みくりが池(ミクリガ池)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林の「室堂平」にある立山火山の火口湖です。
約1万年前の噴火活動でできた池で、標高2405mの高所にあり「ミクリ」という名は「御厨」、すなわち「神の厨房」という意味を持ち、池の水は山岳修験者の神水とされていました。
立山黒部アルペンルートの室堂駅から、室堂平を巡る遊歩道が整備されており、スニーカー程度の装備でも片道15分ほどで訪れることができます。
周辺はハイマツ帯で、ライチョウが見られることも。
北アルプスで最も美しい火山湖とされ、紅葉のベストスポットにもなっており、日本の湖沼絶景ランキングでは、トップ常連なのが「みくりが池」です。
池の周囲は、長さは631mで、室堂平では最大の池となり、深さは15m、酸性度は、pH4.5~pH5.2 です。
ただし、池を一周する散策路はなく、南側より立山三山をバックに写真撮影ができる遊歩道がもうけられています。
そのハイキングコースは、みくりが池温泉の宿泊施設に向かう際のルートにもなっています。
思い出の写真を撮影できる絶好のロケーションですので、時間があれば、ぜひ、お立ち寄りください。
近くには「みどりが池」「血の池」「リンドウ池」などもあります。
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下記は、室堂の地獄谷「【PR】らいちょう温泉 雷鳥荘」、血の池、みくりが池などを撮影した4K動画です。
室堂を散策する場合、地面は石畳か未舗装で、とがった石も、ゴツゴツしているところがあります。
そのため、サンダル・ハイヒールなどの靴はケガの元になります。
最低限スニーカーで訪問しましょう。
室堂駅からは石の階段の上り下りもありますので、車イスは困難です。
なお、春(4月~6月)は、室堂駅から出ると、一面はまだ積雪となっています。
冬山装備(防水性のジャケット・ズボン、帽子、手袋、登山靴・トレッキングシューズなど)の装備が必要です。
快晴時は、日差しが強いですので、サングラス・ゴーグル、日焼け止めも必須です。
夏(7月~9月)は、比較的訪れやすいです。
ただし、天気予報が晴天でも、山の天気は、突然の変化しますので、雨具はあると良いでしょう。
平地よりも10℃~15℃も気温が低いですので、服装にはご注意ください。
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紅葉の時期・見ごろは、9月下旬~10月上旬頃となります。
初雪は10月に入ると降りますが、積雪になっても、まだ溶けやすいです。
11月に入ると、例年の場合冬山となり、吹雪になることもあります。
最後に、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
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