岐阜観光

馬籠宿のみどころ解説 ノスタルジーな江戸時代を歩く

馬籠宿



馬籠宿(まごめじゅく)は、岐阜県中津川市にある中山道の宿場で、木曽11宿では一番南にある人気の観光地です。
幕末には、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠18軒、家屋合計69軒あったそうです。
旧中山道の道路は、情緒漂う石畳になっており、その両側にお土産物屋が並ぶため、多くの観光客が訪れます。
訪問時の天候は、台風が南の海上から北上中で、あいにくの雨となりましたが、よろしければ、写真・みどころの解説など、ご覧頂けますと幸いです。



馬籠は源義仲(木曽義仲)の異母妹である宮菊姫(みやぎくひめ)/菊女(菊姫)が、北条政子の養女となって、鎌倉幕府を開いた源頼朝から賜った所領でもありました。
馬籠宿のはずれには、菊姫の墓もあるようです。
そんな馬籠宿は「坂道」の途中にあると言う感じです。
その坂下(中津川側)は、無料駐車場なども多くありますので、坂下からご紹介いたします。
下記は、南側にあたる馬籠宿の入口です。
この付近には、飲食店や土産物店も多く、無料駐車場もいくつかあり、起点となっています。

馬籠宿の入口

馬籠宿を入って行くと、下記のような馬籠宿の案内地図がありました。
※当サイトの記事途中画像は、パソコンなど大きな画面でクリックすると拡大致します。

馬籠宿の案内図

少し進むと、すぐに「坂道」となり、敵の侵入を防ぐ「桝型」になっていました。
クルマは通行禁止ですので、安心して歩けます。
雨の場合には滑りやすいので、ご注意願います。

馬籠宿

馬籠宿の建物は、1895年(明治28年)と1915年(大正4年)の2度の火災で、すべての建物が焼失したそうです。
そのため、現在の建物などは、のち観光スポットとして再建されたものですが、表札などは、幕末のときに住んでいた家主の名前になっているそうです。
なお、石畳は江戸時代からあるものです。

馬籠宿

馬籠宿は、狭い山の尾根のうえにあり、両側は、若干、谷となった地形にあります。
時間が無い場合にも、下記の水車のところまでは散策なさってみてください。

馬籠宿

更にグングン登って行きますと、中山道になる坂道の両側に、家屋が並びます。
ちなみに、明治13年に明治天皇の行幸に随行した、岩倉具視の人力車は、馬籠宿の坂を降りる際に、家に突っ込んだそうです。

馬籠宿

馬籠宿にある馬籠宿本陣は、明治5年(1872年)に生まれた島崎藤村の生家でもあります。
この馬籠宿本陣には「藤村記念館」もあり、有料拝観が可能です。

馬籠宿本陣

島崎氏は、戦国時代にも木曽家の家臣として名が見られる、三浦一族とされます。
江戸時代には、妻籠宿の本陣も、島崎氏の一族が任されていました。

馬籠宿

幕末に、皇女・和宮が、江戸城へ嫁入りした際の行列も、凄い長さだったと伝わります。
「木曽路はすべて山の中である」で始まる小説「夜明け前」を書いた島崎藤村の家(馬籠宿本陣)は、馬籠宿本陣は、日本遺産「木曽路はすべて山の中~山を守り 山に生きる~」にも選定されました。

島崎藤村の生家

紅葉が見ごろとなる、毎年11月には、1ヶ月間「馬籠宿場まつり」が開催されるとのことです。

馬籠宿

馬籠宿の坂の上側、妻籠宿へ抜ける箇所に、馬籠宿高札場(御札場)があります。
修繕工事中でしたので、撮影は控えさせて頂きました。



その先になる、馬籠宿上入口から徒歩3分ほど上がったところに「陣馬展望台」があります。
この「陣馬上展望広場」は、戦国時代の天正12年(1584年)小牧・長久手の戦いの際に、徳川勢が馬籠城を攻撃する際に、陣を張った場所にもなっています。
この展望台の近くにも無料駐車場があります。

陣馬展望台

馬籠宿の観光所要時間ですが、坂下から坂上の展望台まで往復して、約60分前後といったところです。
名物は「五平餅」になります。



馬籠宿への交通アクセス・行き方ですが、電車の場合、JR中津川駅から、3番乗り場「北恵那交通バス」の馬籠線「落合・馬籠方面」行きに乗車して、所要25分、終点の馬籠バス停下車となります。
自動車で訪問される場合には、当方のオリジナル地図にて駐車場をポイントしておりますので、よければ、カーナビ代わりにご活用願えますと幸いです。
妻籠宿からは、自動車で、カーブが多い馬籠峠を越えて、約10km、移動所要20分ほどになります。

馬籠宿から妻籠宿までは、標高801メートルの馬籠峠を越える旧中山道を歩く全長9Kmコースが、徐々に人気となっています。
中山道を歩きますと、約3時間のハイキングとなります。
観光案内所などで、馬籠宿~妻籠宿の手荷物お預かりサービス、完歩証明書の発行、熊よけの鈴の貸付なども行っています。
坂道は、馬籠と馬籠峠の間のほうが、妻籠方面よりキツイですが、標高は馬籠のほうが高いので、ハイキングする場合、馬籠から妻籠に向かったほうが、ラクチンです。
クルマで訪問する場合、妻籠~馬籠間のバスは1日3本(片道26分)のため、バスの時刻に合わせて、計画を立てましょう。
妻籠~馬籠をタクシー利用すると、約3000円前後です。(タクシーは、当日、電話して呼ぶ必要があります。)

妻籠宿のみどころ解説 素朴な江戸時代にタイムスリップ
小牧・長久手の戦いの解説 池田恒興~長久手古戦場
馬籠城の解説 島崎藤村の先祖が守備した城跡
苗木城 景色もバツグン見どころ満載の続日本100名城
当方の名古屋・北陸関連オリジナル地図





髙田

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