おのころ池は、宮崎県西臼杵郡高千穂町高千穂峡にあり、湧水が注がれてできた池です。
高千穂で有名な真名井の滝には、この「おのころ池」の水が、滝となって五ヶ瀬川峡谷に流れ落ちていると言う事になります。
とても透き通った水の中には、涼しげな顔でチョウザメや、コイが元気に泳いでいます。
なんで、高千穂の「おのころ池」に、チョウザメがいるのか?
その理由は下記の通りです。
チョウザメは、ご存知の通り、世界三大珍味のひとつとされる「キャビア」が、チョウザメの卵と言う事になります。
そのチョウザメから「宮崎キャビア」を生産するため、チョウザメの養殖を、このキレイな水質を使って行っているとの事らしいです。
ちなみに「エサ」もあげられるようになっており、湖畔では100円で無人販売されています。
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おのころ池の真ん中には、イザナギノミコトとイザナミノミコトが生み出したと言う「おのころ島」があります。
現在は、小さな祠が祭られた小島になっています。
これは伊邪那岐命と伊邪那美命が持つ天沼矛(あめのぬぼこ)のの先から落ちた「しずく」が、固まってできたと島であると伝わります。
また、イザナギ・イザナミは、ここで結婚式を行ったとも言われています。
そして、鵜の鳥は神に仕える神聖な鳥とされてきました。
毎年4月に行われる高千穂神社の例祭では、「浜くだり」のみこしが、おのころ島のまわりを3回まわって、みそぎが行なわれます。
おのころ池への交通アクセス・行き方ですが、高千穂峡の「真名井の滝」のすぐ脇にあり、遊歩道もあれます。
位置関係は、当方のオリジナル九州地図でもご確認いただけますと幸いです。
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