円月島(えんげつとう)は、和歌山県西牟婁郡白浜町にある小さな島ですが、国の名勝に指定されています。
島の大きさは南北130メートル、東西35メートル、高さ25メートルとなります。
地元の案内板でも円月島と表記されていますが、正式な名前は高嶋(たかしま)です。
しかし、どうやったら、このような奇跡的な島のカタチになるのでしょう?
まさに自然の造形美ですね。
穴の大きさは直径9mほどになるそうです。
なお、南海トラフ地震など、大きな地震が来ると、岩が崩れる可能性があると言う調査結果が出たことから、白浜町では「補強工事」も行っているそうです。
春分・秋分の時期には、中心部の穴(丸の隙間)を通して夕日が見えるそうです。
このように円月島に沈む夕陽は「日本の夕陽100選」に選ばれており、陽の沈む夕景の美しさは格別です。
ちなみに、夕日が沈む時間は、夏は18時30分頃、冬は16時30分頃となります。
南紀白浜を訪問した日には、あいにく雨に近い曇り空だったため、夕日撮影は断念し、ホテルハーヴェスト南紀田辺した翌朝、朝日に照らされる円月島の撮影ポイントを訪れてみました。
なお、時間があれば、白浜海底観光船のグラスボートへの乗船がお勧めです。
この辺りの海は透明度が高いことでも有名です。
所要25分ですが、きれいな海中の魚が見えたり、窓越しにはなりますが、円月島も望めます。
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円月島への交通アクセス・行き方ですが、JR紀勢本線の白浜駅から明光バス「臨海」行きに乗車して約17分です。
当方のオリジナル地図にてポイントした場所が、山側に5台ほど路肩に止められる駐車スペースになっています。
ただし、夕日の時間などにはだいぶ混雑するようです。
また、道路の横断には、くれぐれもご注意願います。
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