かと存じます。
もし、県道を横断する場合には、充分に車にご注意願います。
勝山
徳川家康が本陣を置いた「勝山」は、ちょっと離れているので車で移動します。
上記の地点が説明版がある場所となりますが、こちらも駐車場はありません。
交通量はすごく少なく、道路幅もありましたので、短時間路肩に止めさせて頂いて写真1枚だけ撮影させて頂きました。
撮影した写真は「姉川の戦い」のページの方ですべて掲載させて頂いておりますので、ご了承願います。
次は車で移動して、姉川の対岸へと向かいますが、国道365号の橋梁ではなく、旧道の「野村橋」を渡りましょう。
姉川戦死者の供養碑
姉川の旧道「野村橋」を北へと渡りますと、すぐ左側にちょっとした公園があります。
その公園脇には数台駐車できる駐車場がありますので、橋を渡り切ったらすぐに左折してください。
後続車に知らせる為、もちろん「早め」にウインカー出してくださいね。急に曲がると危ないですのでね。
下記の地図ポイント地点が駐車場がある場所です。
血川の跡地
上記の姉川戦死者の供養碑がある場所から、ちょっと北へと行くと、道路脇・左側に「血川」があった場所の説明版が建っています。
駐車は出来ませんので、上記の野村橋脇に車を止めたまま、歩いて行くと良いでしょう。
下記が血川の場所です。
陣田
浅井長政の本陣が置かれたとされる場所が「陣田」です。
下記の地図ポイント地点となりますので、車で移動しましょう。
なお、駐車スペースはありませんので、脇道に短時間駐車させて頂きました。
脇道でも結構、通行する車がありましたので、充分、脇に寄せて短時間止めさせて頂きました。
血原公園
血原公園はきちんと整備された公園で、舗装された無料駐車場と公衆トイレが設置されています。
脇の用水路の堤防近くに、姉川合戦碑があります。
公園の南側にある道路は、通行できませんので、県道271号から進入してください。
血原公園の駐車場は、史跡巡りとは関係のない、仕事途中の方などが、休憩で車を止めているほうが多かったです。
堤防脇には、用水路の石碑などもありました。
激戦地でしたが、今は芝生エリアもありますので、気分が向けばお弁当などを広げる事も可能です。
伝正寺
朝倉勢が本陣を置いた三田村氏館跡は、現在、伝正寺となっています。
三田集落の中にあり、集落の内部は昔ながらで道が狭いです。
できたら、下記の地図の北側から入って行った方が良いかと存じます。
伝正寺の北にある「三田公会堂」が公民館?のようで、そこの駐車場が利用できます。
七十士の墓
七十士の墓はちょっと分かりにくいです。
良く見ないと、見落とすかもしれません。
七十士の墓は用水路の橋のたもとにあります。
ただ、この辺りは車を止めるスペースありません。
道路も狭いので無理です。
そのため、伝正寺に止めて、歩いて行くことをお勧め致します。
姉川の観光所要時間ですが、私の場合は約60分でした。茶臼山古墳に登る場合にはプラス願います。
以上、姉川の戦いが行われた、姉川古戦場の巡り方でした。
姉川古戦場付近に飲食店は見当たりませんでしたので、昼時など期待はできません。
集落は本当に道が狭い所もありますので、通行には充分お気を付け願います。
道路上に数分以上駐車する場合、駐車禁止でなくても、大型消防車の通行を妨げるような止め方は厳禁です。
皆様もご訪問される場合には、くれぐれも地元の方にご迷惑をお掛けしない様、安全に充分配慮しつつ見学なさって頂けますと、嬉しく存じます。
ちなみに、小谷城方面に行く途中、日帰り温泉「あねがわの湯」もありますので、夏場などで汗をかいた場合にはお勧めです。
<追伸>
2017年8月の台風5号で、姉川が氾濫しました。
氾濫した箇所は大井橋となりますので、姉川古戦場からは下流のJR鉄橋付近のちっょと上流側となります。
被害に遭われた皆様には謹んでお見舞いを申し上げます。
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