羽田空港の国内線駐車場ですが、最近は混雑して「満車」と言う日もあります。
昔は、満車で駐車できなかったなんてことは無かったのですが、土日祝、年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み期間中、連休などを中心に、羽田空港にある公共駐車場4箇所「すべて」が「満車」になる日も出ており、パーキング難民になりかねません。
そもそも羽田空港の駐車場をご紹介いたしますと、P1、P2、P3、P4と、4つあり、それぞれ2500台、合計で1万台が駐車できるようになっています。
どこに止めても、料金は概ね同じで1日1530円(繁忙期は2140円)が適用されます。
新しくできた国際線ターミナル併設のP5は、少し高いですが、国内線が満車の場合には、選択肢のひとつになります。
駐車場の予約ができる
混雑するようになり、P2、P3、P4に関しては現在「事前予約」が可能となっています。
昔は予約制はありませんでしたので、これも混雑を受けてからの話です。
30日前から予約ができます。
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1ヵ月前ではなく30日前の朝10時を回った時点から予約ができます。
予約はインターネット上から可能で、車のナンバーが必要です。(電話予約はできません)
最初だけ会員登録が必要ですので、予定が決まっている場合には、先に会員登録だけ済ませておくと、予約時にその分手間が省け、早く予約完了できます。
当日は、予約専用ゲートから入庫できますので、満車で並んでいる車列とは別にスムーズに入ることが可能です。
予約しますと、1000円の予約代はが、駐車料金と別途に合算されて出庫時に支払うと言う方法となります。
※予約した際に1000円をクレジットカードにて、事前に決済する方式に変更となりました。
要するに、予約料金も別途必要な訳ですが、止められない可能性を考えますと、1000円は仕方ない出費です。
ただし、予約枠は台数が500台分(20%)など、限られていますので、その予約もすぐに一杯になる日程も出てきます。
とにかく早めに予約することが肝心です。
なお、駐車場は24時間営業ですので「早朝」に入れる場合には、比較的「空車」のときが多いです。
そのため、予約していない場合には、実質的には「とにかく早く行く」方法しかないと言うところです。
※空車は当方が保証する訳ではありませんので、参考でお願い申し上げます。
※羽田空港のターミナルへの人の立ち入りは、朝5:00~24:00しか入れませんのでご確認申し上げます。
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なお、P1は予約ができません。
日本航空の西行きをよく利用する小生にとっては、非常に不便でなりません。
羽田空港 国内線駐車場
P1
JAL(日本航空)(西に向かう便)
JTA(日本トランスオーシャン航空)
SFJ(スターフライヤー)※北九州空港行き
P2
JAL(日本航空)(北に向かう便)
スカイマーク
P3
ANA(全日本空輸)
エア・ドゥ
スカイネットアジア航空
SFJ(スターフライヤー)※福岡・山口宇部・関西空港行き
P4
ANA(全日本空輸)
※ANAの北九州空港(共同運航便)はP1駐車場が便利
予約は、予約受付開始となる夜中12時に予約すれば、概ね、予約は取れるかと存じます。
ただし、事前に会員登録だけは済ませておいて、予約する際にはログインだけで済むように準備しておきましょう。
羽田空港の予約ができる駐車場の規定としては、1000円が別途必要なインターネット予約をしたとしても、以前は、当日でも予約のキャンセルが出来ました。
しかし、予約した場合の1000円が事前のカード決済となり、キャンセルする場合、キャンセル料が必要と改定されました。
民間駐車場を予約する
羽田空港のP1、P2、P3、P4駐車場が満車になると、当然、駐車場に入れないクルマが「長蛇の列」となって、周辺道路は混雑致します。
渋滞・満車でも、飛行機の時間に間に合わなくても、航空機の出発は待ってくれませんので、最悪、搭乗できない(航空券が無駄になる)と言うケースも発生するでしょう。
最悪、駐車できるまで、2時間待ちと言う事もあるようです。
回避する方法としては、電車で行く、電車で行って空港近くに「前泊」するなどもありますが、現実的なのは「民間駐車場」を利用する方法があります。
羽田空港は埋め立て地にありますので、近隣にあると言うわけではないのですが、羽田空港周辺には「民間駐車場」があります。
最近は、民間駐車場も満車になることがありますので、もちろん「完全予約制」のところがほとんどです。
なお、民間駐車場に車を預ける際には「カギ」も一緒に預けることが多いです。
