息栖神社(いきす-じんじゃ)は、茨城県神栖市息栖にある神社。
社伝によると、第15代・応神天皇の代に神栖市日川に創建されたのが始まりで、807年4月13日、藤原内麻呂によって現在の場所に移転したとされます。
主祭神は久那戸神(くなどのかみ)となりますが、この神様は、日本神話に出て来る葦原中国平定において、東国へ先導した神(協力した神)となります。
古くから香取神宮・鹿島神宮と並んで「東国三社」と称されたていたと言います。
鎌倉時代に元寇があった際には、朝廷から国家安泰を祈願する勅使が派遣されていました。
明治にも勅使が2回派遣されています。
なお、息栖神社よりも西側にある常陸利根川のほとりに、一の鳥居があります。
その鳥居の両側には、忍潮井(おしおい)と呼ばれる2つの井戸があります。
伊勢の明星井(忍塩井)、山城(京都・伏見)の直井」とともに日本三霊水の一つとされます。
ただし、伏見の直井は、どの湧水なのか、さっぱり分かりません。
忍潮井(忍塩井)はそれぞれ「男瓶」「女瓶」と2つの土器からキレイな水が湧き出ています。
しかし、周りに丘なども見えない平坦な場所に、水が湧き出ている訳ですので、驚きです。
良く見えるとご利益があるそうですが、お陰様で、よく見えました。
実際には、境内に湧いている清水をこの一の鳥居のほうにも敷いているようですが、それこそ、かなりの自然の「パワー」がないと、こんな海抜も低い平野部に湧き水なんて無い訳ですので、まさに真のパワースポットと言えるでしょう。
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交通アクセスですが、JR東日本の小見川駅・潮来駅・鹿島神宮駅から、タクシーで約20分となります。
車の場合には、神社の入口脇に無料駐車場が完備されています。
2000年以上の歴史を持つ息栖神社、そんなに混雑もしておらずお勧めの観光地です。
息栖神社から鹿島神宮、香取神社へは、どちらも車で20分程度の距離です。
元気をもらいましょう。
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