三重・和歌山観光

花の窟神社【世界遺産】神社とは思えない日本最古とされる神社・お綱かけ神事

花の窟神社

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花の窟神社

花の窟神社 (はなのいわや-じんじゃ) / 花窟神社は、三重県熊野市有馬町にある日本最古の神社とされるよみがえりの聖地。
花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されているほか、国指定史跡にもなっている。

花の窟神社

日本書紀によると女神・伊弉冉尊 (いざなみのみこと) が、火の神・軻遇突智(カグツチ)を出産したので陰部に火傷(ヤケド)を負って亡くなったため、花の窟神社の場所に埋葬されたとある。
筑波山神社などでも祀られている伊弉冉尊(イザナミノミコト)が産んだ中で一番有名な子は、伊勢神宮に祀られている天照大神(アマテラスオオミカミ)がいる。


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下記は道の駅に会った伊弉冉尊の銅像だが、女神の銅像はとても珍しい。

伊弉冉尊の銅像

伊邪那美命(イザナミ)の死後、イザナミの夫である伊弉諾尊(イザナギノミコト)は妻に会いたい一心で黄泉の国まで行ったという伝説もあるため、黄泉の国と接するパワースポットとしても有名だ。

高さ約45メートルの巨岩である磐座(いわくら)が御神体であり「陰石」とされ、新宮市の神倉神社にあるゴトビキ岩が「陽石」とされる。

下記が伊弉冊尊(イザナミノミコト)を埋葬したと言う「ほと穴」(ひょうたん状の穴)と呼ばれる箇所の拝所。

花の窟神社

下記は軻遇突智尊(カグツチノミコト)の拝所。
妻を失ったイザナギは、悲しみのあまり妻の死の原因になった我が子・カグツチを生まれてまもなく殺害したとされている。

花の窟神社

神社としてご紹介はさせて頂いているが、なにしろ社殿もなく「お賽銭箱」と言うものも無いので、まさに「墓所」と言うのが適切か?
執筆時点で入場料などは必要ない。
見学所要時間は10分といったとひころ。


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隣接する形で道の駅「熊野・花の窟」があるので駐車場など利用でき、昼食(ランチ)も取れる。

花の窟神社では、毎年2月2日と10月2日に例大祭「お綱かけ神事」が行われており一般参加もできる。

花の窟神社(花窟神社)としては安産・縁結び・商売繁盛など、諸々のご利益があるとされている。

交通アクセス

紀勢本線の有井駅ら徒歩約12分。

道の駅の駐車場は約30台しかないため、観光シーズンには満車で混雑する。
混雑時は北側(花の窟の北側の脇)にある駐車スペースが良いと思う。
道の駅の駐車場の場所は当方のオリジナル地図「名古屋・北陸方面」にてポイントしている。
オリジナル地図「名古屋・北陸」方面
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)

せっかくなので、鬼ケ城とセットでどうぞ。

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髙田

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