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鶴岡八幡宮 歴史観点からの観光参拝みどころ 駐車場の位置も

鶴岡八幡宮



鶴岡八幡宮(つるおか-はちまんぐう)は、神奈川県鎌倉市雪ノ下にある鎌倉を代表する神社で、国の史跡です。
鎌倉メインの観光スポットとも言える鶴岡八幡宮の見どころと一緒にご紹介してみます。
創建は、平安時代中期の1063年8月で、源頼義(みなもと-の-よりよし)が建てました。
河内源氏2代目棟梁である源頼義は、河内が本貫ですが、朝廷より陸奥守・鎮守府将軍を任命し、東北の安倍氏討伐にて活躍しました。
1062年にも奥州に赴き大軍を指揮し、厨川柵の戦いなどで安倍貞任に勝利し、前九年の役の終結させました。
そして1063年2月に、都に戻るとヒーローのように歓迎されています。
その後、事実上の引退をし、八幡太郎と呼ばれる源義家が昇進して、源氏の跡取りとしての行動が目立っています。
こうして、源義家は、長年の戦で亡くなった兵らを供養するかのように、河内源氏の氏神である石清水八幡宮を勧請して、壷井八幡宮(大阪府羽曳野市)、鎌倉・鶴岡若宮(鶴岡八幡宮の前身)、大宮八幡宮(東京都杉並区)などを創建しました。



当初の鶴岡若宮は、現在の場所ではなく、由比郷鶴岡(材木座1丁目)にあったようです。
1081年には、源義家(八幡太郎義家)が修復も行いました。

鶴岡八幡宮

それから約100年後、平家打倒の挙兵をするも、石橋山の戦いで敗れて、房総に逃亡していた源頼朝は、千葉常胤の協力を得ると、軍勢を増やしながら鎌倉に入ります。
1180年10月12日、源頼朝は、現在の小林郷北山に鶴岡八幡宮を遷座させました。
そして、弟・源義経らが、壇ノ浦の戦いにて平氏を破ると「鎌倉幕府」を創立し、1192年には源頼朝が征夷大将軍となりました。

鶴岡八幡宮

鎌倉幕府は、鶴岡八幡宮の社殿を中心に、幕府の施設を周辺に整備していきます。
鶴岡八幡宮の参道は若宮大路と呼ばれ、由比ヶ浜から八幡宮まで一直線に鎌倉の中心を貫いており、京の朱雀大路を源頼朝が模したとされます。
鶴岡八幡宮の境内入口には「源平池」が左右に並んでいますが、北条政子が掘らせたと伝わります。
源義経を慕って鎌倉を訪れた静御前が、源頼朝の求めに応じて舞ったのも鶴岡八幡宮でした。

鶴岡八幡宮

1219年1月27日、源頼家の子で、八幡宮の別当の公暁が、待ち伏せして源実朝を殺害したのも境内です。

鶴岡八幡宮

25あった僧坊も、鎌倉幕府が終ると、一時衰退しましたが、日本で初めての武家政権が築いた鶴岡八幡宮は、武将らから厚く崇拝されました。



戦国時代に入ると、1526年、里見義豊・里見実堯が玉縄城攻略のため、海から鎌倉に上陸します。
これを、迎撃した小田原城主・北条氏綱と「鶴岡八幡宮の戦い」になっています。
鶴岡八幡宮は火災となり、市中に延焼が広がる可能性もあったことから、里見勢は舟で撤退しました。

鶴岡八幡宮

源氏や鎌倉の守護神を炎上させたと言う里見氏の信用は低下し、戦後、北条氏綱が鶴岡八幡宮の再建を開始しますが、小弓公方・足利義明や里美義豊も、協力させられています。
こうして里見氏も衰退し、第1次・国府台の戦いにて、壊滅的打撃を受けることになります。
鶴岡八幡宮の社殿は、1540年には復活したようです。
その後、1561年には上杉謙信(長尾景虎)が、小田原城を包囲しますが、その帰り道に、鶴岡八幡宮に寄って、関東管領就任の拝賀式を執り行っています。
1590年、豊臣秀吉も、小田原攻めのあとに参拝したとされます。



下記は、境内にあるも、小高い丘にある丸山稲荷社で、本殿は国の重要文化財です。

丸山稲荷社

その後、江戸時代後期の1828年に、江戸幕府11代将軍・徳川家斉の命により、鶴岡八幡宮の本殿などが造営されましたが、その時の社殿が現存している本宮で、国の重要文化財に指定されています。
この時、建てられた大鳥居(一の鳥居)も、国重要文化座です。

鶴岡八幡宮

撮影禁止のため写真でご紹介できない部分ですが、本宮の左奥に進むと、有料拝観エリアとなります。
そんなにたくさんお金を納める必要もありませんので、ぜひ、足を伸ばしてみて頂ければと存じます。



ちなみに、鶴岡八幡宮の「おみくじ」は、凶が多いとされます。
大凶もありますので、凶おみくじ専用の投函場所(供養)もあります。

鶴岡八幡宮

初詣も大人気な鎌倉の鶴岡八幡宮への交通アクセス・行き方ですが、JR横須賀線・江ノ電の鎌倉駅「東口」より徒歩約10分の距離となります。
有料駐車場は、北鎌倉駅から鎌倉に入って行く道路沿いに、1時間600円でありますので、当方のオリジナル地図にてポイントしておきます。
ただし、平日でも道路は渋滞します。

境内の見学所要時間(観光所要時間)ですが、初詣でない通常期は30分~60分程度です。

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髙田

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