岐阜観光

ぎふ長良川の鵜飼 予約や乗船方法を詳しく 1300年以上の歴史と伝統

ぎふ長良川の鵜飼



長良川の鵜飼(うかい)は、岐阜県岐阜市の岐阜城下(金華山の下)を流れる長良川にて行われる鵜飼です。
そもそも「鵜飼」と言うのは、鵜(ウ)を使ってアユなどを獲る漁法で、鵜飼いの歴史は古く、日本書紀や古事記にも記載が見られます。
戦国時代には、織田信長や徳川家康も長良川の鵜飼を見物しました。
明治天皇のときからは、天皇にも献上されており、現在、長良川の一部は、宮内省の御猟場として保護もされています。
鵜飼漁で獲れるアユには傷がつかず、ウの食道で一瞬にして気絶させるため、脂が逃げず鮮度も良く、超高級品とのことで、明治神宮や伊勢神宮へも奉納されます。
1300年以上の歴史と伝統を誇る鵜飼は、現在、漁業と言うよりは、観光客が屋形船から見学するのを楽しめるように、観光事業として行われている国の重要無形民俗文化財です。



まず、長良川鵜飼が行われている時期ですが、毎年5月11日から10月15日までの夏季になります。
中秋の名月の日(例年9月か10月の1日間だけ)と、川が増水した時はお休みで、それ以外は定休日は無く、毎夜行われます。
天気が良くても、台風が通過したなど、上流で雨が降った数日後でも、長良川は簡単に増水しますので、念のため記載しておきます。
鵜飼いが開催されるかは、公式サイトにてご確認願えますと幸いです。
なお、欠航の際には、長良川鵜飼ミュージアムもありますが、増水時には、川の流れが速く、できない事の方が多くなるため、若干、物足りなく感じるかと存じます。



ぎふ長良川鵜飼では、平日1回、7月から9月の土曜日は2回、夜に鵜飼いが行われます。
その鵜飼いが、いつも同じ時間とは限りませんが、だいたい19時45分頃から開始となります。
開始の際には「花火」が少し打ち上がりますので、その花火が合図です。

なお、屋形船に乗船して鵜飼いを見学する方法と、長良川の川岸(川のすぐ横)から鵜飼いを見学する方法の2とおり可能です。
川岸から見学する場合には無料ですが、真っ暗で、足元は少し大きな石で転倒しやすいため、懐中電灯は必須となります。

観覧船に乗船すた場合には、船のすぐ脇を、昔ながらの伝統的な鵜飼い船が通過するなどして、近くで実際に鵜飼いの様子を見学できます。
遊覧船(屋形船)は、右側・左側、どっち側になっても、両方側にて、鵜飼いが見れるように配慮してくれます。

屋形船は、中央に長いテーブルがあり、その脇に座布団があって、正座するタイプとなります。

鵜飼観覧船

屋根がついていますので、雨天でも鵜飼いは行われます。
ただ、5月と10月は、夜間は少し肌寒いことがありますので、ジャンパーなど防寒具があると良いです。

屋形船(鵜飼観覧船)での飲食ですが、食べ物・飲み物の持ち込みが「自由」になっています。
よって、缶ビールやおつまみを事前に購入して、持参してもOKです。

長良川の鵜飼

ただし、船内では販売がありませんので、何か飲んだりする場合には、絶対に、買って行かないとダメです。
コンビニは岐阜公園のほうにありますが、徒歩5分といったところです。
大きな船の場合には、船内に簡易トレイは設置されています。
小さな船の場合、観覧船が川岸に停泊している間、トイレ専用船が近くに停泊しています。

なお、夕食を屋形船に乗船しているときに、食べたい場合には、長良川温泉の旅館にある宿泊プランで「夕食弁当付きの鵜飼いプラン」がお勧めです。
もちろん、ホテルで夕食を取ってから、乗船するような宿泊ブランもありますので、お好みに応じて選択されると良いかと存じます。
例えば、岐阜駅近くのビジネスホテルに宿泊したとしても、食べ物持ち込み自由ですし、ひとり(おひとり様)でも、気兼ねなく乗船できます。
旅館を通じて予約すると、旅館から鵜飼いの乗船場までクルマ送迎がついたりします。
ただし、乗船は、他の通常予約の客など、基本的には混合となる感じです。
※一部、旅館の貸切便がある場合もあります。
乗船場まで歩いて行ける近くの旅館であれば、宿泊するにしても朝食だけのプランなどにして、夕食はどこかで購入して、長良川鵜飼に乗船すると言う方法も良いでしょう。
ただし、船は事前予約したほうが良いです。
混雑していると、当日では空きがない場合があります。
特に土曜日や夏休みは・・。



