なんでも宮崎の日南には、イースター島にある「モアイ像」があると言うので、3泊4日間の宮崎滞在中に立ち寄ってみました。
最初に申し上げておきますが、このモアイ像は、単なる珍しさからここに設置された訳ではありません。
チリ領の南太平洋上の沖3800kmに位置するイースター島には約9000体もの、モアイ像があると言います。
12世紀から15世紀の間に造られた古いもので、よくテレビや写真で紹介される観光スポットの高さ5mを超える15体のモアイは、チリ大地震で倒壊し周辺に倒れていました。
その惨状を知った日本のクレーンメーカー・株式会社タダノさんが、50トンクレーンを無償で送り、アフ・トンガリキのモアイたちは3年掛けて再び起立したのです。
そして、今では世界遺産となっています。
アフで立ったモアイ15体の他には、約5体ほどしかイースター島でも立っていないと言います。
そして、太平洋がとてもキレイに望める、日南にもモアイをと言うことになり、(株)タダノさんと、サンメッセ日南の母体である一燈園さんとの縁があったことから、イースター島の長老会は、世界で初めてモアイを日本で復刻する事を許可したのです。
世界で初めてイースター島の長老会から正式許可を頂いて、忠実に再現したのが、この7体の巨大なモアイ像ということになります。
台風も多いところですが風速60m/秒、また地震も震度9に耐えられる強固な設計になっているそうでして「強い」と言うことからも、サンメッセ日南にある7体のモアイは、いろいろな運気を上昇させるパワーがあるとされます。
海に向かって左側から順に「仕事運」「健康運」「恋愛運」そして真ん中が「全体運」、「結婚運」「金運」「学力運」ということで、実際にモアイに触ると効果があるとか・・。
好きなモアイとツーショット写真を撮ると、運気も上がるとされています。
なお、園内は広くて、最上部にはレストランがあります。
他には天空の塔(展望台)や資料館、ふれあい牧場などの施設もあります。
サンメッセ日南は、山の斜面にありますので、家族連れの場合には、有料のラウンドカーを借りて、坂道を登っていけば、園内くまなく、気軽に楽しめます。
運転手は、自動車の運転免許の提示が必要ですが、ペットのワンちゃんも一緒に乗れます。
カートを30分1000円で借りて、上まで行きレストランで食事をすると、カートの90分延長サービス券が貰えます。
実際問題、イースター島まで本物のモアイを見に行こうとしますと、飛行機に乗っているだけで約21時間掛かります。
当然、旅行費用も安くてひとり50万円ですので、精密に復元しているモアイを見ると言うだけでも、サンメッセ日南に行くことは価値があるかと存じます。
交通アクセスですが、海岸の景色も美して宮崎の県道220号線からそれて、道を上がって行きますと、駐車場の入口が見えてきます。
そのゲートで、大人1人700円を支払って、その先にある駐車場(220台)へとクルマを止めます。
0歳~3歳は無料です。
営業時間は、朝9時30分~17時で、定休日は第1水曜・第3水曜日。ただし8月は無休で、祝日は除くとなります。
駐車場はそんなに広くないので、GWやお盆期間中は、ちょっと、渋滞があるそうです。
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駐車場の入口は、当方のオリジナル九州地図をカーナビ代わりにご参照賜りますと幸いです。
路線バスなどで訪問された場合、荷物は売店にて無料で預かってくれます。
晴れていれば、眼下には真っ青な太平洋が待ってくれています。
ぜひ、お近くまで行かれた場合には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
鵜戸神宮もセットでどうぞ。
・鵜戸神宮~亀石の穴に投げる運玉もある太古からの信仰
・青島神社~鬼の洗濯岩に囲まれた歴史ある南国風の聖地
・馬ヶ背~日向岬にある心洗われる絶景・絶壁スポット
・都井岬灯台と日本の野生馬「御崎馬」~都井岬
・九州の史跡探訪用オリジナル地図(カーナビ代わりにも)
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