草津温泉には2年に1度のペースで宿泊している。
そんな草津温泉を訪れた際の1つの情報が下記の通り。
草津温泉は標高1200mでスキー場もある。スキー場があると言う事は冬には雪が積もる。
今回訪れたのは4月上旬。行く前から道路の「雪」が心配になり、車のトランクから出していたチェーンをまた車に積んだりした。
草津温泉は山だけに、当然草津に行くには山道を走行する必要があり、その道路には途中7箇所もチェーン脱着所が設けられているほどである。その為、4月とは言え、積雪や道路凍結の備えもまだまだ必要になってくる。
熱い温泉を使用して熱交換した温水や温泉の廃湯を道路の下に埋没させたパイプを通すことにより、草津温泉街の道路の多くは融雪されていている。
しかし、4月1日に関東に雨が降った際には、草津は雪となり約15cm積もった。さすがに翌日も融雪されていない道路には雪が残ったようだ。
その後、除雪もされ、昼間の気温も10℃まで上がる季節だけに、小生が草津を訪れた際には、駐車場も車が走行したりする部分は雪や凍結無しにまで回復。
結果的に、心配をよそに道路も雪や凍結はなく、ノーマルタイヤで訪れることが出来たし、温泉街もノーマルタイヤで問題なしだった。
しかし、山の天気は変わりやすい。
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スキー場がまだオープンしている時期に訪れる際には、必ずチェーンを持参して欲しい。
でも、そんな4月上旬なので意外と草津温泉はすいていた。
GWから秋は混雑するので、春の時期は「狙い目」かも知れない。
行程に関しては、関東にお住まいの方は特に必要性もないと思うが、もしかしたら参考になるかも知れないので、できる限り行程も記載しながらご紹介したい。
草津温泉に早めに到着
関越自動車道で草津を目指すわけだが、色々な方面から訪れる方も多いかと存ずるので、関越道と圏央道が交差する鶴ヶ島JCTから記載する。
鶴ヶ島JCTを朝9:50頃通過。高坂SAでトイレ休憩を取った。
そして、更に関越道を北上したが、平日と言う事もあり途中渋滞なしと思いきや、火災を起こしたトラックがあり、消防の消火活動などでその区間通過だけちょっと渋滞した。
でも時間的なロスは数分程度で、渋川伊香保ICは朝10:40頃通過。関越道は前橋まで3車線なので走行もラクである。
渋川伊香保ICまで練馬から乗っても距離は103kmなので、渋滞しなければ休憩なしで約1時間の距離だ。
ただし、ETCの場合、駒寄スマートICで降りて一般道で渋川市役所方面へ進む方が時間的にも費用的にも得策である。
最近はいつも駒寄で降りるパターンだったので、今回は気分一新で、今回は定番どおり渋川伊香保ICから国道17号に出て、旧道17号に入り、鯉沢信号を左折して、国道353号に入った。
この辺りには金島温泉や小野上温泉など良い日帰り温泉もある。今回は草津を堪能したかったので、あえて寄らなかったが、同じ道で戻るのであれば帰る際に寄ってみるのも良い。
途中「道の駅おのこ」で休憩。吾妻や四万温泉に行く時なども、ここでは必ずトイレ休憩を取ってしまう。
いつも、朝11時過ぎにはお腹がすいてしまう子供のために、早めの昼食を取ろうと思ったがまだ11時前だったので食堂は準備中。待っていても時間が勿体ないので、先に進むことにした。
しかし、国道145号は、ちょっと交通量が多く、これまでとは異なりスピードが上がらない。その為、国道で中之条の街中を通過するのをやめて、吾妻川の南側を通る県道を西に進むことにした。さすがに県道は交通量が少なく、途中制限速度以下で走行するノロノロ車もあったが全体的には快適。そのまま進み、群馬原町駅のところで国道145号に戻った。
その先は、八ツ場ダム建設関係で途中対面通行もあったが、信号も少なく、交通量も少ない。
この八ツ場ダムは国土交通省直轄事業だけに問題だらけ。ダム本体だけの建設費は、全国でも過去最高の4600億円以上。周辺整備など含めた総工費は8000億円以上掛かるととも言われている。また、ダムで水没するJR吾妻線の線路を経路を変えて、新しく敷設するなど、とにかくお金が掛ける割には貯水量が少なく、約3970億円で2000年に完成した神奈川県の宮ヶ瀬ダムよりも少ない貯水量で、これだけの費用をかけての水利効果が充分なのかも疑問が残る。
最大の懸念は、草津の上がり湯として古来より利用されていた、自然湧出する川原湯温泉の共同浴場も、ダムができると水没してしまい、何百年と親しまれてきた源泉は使用できなくなると言う。温泉街にある旅館や家屋もすべて移転する訳だが、不景気だけに廃業する旅館も多いと言う。
ダムの話でだいぶそれてしまったが、本題に戻りたい。
定番通り大津の交差点から草津道路・国道292号でいよいよ草津への登りに入った。
草津道路と言うと、走行した事がない方はカーブの多い「山道」を想像するかも知れない。
しかし、草津道路から草津温泉を目指すとカーブがあっても急なカーブはあまりなく、道路も広めで途中登坂車線もあり、車に酔う心配も少ない。
カーブが少ないということは意外と時間も掛からずに行けるので家族連れの場合は、湯の平温泉を経由する292号ではなく、草津道路の292号の方がお勧めである。
草津温泉街手前の道の駅「草津運動茶屋公園」には昼過ぎの12:20頃に到着した。渋川伊香保ICから草津まで約90分の所要時間であった。
草津運動茶屋公園で「そば」を食べたのだが、土産店の片隅に設けられた軽食風である為、座席数も少なく、平日と言うのにほぼ満席で混雑。今度草津で昼食を取る場合には工夫をする必要性を感じた。
そして、今回宿泊する草津温泉・白旗源泉のぬ志勇旅館を目指す。
道の駅からは車で約5分で、湯畑の白旗の湯のすぐ近くと言う事で、温泉街の湯畑に向かう細い道を進んだ。
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