要するに、預けた車は、係員さんが運転して一般道を走行し、受付場所とは別の離れた駐車場に車を止めて保管するケースが多いのです。
クルマで民間駐車場の受付に行きますと、係員さんが車を運転して、別の保管場所に移動させ、帰る日時に車をまたもって来てくれていると言うパターンになります。
自分や他の搭乗者は、受付から空港までは、民間駐車場の送迎車にてピストン輸送して「無料送迎」してくれます。
移動時間はだいたい15分~20分程度の民間駐車場が多いですが、首都高も事故渋滞などで混雑する場合もありますし、送迎車を待つ時間もありますので、空港に到着したい時間(出発時間ではありません)の30分~40分前までには、民間駐車場に到着したいところです。
下記はオススメの民間駐車場です。
いくつか掲載させて頂きます。
サンパーキング
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サンパーキング羽田浮島店さんは約800台収容と規模もあり、民間駐車場の中ではかなり便利ですので、とてもお勧めです。
首都高湾岸線(またはアクアライン)の浮島IC出口から約1分の距離で、送迎車で羽田空港までは約10分です。
送迎車もマイクロバスで、ピストン輸送してくれます。目立つ色のバスなので、帰りもわかりやすいです。
車の保管場所も防犯カメラ・赤外線センサーだけでなく24時間有人監視しているそうで、セキュリティーも高く、駐車場管理賠償責任保険にも入っています。
屋根のない駐車場で保管となりますので、2~3日もすると車のボディーが汚れることがあるのですが、オプションで帰りの間際に「洗車」(料金必要)もしてくれます。
そして、クレジットカードで事前に決済できます。
当日、旅行カバンの中から財布を出したりするのは、非常に面倒ですし、清算だけで混雑して時間を取られるのもイヤですので、カード決済が事前にできるのはありがたいです。
オンライン予約は出発前日の23時までとなります。(当日予約は電話で可能ですが電話受付時間は朝9時~18時)
前日の営業時間までに連絡ができれば、キャンセル料はかかりません。(当日は100%のキャンセル料が必要です。)
下記の地図ポイント地点に車を運転して行けばOKです。
横浜・川崎や千葉方面からは便利ですね。
予約をする際には、間違えて成田空港のほうで予約しないようご注意願います。
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エイトパーキング
上記でご紹介したサンパーキングさんの東脇に受付があるのがエイトパーキングさんです。
エイトパーキングさんは大手旅行会社の指定駐車場にもなっていますので、安心感があります。
クルマが移動されても駐車場内での移動であり、完全鋪装の駐車場で保管されますので、砂ぼこりが少なく汚れにくいです。
また、保管中は、ALSOK夜間赤外線システムで管理もされており、自動車管理者賠償責任保険にも加入しています。
無料送迎バスは4台あり、約15分間隔(繁忙期は10分間隔)で羽田空港まで運行されます。
支払いは当日に現金のみで、クレジットカード清算はできません。
電話予約は年中無休で朝5時~23時30分まで可能で、当日予約はフライト時間の3時間前までに電話で可能です。
下記では東京方面から便利な京浜島の民間駐車場をご紹介します。
つばさパーキング
東京方面から便利な羽田空港の民間駐車場です。
外車や大きな車は預けられませんので、ホームページにて事前にチェック願います。
無料送迎はマイクロバス・ワンボックスで、受付ごとに随時送迎車を発車する体制を取っており、羽田空港までの所要時間は約10分です。
満車でなければ当日でもインターネット上から予約可能、直前予約できます。
クレジットカードはVISAとマスターが使えます。
外車(海外メーカー車)不可です。
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民間駐車場の欠点としては、繁忙期は駐車料金が高くなるなど、料金が一定ではないので、わかりにくいところです。
なお、このような民間駐車場の場合、クルマを受付した駐車場にて、帰るときまで保管されるとは限りません。
クルマは、その受付した場所から、駐車場係員さんが「運転」して、別の場所に移動させ保管することがあります。
そのため、クルマのカギは「預ける」方式となります。
また、係員さんの運転が伴うため、稀に「キズ」を付けられたなんてこともあるようです。(ほとんど大丈夫だとは存じますが)
そのため民間の場合「駐車場管理賠償責任保険」に入っている駐車場が多いと言う事になります。
また、荷物が大きい場合、多い場合、長い場合などには、事前に駐車場に相談しておきましょう。
当日の羽田空港の駐車場混雑情報は、インターネット上にて表示されます。
