玉垂の滝(たまだれのたき)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町高千穂峡にある滝と言うよりは湧水です。
県道203号から高千穂峡のボート乗り場の駐車場へ降りて行く道筋の崖から湧水となって染み出し、滝のように流れています。
崖は、柱状節理の岩壁になっていて、水量が多い時には水が噴き出すような感じで、滝とも言え、別名は百丈の滝とも呼ばれます。
なお、この玉垂の滝の湧水は、高千穂町の上水道の水源としても活用されているようです。
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玉簾の滝と言うだけあり、高さ5メートル幅15メートルと、滝の流れ方が独特な雰囲気となっています。
岩と苔の間を流れる岩清水が、やがて、落ちる際に水晶の玉のように見える事から、玉垂の滝と呼ばれるようです。
滝の上部には「月形」という、岩の間に月がぽっかり浮いたような割れ目があり、見所にもなっています。
ただし、あまり見学する人も少ない、隠れた観光名所と言えるでしょう。
ちなみに、天真名井として湧水した水が、やがて玉垂の滝となり、おのころ池にも注がれて、真名井の滝になっていると言われています。
玉垂の滝への交通アクセス・行き方ですが、高千穂峡の「真名井の滝」の脇にある「おのころ池」の横を登っている、クルマが通る道路わきになります。
見学する場合も、その道路から見る形になりますので、どうぞ、お車などにご注意願います。
高千穂峡の遊歩道からも1分かかりませんので、寄っておきたい見どころです。
位置関係は、当方のオリジナル九州地図でもご確認いただけますと幸いです。
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