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虎渓山・永保寺とは
虎渓山・永保寺 (こけいざん・えいほうじ) は岐阜県多治見市虎渓山町にある臨済宗南禅寺派の寺院。
虎渓の名称は景色が中国廬山の虎渓に似ているからとされる。
鎌倉時代末期の1313年(正和2年)に、土岐頼貞の招きを受けた夢窓疎石(むそう そせき)が長瀬山の幽境に庵居して禅寺(観音堂)を開創した。(開山は元翁本元としている)
土岐頼貞(とき よりさだ)の母は、鎌倉幕府の執権・北条貞時の娘だったこともあり若い頃に、鎌倉・建長寺などで夢窓疎石らと親交があった。
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1330年、夢窓疎石は甲斐守護の二階堂貞藤に招かれ恵林寺を創建。
1325年、夢窓疎石は後醍醐天皇の要望により上洛し、勅願禅寺となる南禅寺の住持となり、のち「国師」を授けられた。
その他、現在世界遺産となっている京の西芳寺、天龍寺などを創建した名僧だ。
永保寺の池泉回遊式庭園は「国名勝」に指定されている。
橋の名前は無際橋(むさいきょう)と言い、無際とは限りのない永遠という意味。
下記は鎌倉時代の正和3年(1314年)に夢窓国師により建立されたといわれる日本で唯一現存する仏殿・観音堂(水月場)で国宝建物。
その他「開山堂」も国宝に指定されている。
仏徳禅師が700年前に植えたといわれる銀杏の大木。
樹齢約700年の大銀杏などの紅葉の時期は11月中旬頃が見事だ。
虎渓山・永保寺の見学は無料で朝7時~17時。
御朱印などは9時~16時。
見学所要時間は30分~60分ほど。
紅葉の時期だけでなく初詣にも良さそうだ。
交通アクセス
虎渓山・永保寺への行き方だが、多治見駅の北口から東鉄バス小名田線に乗車して虎渓山バス停下車し徒歩7分。
クルマの場合無料駐車場があるが徒歩5分ほどと少し離れていて帰りは少し坂道を登る。
無料駐車場の場所などは、当方のオリジナル地図「名古屋・北陸方面」にてポイントしている。
オリジナル地図「名古屋・北陸」方面
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)
イオンモール土岐、土岐プレミアムアウトレットも近い。
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