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三沢空港と言うよりは「三沢基地」(みさわ-きち)と呼んだ方が良いかも知れませんが、三沢ベースは、アメリカ空軍・航空自衛隊、そして日本航空が利用している飛行場です。
滑走路は3050mで、青森空港の3000mとほぼ同じです。
1975年(昭和50年)から東亜国内航空が乗り入れ開始し、日本の民間航空会社に割り当てられている発着枠は、1日最大7便までとなっています。
なお、それまで使われていた八戸空港は民間では使われなくなりました。
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有料ラウンジ
三沢空港には有料ラウンジ(有料待合室)があります。
大人1000円(税別)・子供500円(税別)です。
しかし、青森空港のようにゴールドカードラウンジ扱いではないため、クレジットカード付帯の国内空港ラウンジとして無償利用はできません。
よって、三沢空港カードラウンジは、ないというよりは有料ラウンジはあるのですが、ゴールドカード・プラチナカード・ブラックカードによる、エアポートラウンジの無料利用はできないと言えます。
もし、有料でも利用される場合には、有料ラウンジの脇にある、三沢空港唯一の食堂「レストラン三沢空港 」のレジにて申し出る必要があります。
別途1時間5000円+税で14名まで使える「有料会議室」もあります。
ちなみに、東北でカードOKラウンジがない無い空港は、三沢空港の他に、いわて花巻空港、大館能代空港、庄内空港、山形空港、福島空港となり、ゴールドカードホルダーだろうが、プラチナカード・ブラックカードであろうが、平等に搭乗口前のベンチで待つことになります。
送迎デッキ
送迎デッキと言う名称ですが、まぁ、3階の屋上部分にある野外展望台と言う事になります。
目の前を離発着する航空機を見ることができますが、三沢基地ですので、主に軍用機を見れます。
ただ、入るのに無人ですが「100円」が必要でした。
100円必要な空港は昔のスタイルと申しましょうか、羽田空港の展望デッキでも無料ですので、久しぶりの経験でした。
レストラン三沢空港
と言う事で、有料ラウンジを使いたいほどでもなかったため、今回は、そのレストラン三沢空港にて食事をさせて頂きました。
北海道新幹線への延長で三沢空港は利用客が減った関係で喫茶店は閉店しており、手荷物検査のあとの搭乗口のところにも売店がないため、三沢空港で唯一、飲食できる施設です。
ただ、他の空港にあるレストランと比べても、なんかメニュー(品数)がちょっと少ないような印象です。
どれを見ても、概ね1000円以上で、コロッケセットでも1000円でしたので、ホタテ尽くし定食(1600円+税)を頼みます。
そして、羽田空港に戻ってからは、クルマを運転して帰りますので、ノン・アルコールビールをお願いしました。
これがまた競合相手がいないせいか、500円(税別)と、少し高いような気がいたしますが、まぁ、仕方ないところです。
ちなみに生ビールは550円+税です。
カウンター席ですと、アメリカ空軍や航空自衛隊のF-2戦闘機などの離発着も見れます。
なお、レストランですが、アイスコーヒーだけなど喫茶として利用しても支障のない雰囲気です。
クレジットカードは使えましたが、電子マネーはダメでした・・。
空港のレストランですし、まさかと使えるだろうと思っていたので「エディで」とか言ってしまいましたら、なんですかそれ?のような顔をされてしまい、自分が情けないです。
売店は使えたのに残念・・。
お土産物店
売店は出発の2階にあります。
ただし、1店しかありませんでした。
三沢空港搭乗口(手荷物検査)
飛んでいる本数が少ないため、日本航空(JAL)出発時間の約1時間前にならないと、搭乗口(手荷物検査場)がオープンしません。
また、中に入っても前述のとおり、売店はあれませんので、ご注意願います。
三沢空港温泉
もし2時間以上、早く三沢空港に到着してしまった場合には、歩いて5分のところあにる「三沢空港温泉」で、ちょっと温泉気分に浸るのもお勧めです。
荷物は、航空会社の搭乗として先に預けてしまえば良いですしね。
入浴料は首都圏ではあり得ない安さです。
ただし、タオルや石鹸などはない「銭湯形式」ですので、ご持参頂くか、番台で購入願います。
レンタサイクル「空チャリ」
三沢空港には貸自転車もありますが、当日受付のみです。
時間は朝8時~18時返却厳守で、11月~4月の冬季は不可です。
1回300円で、2回の売店レジにて申し込みとなります。
三沢空港でのレンタカー返却方法
今回の出張では青森空港からオリックス・レンタカーさんを借りて、返却を三沢空港にしたのですが、ひとつ、出発前に大いに悩む事項がありました。
それは、三沢空港でのレンタカー返却です。
同じ県内での返却と言う事で、乗り捨て料金が掛からないのは良いのですが、オリックスレンタカーのサイトを拝見しても、三沢空港営業所は、三沢空港のターミナルビルの中「三沢空港ターミナルビル内カウンター」としか表示されないのです。
多くの場合、空港施設の中ではなく、空港からちょっと離れた場所に、レンタカーの営業所があり、その営業所まで運転してレンタカーを返却し、空港に無料送迎と言うパターンが多いです。
しかし、色々と調べてみても、どうして空港近くにある営業所が見つからず、まぁ、青森空港で当日聞くしかないなと言う事で出発しました。
その結果、三沢空港には、ターミナルビルの東側に「レンタカー専用駐車場」と言うものがあるとの説明でした。
そこにクルマを止めて、エンジン停止のうえ、カギを三沢空港のレンタカー・カウンターに持っていきます。
すると、係員さんがカギを受け取って、クルマの外装に異常が無いか見てOKであれば、返却完了と言うスタイルでした。
下記の地図ポイント地点が、そのレンタカー返却用駐車場の入口です。
その入口に「関係者以外進入禁止」とあったのですが、自分は関係者だと、思い切って入りましたら正解でした。
暗くなってしまうと、分かりにくそうです。
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恐らく、ニッポンレタンカー、日産レンタカーも同様だと存じますが、保障はできませんので、よくご確認願います。
トヨタレンタリースは送迎となるようです。
しかし、青森県は、青森空港もあるのに、三沢もあり贅沢ですね。
ちなみに東北新幹線の「はやて」ですと、東京駅~八戸駅は最速2時間56分で運行されています。
でも、来年は三沢基地航空祭にでも行こうかな?
日本航空(JAL)のダイヤでは、所要1時間15分です。
以上、三沢空港の攻略法でした。
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