今回お世話になる ぬ志勇旅館のチャックインは13時からなので、今回13時に到着するように合わせて出発したのだが、ぬ志勇旅館には12:40に到着してしまった。
当然、部屋にはまだ入れないが、旅館の配慮もあり、12:45には部屋に通して頂けた。もちろん、他の旅館でもチェックイン前に到着したら、車と荷物だけ預けて、散策に出ると言う方法も取れるが、今回はロビーで待たせて頂いて、部屋に入れたら、荷物の整理だけして、さっそく草津温泉街に繰り出した。
草津温泉の場合、宿のフロントに有料施設の割引券があったら、もらって行くと草津の有料施設も安く利用できる。
草津温泉と言っても、源泉はたくさんあり、それぞれ微妙に泉質が異なる。今回は出来る限り色々な源泉の湯に入るのを目標にして草津温泉街を散策した。
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温泉街から観光客も多い名所である西の河原を通り、上流にある万代鉱源泉の西の河原露天風呂に入浴。
そして、西の河原を戻り湯畑に出て、煮川源泉使用の日帰り温泉施設・大滝乃湯に入浴して15時30分頃、宿に戻った。
宿でも内湯、家族風呂、露天風呂と白旗源泉を堪能。
ぬ志勇旅館は大規模旅館ではないので、部屋からお風呂も近く、階段こそはあるが、温泉に行くのが苦にならないので、何度でも入浴しやすい。しかも、宿泊客数も大人数にならないので、温泉浴室もすいている。湯畑も徒歩1分とすぐ近くだし、高級感を求めなければ、大変便利で草津温泉の中でも、泉質が素晴らしい白旗源泉を心ゆくまで楽しめる旅館である。
初めて草津温泉を訪れた場合のお勧め観光スポットは
湯畑
西の河原 (西の河原露天風呂)
更に草津温泉入浴
朝食を済ませて、朝9時くらいにチェックアウト。ただし、荷物は宿に預けて買物に出るついでに、地蔵源泉の地蔵の湯に軽く入浴した。
そして、車に乗ったが草津の最後にもうひと湯と万代鉱源泉のベルツ温泉センター(現在は閉館)に入浴。それぞれ長湯をしない、子供には上がる際にシャワーを掛けるなど、草津温泉の入浴法を守った?のが功をなしてか、何回もの入浴を楽しめ、合計4種類の源泉に入浴できた。
帰りは、草津温泉のあがり湯と言うと、温泉ツーな方から怒られそうだが、成分の濃い「らぶち相間川温泉」に日帰り入浴して昼食を取った。この温泉は茶褐色の強塩泉で、草津温泉同様、アトピーの方にもよさそうだ。
そして、高速に乗り帰途に着く。特に渋滞はなかった。
しかし、途中トイレ休憩で、車を乗り降りする度に、なんか車が「臭い」。どうも、硫化水素ガス(硫黄の臭い)が少しする。
最初は車内に草津温泉の臭いが残ったのかなとも思ったが、乗車中、車内は換気もしているし、それはありえない。
よ~く考えて見ると、到着した日と、帰りの日に、旅館に出入りする関係上、一時的とはいえ、白旗源泉の湧出場所から1~2mと、ごく近くの距離に、車を停車させていた為に、風向きにより温泉から発生する硫化水素ガスが車の金属部分などにまとわりついた=化合したようである。そういえば、旅館にあるシャワーの水道管などは、普段温泉水が直接かかりにくいのに、浴室に漂う硫化水素ガスのおかげて黒く変色していた。
幸い帰宅した夜から2日間強い雨になったので、硫黄臭はなくったが、3日目洗車をしに行ったのは言うまでもない。
今回の旅で意外だったのは、小生が苦しんでいた花粉症がだいぶ改善されたこと。山に行くので花粉症が逆に悪化すると考えていたのだが、草津温泉に入浴したことにより自然治癒力が高まったのか? 花粉症にも効果があったのかも知れない。
行く前は薬も効きにくいほど鼻が詰まった状態で、話しをしていてもカゼ声のようだったが、帰宅してからは花粉症がそんなに辛くない日々が続いた。
草津で購入した入浴剤「【広告】草津名湯の湯」も、入浴剤としては今まで使った中で最高と言っても過言ではない。
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乳白色の湯になる上、硫黄の臭いも少しするので、本当に温泉気分。肌もツルツルになり、翌日でもツルツル感が継続される。アトピーで苦しんでいるご家族にも良いだろう。
今まで「温泉は ほったらかし温泉が1番好き」と言っていた4歳の娘も、今回帰ると1番好きな温泉が「草津温泉」に変わっていた。ほったらかし温泉よりも広い露天風呂や硫黄の臭い、白い湯が気に入ったようだと皆様に報告したいところだが、日帰り温泉施設のほったらかし温泉にはない要素=旅館の部屋に泊まれたのが、1番好きになった要因となったらしい・・・。
でも、草津は本当に良い湯である。
今回も長い文章をご高覧頂き、感謝を申し上げたい。
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