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北海道の道東はオホーツク海に面した網走から、斜里町を抜けて知床半島のウトロへと向かう国道334号線沿いには、ちょっとした立ち寄り・観光スポットが点在します。
いずれも駐車場からそんなに歩きませんので、短時間で観光できると言う利点もあります。
その代表的な、オシンコシンの滝・三段の滝・遠音別川鮭魚溯上觀覽設施を一挙にご紹介したいと存じます。
まずは、東へと向かう順番で、最初は遠音別川鮭魚溯上觀覽設施です。
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遠音別川鮭魚溯上觀覽設施
遠音別川(おんねべつ)がオホーツク海にそそがれています。
知床半島は、海に注がれる際に「滝」になっている川もあるのですが、この遠音別川は滝が無く、また川幅も5m~10m程度と比較的細いうえ、水深がそんなに深くない、浅い状態です。
そのため、サケ、カラフトマスの遡上を見学するには、絶好のポイントとなっています。
遠音別川サケ・マス遡上観覧施設と言い、川岸まで降りれるよう整備もされています。
例年であれば、8月下旬から9月頃にはカラフトマスの遡上、10月中旬~10月下旬には、サケの遡上がピークを迎えます。
今回は、10月下旬に訪問してみたのですが、全く見えませんでした。
すぐ上流にはサケマスふ化場がありますが、そこは基本的に立入禁止です。
観光バスは橋の上に短時間停車して、サケの遡上を見せるケースが多いので、レンタカーなどで走行する際にはご注意願います。
遠音別橋の東側で崖側となる国道沿いに駐車スペースもあります。
入場料などは無料ですが、トイレなどありませんので、念のため記載しておきます。
JR釧網本線の知床斜里駅からだと、タクシーで20分くらいです。
地図は当方のオリジナル北海道マップをご参照願います。
オシンコシンの滝
次はオシンコシンの滝です。
チャラッセナイ川の河口付近にある滝で、日本の滝百選にも選ばれています。
標高は70メートルの崖上から、落差は50メートルあり、途中から流れが2つに分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれます。
ただ、滝の近くから見学する形のため、写真だと全容が分かりにくいです。
動画も撮影してみましたので、雰囲気がより分かりやすいと存じます。
よければ、ご覧ください。
昔は、駐車場と滝がある程度だったのですが、知床八景の一つにも数えられていることから、今では売店やトイレも整備されています。
駐車場から1~2分でオシンコシンの滝に到達できますので、とても便利です。
もちろん、入場料などは無料です。
三段の滝
三段の滝(さんだんのたき)は、知床の滝と言うと、オシンコシンの滝、カムイワッカの滝が有名となりますが、三段の滝も、本州ではたくさん観光客が訪れるレベル豪快な滝です。
しかし、大自然豊かな世界遺産・知床半島では、見劣りしてしまいますが、それでも綺麗な滝ですので、一見の価値はあります。
三段にはなっているのですが、一番上が小さく、また木々があるため、見にくいです。
と言う事で、こちらも動画を撮影してみましたので、よければ、ご覧頂けますと幸いです。
以上、3スポットは、すべて海岸沿いの国道の脇に駐車場があり、歩いてすぐのところで見学できますので、ちょっと立ち寄るのにも、もってこいです。
観光バスの場合、オシンコシンの滝では下車することがあっても、三段の滝は、車窓からで済ませてしまう事が多いです。
駐車スペースもありますので、時間がある場合には、是非お立ち寄りください。
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以上、3施設がある場所は、当方独自の北海道地図にてわかるようにしてあります。
それぞれ、そんなに離れていません。
・知床斜里「天に続く道」一度は見ておきたい斜里町の絶景ルート
・小清水原生花園と濤沸湖~オホーツク海と湿原と知床連山が一挙に
・知床半島のクルーズ船5社を徹底解説 ウトロ港発「知床の観光船」
・カムイワッカ湯の滝と世界遺産の知床半島「自然の本気」を感じる旅
・知床五湖と知床連山~世界自然遺産知床随一の観光スポット攻略法
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