通常の出航時間は1日3回になっています。
一番早い時間が18時15分、次が18時45分、19時15分の3回です。
ただし、前述したとおり、篝火を焚きながら川を下る鵜飼いが開始されるのは、19時45分頃から約1時間となります。

長良川鵜飼

開始までは、出航した船は、川岸に停泊して、鵜飼が始まるまで待ちます。
要するに、早い時間の船にすれば、停泊タイムに船内にて食べたり・飲んだりできる時間が充分にあり、遅い時間の船にしますと、食べる暇があまりないと言う事が言えます。
なお、停泊中には、ライトアップされる岐阜城のもと、五木ひろしさんの長良川艶歌(ながらがわえんか)などの音楽を掛けて、踊りなどを披露して頂けるサービス船?も、巡回してくれます。

屋形船は、15人乗りから、最大で50人乗りの観覧船と、何隻もあり、当日、受付を済ますと「どの船」船の名前が、分かるシステムです。

長良川鵜飼

多客時には約45隻、すべてが使用されます。
全船船内禁煙で、ペットを連れての乗船はできません。

鵜匠が乗船している鵜舟は通常6隻体制で、毎晩、鵜飼いを披露して頂けています。
ちなみに、宮内庁から委託されている鵜匠は、宮内庁式部職鵜匠と言う国家公務員で6名いますが、世襲制で給料は年間3000万円だとか・・。
世襲制ですので、1家に1人で、先代の父が引退すると、子がその跡を継ぎます。
鵜(う)ですが、日本ではウミウが使われています。
なお、鵜(ウ)との信頼関係ができていないと、鵜も働いてくれないため、鵜匠は常に鵜と共に生活して訓練し、気を配っていると言います。
御料鵜飼いは禁漁区にて年間6回か8回行われますが非公開でして、御料鵜飼いの日は鵜飼いの時間も20時30分頃と、遅くなります。

長良川鵜飼

鵜飼いが開始されますと、基本的には「狩り下り」か「付け見せ」鵜飼と、最後に「総がらみ」と言う、一斉に鵜飼いを行う様子が披露されます。
狩り下りは、観覧船が船団を組み鵜舟1隻と並走して川を下ります。
付け見せは、観覧船が錨を降ろして、停泊したままの状態から、鵜舟が順次、川を下る様を見れます。
総がらみは、鵜舟が川幅いっぱいに横一列になり、一斉に鮎を浅瀬に追い込む鵜飼のクライマックスです。
ただし、増水などの状況によっては、スケジュール・プログラムの変更はあります。



鵜飼いが終りますと、早く出た船から順番に帰ります。
混雑時、遅い時間の船ですと、終了から1時間後に着眼となることもあるようです。
旅館送迎の場合には、終わった時に、下船場所まで迎えに来てくれます。

ぎふ長良川鵜飼の割引ですが、鵜飼観覧船事務所に直接予約した場合、夏休みを除いてJAF会員証での300円割引もあります。

鵜飼いの撮影ですが、通常のカメラ撮影は、夜間で水面も光る事もあり、なかなか難しいです。
レンズの露出時間が長いので、下記のようにまともに撮れません。

ぎふ長良川の鵜飼

ビデオで撮影するとまだマシかと存じます。
下記がビジオモードにて撮影した4K動画です。

まぁ、ビデオでも、結局、暗くて、よくわかりませんので、ニュースなどで放送されるテレビカメラマンさんの技術は、ほんとスゴイと思います。

交通アクセス・行き方ですが、電車の場合、JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から岐阜バス「高富行き」「市内ループ線左回り」など長良橋経由に乗車して20分、長良橋バス停にて下車して徒歩1分で、乗船受付窓口です。
帰りのバスも、長良橋バス停から、22時すぎまで運行されています。



クルマの場合、岐阜城の駐車場利用となります。
いくつかありますので、当方のオリジナル地図にてポイントしてある駐車場をご参照願います。
なお、駐車場からは、徒歩5分程度、歩きます。

ぎふ長良川鵜飼の乗り場に一番近い温泉旅館は下記の「十八楼」さんです。
建物隣が乗り場で、旅館の目の前が長良川で、もちろん鵜飼いとのセットプランもあります。
鵜飼いプランの場合、チェックインは遅くとも17時までに到着しないと厳しいです。


長良川温泉 十八楼

旅館の部屋から見れない事はないですが、遠くてよくわかりませんので、やはり、長良川の鵜飼船に乗船することをお勧め申し上げます。

船が苦手などの場合、鵜匠の杉山さんとも関連ある「鵜匠の家 すぎ山」さんに宿泊して、目の前の長良川より鵜飼いの様子を観覧するのがベストです。

長良川温泉「長良川観光ホテル石金」 鵜飼プランも
岐阜城(稲葉山城) 戦国時代ではない今でも賑わっている?

 

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髙田

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