島根県立古代出雲歴史博物館は、出雲大社の東隣にある歴史博物館です。
出雲大社から東へ徒歩5分のところにあり、古代出雲や出雲大社の歴史、文化を知ることができます。
古代出雲大社の1/10スケールの模型や、銅剣・銅鐸・銅矛などの国宝が展示されており、見る者を圧倒します。
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有料の入場口を入った中央ロビーには、2000年に出雲大社の境内から出土した宇豆柱が展示されています。
とても大きな柱が3つ合わせて、強度を高めているのが、よくわかります。
鎌倉時代前半の宝治2年(1248年)に造営された、本殿を支えていた柱である可能性が高いとのことです。
このように、3本を合わせて補強した柱を使って平安時代に建てられていた、出雲大社・本殿の10分の1模型も展示されていました。
スケールを小さくしていても、かなり大きいのですが、平安時代より前には、高さ96mもあったと言いますので、驚きです。
下記は、荒神谷遺跡から出土した銅剣摸鋳品の展示ですが、数がとても多く、圧巻です。
もちろん「国宝」です。
中には撮影禁止の展示物もありますが、大半は、写真撮影が許されており、このようにご紹介できております。
いくつか、部屋が分かれておりまして、総合展示室では、石見銀山などの展示もされていました。
また、時間が無かったので、拝見はしませんでしたが、中央ロビーに出て、別の部屋になる「出雲神話回廊」は、神話シアター(映画)となっており、1回20分の内容で、30分毎に放映されます。
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古代出雲歴史博物館の見学所要時間ですが、60分~90分といったところです。
県立の博物館と言う事で、これだけの展示で入館料は、安いです。
他にも時期によっては、常設展示以外に、臨時の「企画展示」が行われており、セット券などもあります。
出雲大社の参拝の帰りに、徒歩で寄ることができますが、出雲歴史博物館単独でも無料駐車場が244台確保されています。
博物館も寄る予定でしたから、最初に、博物館の駐車場に止めて、先に出雲大社でお参りしても良いでしょう。
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