どうしても満車のときに向かう場合には、東京都大田区のコインパーキングを利用するのもひとつの手だと存じます。
ただし、基本的には48時間までの駐車ですし、1日1500円などの駐車場でも、何日も止めますと、上限規定はなくなることが多々あります。
これは、駐車料金の精算機が9999円までしか対応していないなどの理由があります。
そのあたりは自己責任にてお願い申し上げます。
個人取引のパーキング
最後に奥の手です。
それは、最近増えている個人取引を仲介してくれる駐車場予約サービスです。
例えば下記の軒先parkingさん・・。
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あとは、下記のアキッパ(akippa)さんも、蒲田駅から羽田空港の間で、利用可能な民間駐車場が多いです。
最大の特徴は、事前に予約ができて、駐車場を確保できることです。
ただし、送迎はありませんので、最寄りの駅までは歩いて行って、電車で羽田空港に自ら向かう必要はありますので、早めに出かける必要性もあります。
駅から遠い場所しか確保できなかった場合には、タクシーを呼んだ方が良いかもしれません。
しかし、駐車料金的には「安い」場合が多く、連泊での事前予約できるのが特徴です。
注意しなくてはならないのは、駐車場のスペース(広さ)です。
注意事項などに掲載されているのですが、バイクしかだめ、軽自動車でないと無理など、駐車場の大きさが均一ではありません。
また、駐車場によっては、土日は貸し出しなし、夜間だけや昼間だけなんてところもありますので、全日(一日中)止められるのかも、早朝や夜間の出し入れができるのか?といった条件も時間を確認しておく必要があります。
あと、直近2週間先までしか予約ができないなど、それよりも先の分は予約が取れなかったりします。
なお、満車でもキャンセルが出たら、メールがもらえるような機能もあります。
最後に頼りになるのは下記です。
蒲田など羽田空港から少し離れてもよければ、タイムズさんの予約駐車場ですので、比較的安心もできます。
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名鉄協商パーキング
執筆時点で、コインパーキングの名鉄協商パーキングだと、駐車してからインターネットで申告することで48時間以上の駐車が可能です。
1泊2日(48時間以内)でしたら、そのまま止めてOK。
3日間以上~7日までの旅行の場合には、止められたあとにホームページから申請送信できます。
京急・穴守稲荷駅など徒歩圏内にあります。
羽田近くの名鉄協商パーキング
予約はできませんので、朝7時など早い時間までに到着するか?、近くまで行ってホームページから空き状況を確認して向かう事ができると良いかも知れません。
追記
2017年より、羽田空港のP1・P2・P3・P4が、混雑時期に「値上げ」されました。
2020年の駐車料金が高い時期は下記のとおりです。
ゴールデンウィーク・夏期・年末年始
上記日程は「多客期の駐車料金」として、3日間まで610円が加算されます。
ちょっと分かりにくいのですが、1日上限が1530円だったのが610円高くなって2140円となるのが、1日・2日・3日目までとなり、4日目以降は1530円となります。
すなわち、3日間料金だと4590円が6420円となります。
加算時期は毎年見直しされます。
以上、羽田空港の駐車場事情と、民間駐車場などのご案内でした。
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昔は満車になる心配なんて無かったのですが、羽田空港の駐車場が満車になるのは本当に不便でなりません。
国際線ターミナルも増設しますと、ただでさえ羽田空港・国際線の新しい駐車場もすぐに満車になるので、余計にクルマが国内線の方にも流れてきます。
天空橋駅あたりの空いている土地や、首都高の地下にでも、駐車場を増設(新設)するんなんてことは、埋立地だけに難しいのでしょうかね?
日本橋の首都高地下化の予算があるくらいでしたら、そもそも、予約などせずとも、いつでも駐車できる羽田空港になることを望む次第です。
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羽田空港内駐車場の記事読ませて頂きました。とても参考になりました。
ひとつ、朗報が。30日前に、P3に予約したいと思い必死にアクセスしましたが、結局予約は取れませんでした。15日前頃に再度アクセスしたら、混雑となっており、これは行けるかなと予約したら、予約取れました。こんなラッキーなこともあるのですね。
嬉しくて、メールしてしまいまいた。
ちなみに、今回の予約は、9月1日~2日甲子園球場に巨人阪神戦ナイター観戦です。翌日、USJにでも行ければと考えております。